山の時刻(とき)
19件の記録
ON READING@onreading2026年2月3日読み終わった@ ON READING『山と山小屋』の名コンビ、小林百合子(文)と野川かさね(写真)による、「山に流れる時間」を刻んだビジュアルエッセイ。 一瞬で過ぎ去ってしまう、儚く美しい山の情景。それに目を凝らし、撮影を続ける写真家・野川かさねが撮り溜めてきた膨大な写真の中から129枚の珠玉の作品を厳選。それらからインスピレーションを得て生まれた、小林百合子による四季折々、山にまつわる120の言葉と散文を収録。 霧に覆われた山容、可憐な野花、朝日をあびるテント、かごに盛られたトースト、朝露がきらめく湿原。 小屋の人から差し出されたしるこ、すれ違った人と交わした言葉、友がもらした感嘆の声。 ああ、私も知っている、と思う。もうこの時、私たちは「山の時刻」にいる。 「街の時間」とは異なる、おおらかで美しい流れに身をゆだねた時、これまで気づかなかった、ささやかでも大切なものが見えてくる。



れい@maaa6k2026年1月20日読み終わった覚えるくらい読みたい本だけれど一読しての感想。 わたしは山に登る人だけれど、それでも知らない時間がたくさんたくさんあった。どれだけ山に通い、どれだけ注意深く眺めて、感じて、聴いたら、こんなにたくさんの細やかな時間の流れを感じることができるんだろう。それを思うと気が遠くなるような、でもそんなふうに感じてみたいと思わせられた。
かな@kk714000262025年12月28日読み終わったp.147 あらゆるものはいつか失われてしまうから、私たちはそれをどうにかして留めておきたいと思う。フィルムにキャンバスに原稿用紙に、そして記憶の中に。山を歩く人はみな自分だけの方法でもって、忘れてしまいたくないと願う一瞬を残そうとする。

















