お店からいちばん近いユナイテッドシネマ幕張にて映画を。原作はチラ見しかしてないけど、構図の作り方はほぼ同じなんだと思う。おもしろかった。こういう作品を見ると、自分もなんかすごいものを生み出したくなる。 途中、となりでおじいちゃんが寝始めて、10分ほどで起きた。濱口の言う映画は寝て（起きて）から、を体現していてうらやましかった。という話をひろこさんにしたら『教皇選挙』で体験済みとのことで、私だけがその境地に至れていなかった。

映画の公開が楽しみすぎて数ヶ月前に買った。時の流れを俯瞰して見ることが可能な先駆的アートブック。構成があまりにもおしゃれすぎてぶったまげた。同じ場所でたしかに起こった出来事をただただ写したような観察感でより、自分がいる場所も様々な物語を経ていて今後も起こりうるのでは、と思いを馳せさせてくれる。ふとこの本を思い出した時にページを捲りたいし、HEREと終わりの鳥は早く観に行きたすぎる。

何度も何度も読んでいるのだけど 何度でも開いてしまう とっておき わたしは部屋の本棚の前 立ち読みするくせがある