堤未果の『すばらしい新世界』 スマホで赤ちゃんを注文する日
32件の記録
kirakira30@kirakira302026年10月1日読んでる〈アジア共通の「迷惑をかけてはならない」という倫理観が、「死を選ばせる空気」と結びついた時、「選べる自由」は「選ばされる自由」に変わる。〉p194 「飼い慣らされた自由」の現代版
kirakira30@kirakira302026年10月1日〈ほんらなら国が保障するはずの「住居」や、日本の憲法25条にあたる、最低限の「健康で文化的な生活」は、今やテレビ視聴者やネットユーザーの同情心や、人気投票のようなクラウドファンディングの仕組みに委ねられてしまっている。〉p191
kirakira30@kirakira302026年10月1日読んでる〈マーハー博士が守ろうとしたのは、人間の心の不確かさと、そこから立ち上がる生命の力だが、効率を至上命令とするデジタル管理社会にとっては、その「揺らぎ」こそが、最も排除すべき障害物なのぁ。 〉p186
kirakira30@kirakira302026年10月1日読んでる〈AIが弾き出す「基準値の幸福」ではなく、たとえ不器用であっても、自分の足で立ち、自分のリズムで回復する権利を、私たちは手放してはならない。 効率至上主義が支配する2026年において、私たちが真っ先に行うべき「健康法」は、サプリメントを飲むことでも、最新のウェアラブルデバイスを買うことでもなく、自分の手首からデバイスを外し、深呼吸をして、こう宣言することだ。 「私は、私の不完全さを愛する」〉p163
kirakira30@kirakira302026年10月1日読んでる〈本来、怒りや悲しみは、「環境に問題がある」場合に、私たちが本能的に感じる警告だ。だが身体が出す信号そのものを「脳の読み取りバグ」として書き換えるテクノロジーは、人間が生まれ持った防衛機能を不要にし、劣化させてゆくだろう。〉p108
kirakira30@kirakira302026年10月1日読んでる〈「気が散りやすい」「飽きっぽい」という性質は、24時間フル稼働する資本主義社会においては、修正すべき「欠陥」とみなされる。〉p134
kirakira30@kirakira302026年10月1日読み終わった気がつけば、当たり前のように24時間ほとんどスマートウォッチを付けている人が私の周りにも何人もいる。自身の睡眠の質を測り、日々の体重、どれだけカロリーを消費したかなどを記録し続けているようだ。そして、その日の睡眠の質を確認する。もちろん否定することはないけれど、いつの間にか自分の状態や気持ちを機械に決めてもらっていて、自分で自分のことがわからなくなっているということもあるのかもしれないと思うと、ぞわっとした気持ちにもなった。病気予防の検診は大事だと思っているけれど、その究極の先には、自分の健康や幸せではなく、費用対効果、社会保障の削減という非人道的な考え、弱いものを排除する社会に行き着いてしまうこともある。そのことを忘れずにいたいと思った。 あっという間に読めるけれど、そこからいろいろ考えさせられる。そんなはずじゃなかったのに…とならないように生きて考え続けたい。うまく言えないけれど。無駄なもの、余分なものがあったっていいのだ。そんなおおらかさを社会には残していきたい。
kirakira30@kirakira302026年9月30日読んでる〈インドでは、「自分も他人に迷惑をかけているのだから、他人から迷惑をかけられても許してあげなさい」と親が子供に教育するという。〉p75

江崎ぐりこ@ezaki-griko2026年9月22日買った読んでみたかった本が、古書店で手に入る世の中は便利だ 今日、本屋の面出ししてある本の中から、この本に目をつけた 今はお金の手持ちもないし帰ろうかと思って、なのに古書店に寄ったらいくらか安かったので、買うことにした 世の中は進んできたが、それは便利ですばらしいのか…この本は現代のハクスリーが描くディストピアの物語である よく考えてみると、なんでも古書店で手に入る世の中も、作者に印税が入らず出版業を逼迫させる一因となるちょっとしたディストピアなのかもしれないと思えてきた 中身は軽く確認したが、これからじっくり読み進めていきたい
てぃ@bookt2026年9月2日読んでるあと4分の1。 こんなに自分の行動が監視されてるとは、、って分かりきってることか。 日常使いするスマホというデバイスができてから、散々俺らのデータを収集してきたんやろな、、 最近「健康」のカテゴリーがかなりトレンドになってた気がしたけど、それは医療費削減か。 「歩いたらポイント貯まります!」とかも俺らの行動データが欲しいだけやもんな、、 ウィンウィンやけどなんか癪やなぁ、、

小石川@mkgaogao2026年7月24日読み終わった@ 図書館26/55 あまりよく覚えていない。WEB記事を読んでいるような感じだったと思う。 医療的な判断や診断名がその人を逆に固定してしまう可能性がある、というようなことを考えていたと思う。そっちに引っ張られてしまって中身についてよく覚えていないのだと思う。 それぞれの章に考えるきっかけがある本だと思う。- 猫男爵@kasuharujj34172026年7月3日気になるハクスリーすばらしい新世界が世に出たのは、1世紀前のこと。その世界を彷彿させ、さらには凌駕するほどに進んで現代テクノロジーの世界を、取材し、解がないかもしれない問いを投げかける。釈迦が説いた生老病死という苦しみを、テクノロジーは力強く変えようとしている。遺伝子操作による優秀な受精卵の作成、女性の生き方を支えるかもしれない人工子宮の開発、老化は欠陥として介入し修正する技術、病を社会に対して害をなすとして国と企業が健康を監視する技術、安楽死が義務化するかもしれない世界。他者の苦しみに自分を重ねる想像力を持て。











