そして誰かがいなくなる
33件の記録
加非@chioneko2026年8月12日読み終わった超大御所覆面作家の新築発表会に集められた作家陣、編集者、評論家、そして名探偵。 いかにも事件が起きそうな館で、覆面作家はとある作品の盗作を告発すると言い出して……。 本作の作者が実際に建てた館を舞台としたフィクションとノンフィクションの境で起こる超リアリティミステリー。 一言だけ言いたい。館外観、内観、家具類の描写が詳細過ぎる!!!!!! あらすじにもあるように実際に建てられた館を舞台としているわけだから、描写が詳細になるのは分かる。分かるけれど、それでも冗長と感じてしまう。 ただそれが不快かと言うと、自分の心が2つある状態で、本当にこの館は存在するのだという実感が増していき本作がフィクションの世界から一歩現実に寄ってきているかのような不思議とワクワクする感覚もある。これこそ、実在する館であるからこその面白さであり旨味であるとも感じる。 作品の内容に関しては、タイトルの通り名作の香りを仄かにさせながらも、怪しげな館の主、ミステリー小説家と盗作疑惑、名探偵という要素が更に興味を掻き立てる。 なるほど、その要素をこう使うのか!と驚きもありつつ、やはりこれが現実の館で再現可能なのだというワクワクが最後まで続く非常に面白い作品だった。 一点だけ残念なのが、本作の舞台となった館が、TV番組で取り上げられていたことだろうか。 その番組を先に見てしまうと、館に施されたいくつかの仕掛けを先に知ってしまうことになる。 本作を読む場合はその番組を避け、機会があれば後に見ることをオススメする。 なお、私は先に見てしまっていた……。
シズ@fumiddd2026年7月5日読み終わったさらっと読める分かりやすい文章。複雑なロジックを説明してもらうときは、これくらい淡々としてる文章が嬉しい。 何重にも組まれたトリックは素晴らしいが、もう少しキャラクターに味があったらもっと好みだったかも。
RiVさん@riv6th2026年7月2日読み終わった覆面作家からの招待、森の奥の館、入室と同時に回収される通信機器、猛吹雪。 何も起きないはずはなく。 今誰の視点なのか? 建物の構造はどうで皆の現在位置は? 今までの描写から信用に足る人物は誰か…? 既にいなくなっている人は明確なのに「誰か」とは? 考えながら読むのが楽しい。 (そしてだいたい私の予想は外れる) 私個人の問題だけど、残念なのは人名がすんなり入ってこないこと。

- くろろ@kuroro2026年6月14日読み終わった著者の自宅を舞台にしたミステリー小説。本の間に館内の写真が入っているから生成AIの作品物かと思ったがどうやら本物の洋館を写したものらしい。登場人物のすべてが怪しく見え、どの人も犯人になりそうな推理が挟まれるのは著者の作品らしくよかった。


tomo@tomo298312026年5月18日読了本格ミステリが好きなんだなぁ、という愛はビシバシ感じて楽しめる作品でした。せっかくほんとに館建てちゃったのであれば、もっと場面ごとに実物写真があると嬉しかったな。
mayu.@mayu_2026年4月5日読み終わった本書の舞台になっているのが実際の下村さんの洋館の様な家だというから凄い! もう家というか城。 何も調べず、前情報無しで是非読んでほしい。 そのほうがきっと楽しめる。読み始めの何かが始まりそうな雰囲気にワクワクがはじまり、最後の最後まで楽しめる満足感のある一冊だった。




















