燃やされた中世写本
27件の記録
佐波長太郎@sabatyou2026年6月5日読み終わったそれまで知らず、たまたま書店でタイトルに惹かれて買った本。久々に小説以外を読んだ。 さして長くはないのが残念だが、読んで良かったと思える本ではあった。つい文芸作品にばかり目が行きがちだが犯罪などの記録文書がよく燃やされたこと、政治的ではなさそうと見なされて猟犬係の長に関する業務用文書が焚書を免れたこと、作品そのものは焼失してもそれに関する当時までの研究から「悦楽の園」などはある程度内容が推察出来ることなどが印象に残った。 以前読んだ『書物の破壊の世界史』をの内容を補完するようなイメージを提示でしていた気がする。 やや関係ないが、アイルランド内戦とそこで焼失した書物の話が途中にあり、そういえばアイルランドにはそういう血腥い歴史があるらしいと改めて思い知った。今読んでいる北アイルランド人作家アンナ・バーンズの書いた『ミルクマン』にもそんな雰囲気が漂っている。いつかそこら辺の歴史に関する本を読んでおきたい。




































