バベットの晩餐会
9件の記録
読書記録@records2025年11月3日読み始めた読み終わったまだ読んでる表題作のみ読了。 「あなたがたには想像することがおできになるでしょうか。お祈りをしようにもなにひとつ願いごとがないということが、人間の心にとってどんな意味を持っているかということを。」p.46 というバベットのセリフが印象に残った。 内戦で家族を殺され亡命して他国で家政婦をして生き延びているという境遇が想像を絶する。 美人姉妹を中心として周辺の人物が描かれていくのだけれど、これはバベット(家政婦)と姉妹に恋していた男たちの物語なんだなあと思った。 人生の話であり、芸術の話でもある。

いあに@IANI832025年5月25日買った読んでる『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』で取り上げられていた表題作は読了。最初に批評読んでいたからあらすじは知っていたのだけど、料理を前にソワソワする登場人物たちが愛らしい。男性名を使っているが女性の作家とのこと。時代を感じる。




ぜち@zechl232025年3月16日ちょっと開いた泊まり仕事の日、雨、処方箋みたいに文庫もってきた、バベット読む。 思い返してみると、テーブルで自分たちの前に出された料理をどれひとつ思い出すこともできなかった。 「みなさんのため、ですって」とバベットはいった。「ちがいます。わたしのためだったのです」








lenco@lenco2025年3月10日手離したくないたった一冊しか本を持っていられない、ほかの本はすべて手離さないといけない…となったらどの本選ぶ?という究極のやつを思い浮かべる時、なんとなくだけどきっとこの本かなぁと思っている。この一冊で、わりといろいろなことが満たされる気がするから。










