逃亡者は北へ向かう

逃亡者は北へ向かう
逃亡者は北へ向かう
柚月裕子
新潮社
2025年2月27日
22件の記録
  • ひろ
    ひろ
    @hiro2843-01
    2025年8月22日
  • yomitaos
    yomitaos
    @chsy7188
    2025年7月26日
    生まれてこの方、ずっと何かを奪われ続けているような、のんべんだらりとした憂鬱を感じていた。あの震災があったとき、また奪われるのかと唖然としたし、惨事便乗型資本主義を始めてさらに奪い取ろうとしてくる「お偉いさん」の姿を見て、奪われる側はずっと奪われる側のままなんだろうかと悲嘆にくれた。 この小説には勝者がいない。カタルシスもない。だれも救われない。逃亡劇というエンターテイメントはあるが、ずっと陰鬱な気持ちで犯人を追い続けることになる。 それでもこの本を読むべきだと思うのは、希望があるから。今ここにあるものじゃなくて、これから先にある「はず」の、希望。人は希望があるなら生きていける。それを、この終わりかけの日本という国でも感じられる。それがこの本の最大の価値だと思った。
  • 💛
    💛
    @syaosyun
    2025年7月22日
  • 瀬崎 巧
    瀬崎 巧
    @record3636
    2025年7月21日
  • タロウ
    @taro
    2025年7月20日
  • iisan0722
    @iisan0722
    2025年5月12日
  • iisan0722
    @iisan0722
    2025年5月11日
  • iisan0722
    @iisan0722
    2025年5月11日
  • 耕太郎
    耕太郎
    @Forester_727
    2025年5月9日
    柚月裕子さんの幅広い作風を改めて感じられる作品だった。家族の絆、ロードムービー的な要素、生きる意味などが盛り込まれていて良かった。
  • さこ
    さこ
    @sako_reading
    2025年5月8日
  • だまや
    だまや
    @bunko_ymd
    2025年4月22日
  • 京太郎
    @221b
    2025年4月20日
  • 震災直後に起こった事件をめぐる、哀しい人間ドラマ。ボタンをいくつも掛け違えてしまった結果、不条理にも思える(というか明らかに不条理)、だけれど起こっていてもおかしくない物語。忘れていたけれど、プロローグから結末はわかっていたのだな。 タイトルはなにか込められた思いがあるのかな。表面しか見えていないが、2011年から「北」に新たな意味合いが込められてしまったので、その類の思いかもしれない。
  • りりり
    りりり
    @rin__3916
    2025年4月1日
    こんなにも不運な人がいるんだろうか… なんかもう不便に思えてしかたなかった。 東日本大震災の描写もものすごくリアル。 脳裏に映像として浮かんでくる… プロローグで分かっていたラスト。 流れを知った上で読んで迎えるラストは また感じ方が変わる。泣いた。
  • 東日本大地震前後に起きた事件を描く小説。震災直後の混乱期、運命の悪戯というか、ボタンのかけ違いというか、主人公のように歯車が狂ってなにもかも望まな方向に進んでしまった人生もあったのかもしれない。そういう人生は誰にも語られず、語られたとしても表にはならず、歴史に埋もれていくのかな。
  • satian39
    satian39
    @satian39
    2025年3月5日
  • 読み途中。
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