貝に続く場所にて
29件の記録
- ⏮️@apertures2026年4月6日読み終わった何が言いたいのかわからないというレビューを見てびびってたが、確かに抽象的ではあるけどそこまでではなかった。最近考えてることと似てるからかもしれない 死者を記憶すること/想起することの恣意性、「東日本大震災」として総体的に語られる際に平均化され隅に追いやられる一人ひとりの境遇 この物語化が作中ではさらりと「記憶喪失」と呼ばれるが、とても厳しく的を射たワードだと思う 幸いそういった経験は自分にはまだないが、もしこの先誰かと破滅的な別れをした時、距離を誤魔化さずに向き合い、そして手を離すことができるか。あるいは自分に深くは関わらない死を正しく悼むことができるか




あとらく@atoraku_2026年2月15日読み終わったできごととの距離感を保とうとする語りがイメージを連れてきて、そのイメージのほうが持物(アトリビュート)としての手触りを生み出すとき、距離を保ったまま何かが祈られる 見つめないことを描ききっているなと思った
結城@aori2025年11月28日読み終わったaudibleオーディブルで聴き終わった。 数年前に書店で見かけて気になっていた小説。 悲劇に見舞われることで人も土地もその出来事に象徴されることになる暴力性と、忘却という罪や痛みの間で、その悲劇に向き合おうとする人々の物語だった。 その悲劇が全てではないが、決して切り離すことのできない一部でもあるという難しさ。 作中に出てくる漱石の『夢十夜』をきちんと読んでみたくなった。 朗読も雰囲気があってとても良かったのだけど、これは書籍で読んだ方がわかりやすかったかもしれないな。 (朗読 ささきのぞみ)




mq@365co2025年10月20日読み終わった読み終わりました なんとか…… 純文学を読む経験が少なすぎてちまちまちまちまと読んだ なんて言えばいいのか難しいよ〜〜過去と今が溶け合っていてそれがなんか不穏で濁った色をしていて………不思議だった……純文学筋肉をつけてまた読み返したい

🦢@13_rooms2025年9月22日読み終わった3月11日に永訣のわかれをしたはずの友人の幽霊と再会する話。硬質で水際だった文章がとても美しい。静謐で、おだやかで、どこか現実から遠いドイツの生活のなかにすっと死者の翳が入り込んでくる様が、かえって主人公の傷を物語るようで痛ましかった。ひとたび失ってしまったら決して贖えないものがあること、喪失によってしか覚えておけないものがあること。そういう痛みと祈りを活字にすることでしか留めて置けないものがきっとあったのだろうなとおもう。 「痛みには耐えられないことを、大人が気をつけなくてはならない」「慣れていると思っても、それは痛みを巡る記憶から距離を置いたと思っているだけ」がひときわ印象深かった。
momiji@momiji_book2025年7月22日読み終わったまず、言葉選びが好みでした。繊細で幻想的。少しずつ物語の輪郭が見えてくるのもいいですね。 ドイツを舞台に、他の震災小説とはまた違った視点と思います。 文量は多くないものの、何度も読み返した為か濃厚な読後感。

















