あの図書館の彼女たち

29件の記録
- かおり@6kaorin52025年8月25日読み終わった読書日記心に残る一冊@ 自宅すべての、 本を愛し、図書館を愛する人たちへ、 文学を愛し、図書館で育った人たちへ、 私はこの一冊を切にお薦めする。 きらめく宝石よりも 紙を、本を、欲するアナタにも。 ・ 久しぶりに読み応えのある素敵な作品に出会えた。 特に大きな出来事や展開があるわけではないが(戦争という大きすぎる出来事はあるけれど)、みんなの日常、心情を丁寧に追いかけるような物語。 本との出会い と 人との出会い、友との出会い。そして、別れ。 生きてゆく上で大切な瞬間と言葉。 素敵な、言葉の数々。 何より、こういう何事もない日々に好きな本を好きなだけ読むことのできる幸せ。 かみしめる幸せがあること。 * 私は これからも本を読みます。 これからも図書館へ行きます。 どんなときでも。
- かおり@6kaorin52025年8月21日買った読んでる図書館で借りてきて半分くらいまで読んでいるのだけれど、 かなり好みで楽しくて これは手元に置いておきたい! と思い、購入してしまった。 今日から続きを自分の本で読む📖 ささやかな幸せ♪
- かおり@6kaorin52025年8月18日読み始めた読書メモ図書館本@ 自宅導入部は 読みにくい と思ったけれど、ほんの1ページほどでもうこの世界観に没頭。私はいま、フランスにいるのだ!(笑) 【Memo✍︎】 ⭐︎わたしは物語に囲まれているのが好きだ。とても古いものでも、つい先月刊行されたものでもいい。 p11 ⭐︎「いちばん好きな作家は誰ですか?」ミス・リーダーは訊いた。 いちばん好きな作家は誰?ありえない質問だ。どうやって、たった一人を選ぶというのか? p14. ⭐︎"近くに誰もいなくても、読んだり書いたりしているあいだは孤独ではない" p14. ⭐︎「人生は口論よ。欲しいもののために闘わなければだめ」 「そうでしょうか…」 「そうですとも」 p17.
- jyue@jyue2025年6月9日読み終わった読書日記6月某日(日) 『オディールの棚を見るたびに、ちがった本が話しかけてくる。明るい色の文字で書かれた題名が魅力的に見える日もある。分厚い本が、読んでくれと迫ってくることもある。今日の午後は、エミリー・ディキンソンに名前を呼ばれた。ママは、その詩の一つが好きだった。』 最後のさいごまで、とてつもなく美しい本だった。ラストシーンがあまりにも素晴らしく恍惚とした気持ちになり、思わず頭のなかでラナ・デル・レイの「born to die」が流れ始めた。登場人物たちの側には、いつだって、必ず、本がある。昨晩あった嬉しいことを伝えるときには本の一節を用いたり、悲しい出来事が言葉に出来ないあいだはその感情を表すのに最も本を手渡した。平日に積もった煩わしさたちが、浄化されたような気分。さて、次はなにを読もう。
- jyue@jyue2025年6月6日読み終わった読書日記6月某日(木) 「読書が好きなんですか?」 「読むために生きているようなものよ」 雪が溶けるのを見ているくらいおもしろそうだ。 ああ…なんて美しい表現ばかりが込められた本なんだ…溜め息が出てしまう…。読むのがもったいなくて、最近は寝る前の時間だけに、この本をちびちび読んでいる。あんなに大切に食べすすめていたクッキー缶も残りわずか。季節の変わり目が訪れて、少しわくわくする。どの季節だとしても移りゆく期間は一瞬で、儚くて、好き。
- Matilde@i_griega_20252025年6月4日読み終わったリリーの若さゆえの傲慢さとオディールとポールの青臭い正義感と、それゆえに引き起こす事件と、真実を話さないことで平和を見出せる人と不幸になる人と、正直、おーい、図書館の話はどこいった? という感じで、人間ドラマの方に引き込まれてしまった。 なんと言うか、人生ままならないよな。 ただ、若さゆえポテンシャルのあるリリーと倒れたままでいなかったマーガレットと、ようやく過去と向き合えそうなオディールは希望かな。 そんなことを思った。
- asuka@ask_5102025年5月16日買った読み終わったとても面白かった。 ナチス占領下のフランス・パリにあるアメリカ図書館が主な舞台。 この小説の登場人物たちは、ほとんど実在した人物ということに驚いた。 写真は図書館で借りてきた原書。