ことばの食卓

33件の記録
- mimitome@mimitome2025年8月3日読み終わったまずもって装丁優勝だと思います。出過ぎない鮮やかさと控えめなオシャレ感。 その上で、もっとも愛着のあるのは「夏の終り」。そんなに不味いオムレツがあるのかという思い(だって東京駅近くのお店でしょう?)と、オムレツと全く関係のない終り方が印象的。本題となんら関係のない流れを持ってきて唐突にそしてやや不気味に終わる感じは百合子あるあるですね。「誠実亭」もそうですね。 枇杷食べてみようかな。
- temachatowaltz@temari2025年3月19日かつて読んだ武田百合子さんの文章、言い回しがとても好き 「夏の終わり」に出てくる何だかへんな味のオムレツ オムレツについての表現が、そんなに不味いオムレツってどんなオムレツと興味が湧く。 自分がオムレツを焼く時にいつも思い出しクスッとする。 ペラペラめくっていたらまた読み返したくなった!
- 芳@kaoruno052025年3月6日読み終わった@ 自宅美味しいとか、食べる喜びみたいなプラスの面を描くのではなく、食べることの気味の悪さを描いているように思った。冒頭の枇杷の話と、牛乳、お雛様の話が好き。不味いオムライスの話、良かった。
- ひかり@hkr_hobbies2025年1月22日読み終わった普段は速読することが多いのですが、この本はじっくり味わいながら読みました。「食」という何気ないテーマをこんなにも美しく、ユニークに表現するとは…。言葉の選び方が見事で、引き込まれました。