ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

2件の記録
- なみだめ@nmdm2025年4月20日読み終わった早見和真作品は登場人物が本当に存在してるんじゃないかって思わされる。血が通っている。その理由は描写がリアルとかではなく、圧倒的なそれぞれのキャラクターの親しみやすさから来るものだと思った。 この小説で気づいたことがある。取材先などの舞台を通して見えてくる人間性が明らかになるところが、自分は本当に好きなんだなと思った。舞台と明らかになる人間性のバランスが物語に没頭させてくれる。いい作品だった。