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mayu.
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穏やかになりたい
  • 2026年10月1日
    腹を空かせた勇者ども
    ひゃー、疾走感!!いいねぇ、いいねぇ、青春だねぇと爽やかさを残しながら読了した。 特殊な家環境の中でも捻じれず真っ直ぐ育つ玲奈と母の物語。母に対して嫌だと思う気持ちがあるものの、成長と共に受け入れようとする姿が印象的。 母親に影響されすぎず自分の気持ちを真っ直ぐ持つのが中々できない。 よく食べ、よく遊び、学び、全力で人生楽しんでる感じが理想の学校生活だなぁ〜友達沢山すげぇやと思いながら読んでいた。しっかりしているように見えて母親を頼る子どもらしさも良かったなぁ。
  • 2026年9月29日
    これが最後の仕事になる
    これが最後の仕事になる
    最初の1行が同じ言葉で始まるシリーズ3作目 。 多種多様な「これが最後の仕事になる」は短いページ数の中におおおっとなる。こんな数ページしかないのに読み応えのある話を描けて凄いなぁと思うばかり。 呉さんの『半分では足りない』 桃野さんの『アイドル卒業』 柿原さんの『闇バイト』 麻見さんの『あの人は誰』が好み。 空いた時間やちょっと読みたい時などにちょうど良い豪華な作家人のショートショート。
  • 2026年9月23日
    星を編む
    星を編む
    読み始めてすぐに汝の世界が広がる。 北原先生の過去、あの時の事を後悔して今に生かす人達。出逢いがあって、大きな苦しみがあって、辛い事に合う度に自分で選択して、後悔もして幸せに繋がる今がある。 未来が描かれるのが嬉しくもあるけど、読んでいて何度も何度も櫂との日々が思い返される。 でもあの時があってその先がある。生きていくというのはこういう事なのだなと感じさせられた。
  • 2026年9月22日
    星を編む
    星を編む
    読みながら、親が子供に与える愛情が良いものであるとは限らないんだなぁと。 親の正しさは一方的で子供側がそれを上手く受け取れないと罪悪感を感じたり、歪みとして蓄積されていく。 親の思った通りに生きる事が出来ない苦しみってある。親も子も互いに愛情があるからまた難しい。 親と子は違う人間であるのに中々自由にはならないし、愛があるゆえに切り離せないものだよなぁ。
  • 2026年9月21日
    今夜も満月クリニックで 移りゆくステージ
    アンティークショップの片隅で夕方から朝にかけて営業している満月クリニックシリーズ2作目。 日常生活に支障が出ているけれど大きな病気という訳でもない、病院に行っても治らず心のモヤモヤも取れないまま困る人々が赤崎先生の診断とアドバイスに救われていく。蕁麻疹が出たり、目が見えづらくなったり、頭痛や倦怠感に襲われたり、どれも日常に起こりそうな症例がわかりやすく描かれている。 辛い症状が無くなるのも大事だけど、話をしっかり聞いて一緒に考えてくれる存在自体に救われるんだよねぇ。こんな素敵な先生と出会いたいものだなぁ。
  • 2026年9月20日
  • 2026年9月14日
    可燃物
    可燃物
    刑事部捜査第一課、葛警部が事件を解決していく連作短編集。淡々としていて余計な事は話さず、部下の質問を無視したりする。フル回転の思考で事件を推理して解決に導く葛警部。葛警部の食事が菓子パンとカフェオレしか出てこないから食生活が心配になる(笑) どの事件も面白く、濃厚で一緒に推理している様な気になりながら読んでいた。 『命の恩』にギョッとし『ねむけ』表題作『可燃物』が印象に残った。短編なのに満足感の高い本格ミステリーを味わえる一冊。
  • 2026年9月5日
