街とその不確かな壁(下)

27件の記録
- 貴大@hiro_shy2025年5月24日読み終わった2年前に電子書籍で読み始めて一回挫折して、そこから自分の中の読書熱が再燃したきっかけの本。 今回文庫本で出版された事で改めて読んだ事で、改めて村上春樹の作品が好きだなと再確認出来た。
- 数奇@suuqi2025年5月13日読み終わった単行本で読んで以来2年ぶりの再読。初読時と同様にとても感動した。この作品で描かれている孤独・喪失・再生は自分のために書かれていると錯覚させてくれる。難解な部分はありつつも、村上春樹の他作品よりわかりやすく心に響く、前向きな救済が描かれた内容にも感じる。自分の「影」を受け入れること。「影」に受け止めてもらうこと、それを信じるということ。村上春樹が得意な冒険譚的要素は薄く地味な作品かもしれないが、自分の人生においてとても大切な作品だと思える大好きな小説だ。
- うっちー@uchi7222025年5月11日読み終わった主人公と女性の初対面から初デート(デートではないかもしれないけど)に行くまでがかなり好き。どの村上春樹作品でも感じるけど改めて感じた。 主人公ではなく他の人物が別世界に巻き込まれる(?)展開って今まであんまり無かった気がして新鮮だった。
- いま@mayonakayom222025年5月4日読み終わった意識と無意識、生者と死者、現実と非現実、あわいの世界。 スマホを遠ざけて、地下二階の物語にどっぷり浸かれたことは嬉しい贅沢。 過去作、そしてみみずくを読み返したくなる。