暇と退屈の倫理学増補新版

32件の記録
- おむすびん@picorin72025年4月28日読み終わった読書メモ本当に恐ろしいのは「なんとなく退屈だ」という声を聞き続けることなのである。私たちが日常の仕事の奴隷になるのは「なんとなく退屈だ」という深い退屈から逃げるためだ。 問題の大部分を言語化された気がする
- とうふ@tofu2025年4月27日読み始めた大学生の時に買って、ずっと読んでなかった。 けど今読むべきと言う感じがする。 社会人になって、ある程度余裕が出てきた今、私はどうすれば良いのかってたまに考えるから。 最後まで読んで、自分なりの答えが出たら良いな。
- ザムザ@zamzy7332025年3月12日読み終わったやたら熊谷晋一郎と対談してるなぁと思っていたけれど、あれは『中動態の世界』の関連かと思っていたが、この本の領分にもかかわっていたのだね。人の傷跡画その人の運命としてその人らしさを作り上げていくわけで、そのプロセスにおいて個別化されてゆくところを度外視して本質や普遍性を語っても仕方がない、と洞察しているのは、國分功一郎が熊谷とのやりとりのなかで形成してったものだったんやろな。と思ったりした。
- ザムザ@zamzy7332025年3月11日読んでる@ 自宅p173~ 満たされなさ、こういう状態にあるべきではない、こうした疎外感……に対し、本来性を提示することのまずさ。これは本当の自分とか、自分らしさなんかを持ってくるののまずさでもある。そこのところに効くのが、p187におけるルソーを媒介に引き出した「本来性なき疎外」である。
- 三象@sans-zou2025年3月9日読み終わった宇野常寛『庭の話』の中で触れられていて、代官山蔦屋のイベントでも話題になっていた本書を久々に開いてみた。10年ぶりに読み直して思いがけず、かつて自分がなりたくないと強く思っていた「奴隷」になってしまっていることに気づかされた。