    真壁家の相続
    真壁家の相続
    家族がいれば誰しも後にやらなければならない遺産相続。真壁家の家族の要として中心にいた祖父の死。 相続をどうするかの話が始まった途端にお金に思考が変化する人達を見ていると死を悼むなんていうのはこんなに瞬間的なものなのか!!と思わずにはいられなかった。 そしてまだ相続を経験した事のない私からしたら、こんな風になっちゃうの?と色々考えてしまった。 でもきっと相続者がいればいるほど火種はあるだろうし、少なかったとしても揉める時は揉めるのだろうなぁとか思ったり。ラストの展開にはお母さん綺麗にやるなぁと思ったなぁ。
  • 2026年9月1日
    ホテル・カイザリン
  • 2026年8月30日
    ファイア・ドーム(下)
    凄い…体力が凄い勢いで持っていかれる読了感。心にさまざまな想いが残り、圧倒される。 一度火が点いたらあっという間に広がり続ける噂噂噂…。 人はセンセーショナルな事件が起きた時、憶測だけで軽率に事件を話題にする。出所のわからない噂のとてつもない威力に私だって何も知らない事件について何も考えずに話題にしていたのではないか…と身につまされる。 下巻も苦しく何度も涙が出たけど、読めてよかった。出てくる小学生たちがとても良くて光を見る。きっと私はこの本の事を忘れることができないだろう。
  • 2026年8月27日
    ファイア・ドーム(上)
    やー凄い…。無自覚の悪意と軽率さ、抑えきれない興味と興奮が事件が起きた背景を歪ませる。 私は否定的な言葉を受ける度に思う事がある。 その言葉をあなたは大切な人に同じ様にぶつける事ができるのだろうかと。それと同じくこうも思う、そんな事考えもしないのだろうなと。 無自覚と想像力の欠如について考えずにはいられない。リアルな描写に何度も息苦しくて涙が溢れる。 気づけば身体に力が入っていて、深呼吸を繰り返す。辛いけれど読まずにはいられない。 下巻も一緒に買っておいて良かった!
  • 2026年8月24日
    君が手にするはずだった黄金について
    きっと誰しもが周りに褒められたり認められたくて、良い顔をしてしまう事ってある。 そして嘘をついたザラッとした記憶には蓋をして何もなかったように生きている。 著者の小川哲が作り出したもう一つの世界線、架空の小川哲が主人公の短編集。 エッセイかと思うぐらいに過去の思い出がリアルで一つの話題が広がっていくのが面白い。 読みながら他者から浴びる高評価は手っ取り早く自己肯定感を上げてくれるから欲してしまうものなのかもしれない。とか自分の中にもある承認欲求を見せられた気がしてザワッとしちゃった。
  • 2026年8月20日
    ペーパー・リリイ
    夏に読んだ方が良いだろうなぁと読み始めたけど正解でした!杏とキヨエ、混ざり合わない異色な2人の1週間のロードムービー。 杏の真っ直ぐな思考が眩しかったり、同罪だという姿に切なくなったり、キヨエの自分を自分で納得させる感じもわからなくないと思いながら読んでいた。 影響されながらもやっぱり共存できない感じが新鮮だったなぁ〜。 2人の自由すぎる旅にさまざまな感情が沸きながら、エモさとか感じてたら最後にギョッとさせられた。人は見た目じゃわからない。それも含めて2人らしい濃すぎる夏旅のラストだった。
  • 2026年8月19日
    また団地のふたり
    なっちゃんとノチエの団地での日々の物語に続きが出るとは!!読みやすくてあっという間に読んでしまった。 無理をせず、ありのままを受け入れて使える範囲でちょっと贅沢をして楽しむ。ちょうど良い距離感の知り合いが沢山いて、物をあげたりもらったりはお互い様。お得にホットケーキが食べられる喜びのある日々。そんな穏やかな団地生活の日常が良い。 若い頃はそうでもなかった乗り物が苦手になってしまった事も悲観的に捕らえず受け入れる姿が印象的だった。2人の飾らない日常に肩の力がふっと抜ける。
