自分の中に毒を持て<新装版>

51件の記録
- あき@4rcoid2025年9月30日読み終わった岡本太郎の人生論。 人生とは己との闘い。 「道で己に逢うては己を殺せ」 成功とは結果ではなく"夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したか" 迷った時は危険だと思う道を選ぶ 危険だと感じる道は(本当は)自分が進みたい道。 プライドは"絶対感"であり他人からどう見られるかではない。 不恰好だろうと非力だろうと自分全体に責任を持って堂々と押し出していかなければならない。 人間はだれもが未熟。 未熟なもののほうが遥かに膨れ上がる可能性 しかし非力さ未熟さをマイナスに考えて、未熟なままだらしなく熟してしまわぬよう注意する。 現代社会は舗装された直通の高速道路のようなもの。 無難に安全な道に流されてしまい易く自失へと繋がる。 人生を強力に意識して自分から冒険(闘い)に全生命、全存在を賭けて進む。 純愛とは利害のない無条件の愛。 相手の好意に期待、孤独からの脱出、生活上の利益のためではない。 結婚は互いに縛り合い人間の可能性を潰し合う。 或いは結婚を自分のいまの不自由の言い訳にしている。 結婚が"人生の墓場"とならないためには夫婦である以前の無条件の男、女という立場である必要がある。 最も親密であると同時に互いが外から眺め返すという視点。 人間の歴史は元は自然や環境との闘いだった。 その中で行き貫いた人間文化の歴史もまた人間という"自然" 経済社会である現在では自分自身を無償に無目的に表現し続ける"芸術"が必要。 本書のタイトルである"毒"とははっきりとは本書に書かれていないが自分自身の人間としての意志であり芯のことなのかなと思った。 とかく波風を立てず無難で安全な方向に流されてしまいがちな現代人としての性を、かつての生きるために自然と闘っていた時のような意志で打ち破り闘い続けることが"ほんとうの人生であり幸せ"ということか。
- いわたかな@iwatakana2025年9月1日読み終わった最近、「いっつもいいこと言ってるな〜」と思って、岡本太郎名言botをフォローした。そういえば夫が岡本太郎の本持ってたような気がして、本棚を探してみたらやっぱりあった。 こわいほうに行けとか、そのままの自分をぶつけろとか、そういう言葉がこの本にはいっぱい出てくる。私は反対の人生を歩んできてしまったと思うから、自分にない要素を取り入れるつもりで読んだ。 今の時代に、岡本太郎みたいなことを言ってる人がいてもおかしくないけど、これを戦後の日本で主張して活動してたって本当にすごい。背中を押される一冊だった。
- だるま@daruma_01062025年6月26日読み終わった最近読んだ本(過去の握力未来の浮力、スマホ時代の哲学など)とリンクする内容で、刺激になった。人から言われてとか、人に褒められるからではなく、自分から湧き上がる衝動で何かを作ろう、生み出そうというメッセージ。鬱々とした気持ちでずっといるのではなく、「じゃあどうしたい?」で自分の向かうところを決めていく必要があるのだろうなと。
- だるま@daruma_01062025年6月22日読んでる冒頭の文章から、自分に刺さっている。 「財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。」思い出や記録が大好きで書き溜めたノートが堆く積まれているぞ。どうする私。 辛い時は自分を肯定する本を読むのがいいけど、普段は自分を刺してくる刺激的な本を読むのがいいかもと最近思い始めた。
- ミチル@chiru6x62025年6月12日読み終わった様々な話題が出てくるものの、言っていることは最初から最後まで変わらず、終始断定的な言い回しで、合う合わないがありそうではある。 わたしはわりと好きだったけど。
- YS@read_book2025年5月3日読み終わった@ 自宅全力で生きるという哲学。「あなたは常識人間を捨てられるか」このような本を読むといつも、それはそうなんだが…でもこれを間に受けてそのまま実行したらどうなってしまうんだろう、と思って結局変わることができない。簡単なところから少しずつ変えられればいいなと思う。
- ゆかり@yukari2025年4月5日読み終わった@ 自宅普段、目に見えてわかる失敗やリスクを避けてしまいがちだけど、むしろその逆境や結果を楽しんでいくような強い気持ち、心意気、そういうものをもう少しもったら今より充実した気持ちで日々を過ごせるかもしれない、と感じました。 やりたいことをやってみる、自分の考えで行動してみる、単純なようで勇気のいるそれらを、これからはもう少し挑戦してみたい。
- 斎加志ゆきまさ@yukiiro_kiyoi2024年4月13日買った読み終わったまた読みたい@ ゲオスーパーブックス八橋店2024年4月13日読了。 太陽の塔、芸術は爆発だの人。たまに見かけるタローマンっていうのとどう関係あるの?と、私もよくわかっていなかったのですが、平積みがラスト1冊だったので購入。結論から言うと買って良かったです。 全く違う生き方、考え方に圧倒されました。 つらいとき、挫けそうなとき、落ち込んだとき、人生に悩んだとき……あえて困難な方を選び自分自身に立ち向かう勇気が湧いてきました。 タローマンとの関係はまだいまいちわかっていません。