ここはとても速い川
16件の記録
もん@_mom_n2025年9月17日読み終わった心に残る一節再読した@ 図書館私が好きになる人は男女問わず井戸川射子さんを好きな人が多く、私もその趣味嗜好を理解したいという一心でまずは本作を再読。 2年ほど前は十分に理解できないままさらっと読んでしまったけれど、改めてじっくり読むと表題作にとてもぐっときた。淡々としていて脆くてさみしくてちょっぴり眩しい。とても好きな空気感。 p.38 鼻の頭を中指で、弾ませるように叩いて目をつむると、俺の中ではシャッターを押したことになるねん。すごい景色とか、忘れたくない時にする。 p.42 最初に逃げたんはあんたのお父さんやわなあ、ってばあちゃんが言うとった、俺には、それは救いやってん。もう他の、周りの人とか呪う必要ないやんと思った。元を辿れば、生まれたところからお父さんのせいやわな。 p.49 息は深く吸い込んだ分だけ自分のもんで安心した。 p.121 もっと言ってやれば良かったと、ドリンクコーナーで勢い良く注がれるコーラを見ながら思う、これほどの濁流だったのに。いつもそうだ、怒りを言葉で的確にぶつけられない、だってそういう時はそもそも尋常な心持ちではない、主張できない。いつも抱える単語の広さを思う。


こん@kon_nowords1900年1月1日読み終わった会社の行き帰りで本を読む生活の一番最初の本に選んだ、理由は家にある本の中で一番薄かったから 表題作は子供の視点で世の中を捉えたのが本当に久しぶりで、通勤電車の中で読めたのも相反していて、楽しかった もう一遍は中盤まであまり乗り気にならなかったが、物語ががらっと展開した瞬間からは一気にページを捲りたくなる話になった


