  • 2026年8月17日
    新しい恋愛
    新しい恋愛
    どういう人を選んでどんな恋愛するかは人それぞれに自由だ。ちょっと歪みを感じる恋の話に何に嫌悪するか、どこに魅力を感じるかなんてほんとに人それぞれだなぁと思いながら読んでいた。 好意を抱いている人の嫌な部分を周りから教えられるのが相手の事を汚されるみたいで嫌なのはわかるかもなぁ、でもその情報は知っておいた方が良いのかなとも思ったりして。 共感できるようなできないような不思議な感覚。 ただ美寧々の父親のやっている事はロマンティックだなんて全く思わない。嫌い。 高瀬さんの描く職場がほんとうにリアルで凄い。 自分の恋愛について色々考えちゃった。
  • 2026年8月16日
    奇岩館の殺人
    奇岩館の殺人
    探偵遊戯シリーズ1作目。 2作目を先に読んでしまい、良かったので1作目も。奇岩館を舞台にリアルミステリーが開催される。 外国の豪邸で3日間過ごすだけの高額闇バイトに応募した佐藤はなにがなんだかわからないままの状態で参加。実際に起こるはずではないアクシデントが起こる度、運営も修整に追われて大変そうな様子や特殊設定も相まって何が起こるかわからなくて面白いし、予想外の事が起こりまくる。 そんな事ありなのか!と何も考えずに読んだ方が楽しめる一冊だと思う。
  • 2026年8月13日
    半暮刻
    半暮刻
    ひゃー、凄かったなぁ。結構なボリュームなのに冒頭から惹き込まれて読み始めたら止まらなかった。 育ちも学歴も見た目も正反対の翔太と海斗が出逢ったのは「カタラ」という半グレ集団が運営する店。 そこで2人は女の子を勧誘し、闇に落としていく。 同じ所から始まった2人はどこまでも対照的。 自らの行いの罪深さに気付いて向き合う者と罪だとも思わず目もくれぬ者。 最後の対話にすべてが込められている気がした。海斗の様な人間はきっとあのままだろう。なにか良からぬことが起きそうな雰囲気にハラハラしながら読んだ。
  • 2026年8月7日
    プレゼント
    プレゼント
    新潮文庫の100冊50周年記念全編書き下ろしアンソロジー。発売が決まった時になんと豪華な作家人なの!!と。伊坂ファンとしては「ウッドペッカー荘事件」が読めて嬉しかった。町田さんの表現が好きだなぁ〜"あぁ、しつけえな心臓"なんていいねぇいいねぇ夏だねぇ。とニヤニヤ。 米澤さんの「無明」は夏の描写がとてもリアルで実際にあってもおかしくなさそうで一番印象的だった。
  • 2026年8月6日
    天上の葦 下
    島の描写から始まる下巻。この島にいる老人たちはあの時代を行きた人々。 戦争時代の理不尽さが苦しくて何度も読む手を止めながら、あの時代に行われた事がこれからも起きないとは言えないものではないかというリアルな恐怖を感じた。「常に小さな火からはじまるのです」という言葉が読み終えても心に残る。このシリーズはすべてを通して権力を持ち、思いのままに支配しようとする人々と力を持たざる者を描いている気がした。 読めてよかったし今回も3人、めちゃめちゃかっこよかった!!続編を強く切望するシリーズだった。
  • 2026年8月3日
    天上の葦 上
    相馬、鑓水、修二の犯罪者シリーズ3作目。 犯罪者の頃から少しずつ時が流れて興信所を始めた鑓水と修二の所に持ち込まれるヤバい依頼、相馬が追う公安の刑事の行方不明。 さまざまなに散らばった点がどこで繋がるのか本の分厚さを感じさせないスピード感で先が気になり、一気読み。いやー、ハラハラさせられます。 あぁ、あの事件の代償はまだ続いているのか…と感じさせる。1作目から読むのがおすすめ。
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