きんつぎ
35件の記録
はな@hana-hitsuji052026年3月15日買った読み終わった実はずっとマークしていたのに買うのを躊躇っていた絵本。私にとっては少し高い。 おまけに本屋でバッタリ出会ったとき、ビニルに覆われていて中身が確認出来なかった。 ビニルを外してもらうか?でも、明日もし戦争が始まったらどうする?と考えて、多分気になる本を連れて帰らなかったり、読まなかったりすることで後悔すると思ったから、エイヤー!と買ってしまった。 読んでいるときに真空みたいな音を感じた。 夏の夜に遠くで虫が鳴いてる音にも似てる。 タイトルは直接的に作用しているわけじゃなくて、概念を表現しているのだと思う。 まっさらな状態で一度読むと良いかもしれない。 私の場合は大きな波みたいな感情が押し寄せてくるのではなくて、静寂の鏡みたいな湖に自分が凝縮して隠し持っていた気持ちが水滴のようにひとつ落ちて波紋が広がっていくイメージを持った。 そしてうさぎの顔に光のない場面が特に響いた。 ない方が、自分の気持ちを投影出来るから。あのときどう思ったのか?とても静かに問いかけながらページをめくると、ものすごい紙の匂いがたちのぼってくる。 当たりの絵本だった。 最近、嗅覚鋭くなってる気がする。自分が本当に求めているメッセージを持つ本を、以前よりかぎ分けている気がする。 追記 作者の名前イッサはティーカップという意味☕️









えびちり@ebichiri2025年11月7日読み終わったまた読みたい何かを失ったことがある人にとって、静かに話を聞いてそっと励ましてくれる存在となる絵本。 偶然手に取ったが一度目はよく分からなくて、二度目にちゃんと読んで涙が止まらなくなった。 どんなに悲しくても壊れてしまっても、形を変えて立ち直る希望はあるんだよなぁ。 私の中で大切な一冊となった。今年のベスト絵本な気がする!






yuna-yuna@yunaminxxxtvxq2025年6月29日読み終わった借りてきた@ 図書館突然失い去っていき、それまで生き生きとしていたものが砕け落ち、強い喪失がやってくることが、言葉ひとつないのにその絵だけで強く強く伝わってきた。 きんつぎは、あえてそのひびを傷を美しく繋ぎ合わせ蘇らせる。この本のうさぎもまた、壊れ落ちた違うものを繋ぎ合わせ新たに命を吹き込む。最後にひとつだけ添えられたディキンスンの詩がまた心を強く打つ。思わず写真に撮ってしまった。心に強く焼きつけたかったのかもしれない。



犬塚@kanpanella2025年3月27日買った読み終わった@ 自宅大きく見開きで描かれた、ある動物が、一度だけ、出て来るのだけれど、その動物を見た瞬間、とても不思議だけれど、優しさや、柔らかさや、安堵や、そういうような、安らぎを、私は感じました。台詞は無いです。唸るくらい、見事な印刷技術!黒いインクの匂い、頁紙の手触り。美術品のように美しいけれど、ちゃんと手に取れる、絵本です。


久禮亮太@ryotakure2025年3月9日読み終わった紹介@ フラヌール書店この絵本が描くのは言葉のない無音の世界だけれど、アンビバレントないくつもの感情をたしかに私たちの心の中に想起させてくれます。深い悲しみと回復を、劇的ではないけれど、淡いけれどたしかなグラデーションとして描き出してくれます。 うさぎはある日、一緒にお茶をしていた鳥に去られます。鳥を追ってどこまでもうさぎは行きます。深い海に潜り色彩のない者たちの世界に絡め取られそうになりながら、それでも追います。でも、鳥に再び会うことはありませんでした。旅を経て うさぎは鳥と暮らした日常の断片をつなぎ合わせて、新しい小さな幸せを育てることにしました。 こんなふうに、ある日突然大切にしているものを失う、カップが粉々に割れてしまうような経験を、私たち誰もがします。それでも私たちは喪失を受け入れて、新しい日常を取り戻す日がやがて来ます。 作者イッサ・ワタナベはあとがきでこう書きます。 「物事が二度と元通りにならないことを受け入れるのは、時間のかかる、時に大変辛いプロセスです。けれど私たちは、いずれすべては新しい均衡に達するのだと信じるほかありません。」 ひび割れた心の「傷を愛する」ことを彼女は陶器の金継ぎになぞらえ、この詩的な魅力のあるタイトルとなりました。 憂いを帯びた絵の世界のあと、巻末に添えられたエミリー・ディキンソンの詩がうたう「希望」が、鮮烈な印象を持って飛び込んできます。 黒を背景に細やかで色鮮やかに描かれた絵を、紙の手触りと合わせて、ぜひお手に取って感じてほしい本です。 ■フラヌール書店のウェブストアでも買えます📚 https://flaneur.base.ec/items/100983293


ぺこった@pecotta2025年3月5日買った@ 丸善 ラゾーナ川崎店書店で立ち読みした。文字はなくて絵だけの絵本。さいごちょっと涙が出た。毎朝この本を開いてから出勤したらていねいな人になれそうな気がした。そして、本の匂いがすごい。紙の匂いかインクの匂いか。深呼吸したくなる。買って帰った。 買ったものはビニールで覆われていて、家に帰ってゆっくり絵を堪能しようと思っていたけど、ビニールの隙間から紙の匂いを嗅いで満足してしまう。ビニールを剥いだら、この匂いはやがて消えてしまうかもしれない。どうだろ?消えたらまた買えばいいか。今日寝る前に読んで寝る。






































