2666

41件の記録
- カノン@h11e062025年9月26日『2666』考察ブログ エッセンシャル版 この考察が描き出すのは、ロベルト・ボラーニョの『2666』を貫く**「不穏な気配」**と、暴力や狂気が日常に溶け込んだ世界である。 その中で、登場人物たちはヒーローではなく**「僕らと変わらない」普通の人々として、それぞれの形で「心の平穏」や「落ち着き」**を必死に模索する。 このブログが最終的に見出すのは、巨大な悪の謎の解明ではない。それは、一人の作家とその生涯の理解者の間に生まれた、奇跡的な人間関係である。アルチンボルディと男爵令嬢の、言葉を超えた静かな繋がりこそが、この出口のない物語における唯一確かな**「出口」**であり、希望なのだと結論づけている。 感想長いので要約しました。 ブログです。 https://kanonntyann.blogspot.com/?m=1
- 茅野@mizuumis2025年7月11日読み終わったようやく読み終わり。消失点としての2666。ボラーニョはやっぱり文学と青春の部分がアガるので野生の探偵たちの方が好みではある(この小説だったら批評家たちの部が好きだ)が、こんなものを書いたら死んでよいと思うだろうな
- m4@m42025年5月14日読みたい放送大学「世界文学への招待」で「マジックリアリズムの浮沈」回で言及があり、やはり読もうかなあと思うなど。マジックリアリズムへの反発、否定ではない独自の路線を模索した作家たちとして。「百年の孤独のインパクト」の回といい、ニヤニヤしながら柳原先生のお話を聞きました。
- 茅野@mizuumis2025年3月9日読んでるフェイトの部おわり。ついこのあいだ見たツインピークスの単語がちらっと出てきて、たしかにリンチとボラーニョって近いかもと思う それにしても4321と併読することになってしまっており、両方半ばくらいの進捗でどうなんだ…
- 阿久津隆@akttkc2025年1月3日ふと思い出した@ SHOZO 黒磯本店去年読んだ『2666』の初読は2013年12月から翌年年明けにかけてというものだった。モヤの『無分別』を読んで、なんだこのラテンアメリカという土地の小説は、と思ったのがいつだったか、そこからただただラテンアメリカ文学を読み続け、『2666』をひとつの終着点と定めた。『2666』を読む直前はメキシコの歴史本を2冊読みすらした。それで臨んだ。何月何日から読み始めたのかは覚えていないが年末に黒磯でショーゾーで読んだ。少し高いところにあるカウンターの席でこの大きな本を広げていると、ショーゾーさんとおぼしき人が「すごい本ですね」と話しかけてきて、へへへ、そうなんです、とか返しながら、あ、ショーゾーさんだ、と思ったことを覚えている。それから年末年始の実家で読みまくったのだろう。読み終えたのは新幹線で帰った岡山駅構内のパン屋さんでだった。ヴィ・ド・フランス的な。あのパン屋さんは今もあるのだろうか。
- ふるえ@furu_furu2024年4月12日借りてきた久しぶりに読めて、相変わらずの面白さで嬉しい。人間関係が複雑になってきたかと思いきや、男同士の友情というか、似たもの同士の歩み寄りみたいなのが感じられて好き。 一章でさえまだ終わる気配がない。 ずっと読める。結局一章さえ読み終わらずに返却期限がきてしまった。リベンジする。