悪の教典 下
17件の記録
無重力くらげ@NoGravityJelly2026年2月11日読み終わった『死体を隠したければ、死体の山を築くしかない。』そうはならんやろ。 蓮実が生徒と教師を次々と殺していく下巻。蓮実の動物的な勘がききすぎていたり幸運すぎたりしたような場面もあったが、今まで貯めに貯めた生徒からの信頼を利用した虐殺は素直に頭がいいなと思った。蓮実が生徒たちを追い詰めていく過程は、私まで酷く緊張してしまった。生徒たちが本当に気の毒で、蓮実に対する激しい怒りを燃料に最後まで読み切った。とても疲れた。おもしろい本だったけどしばらく読み返したくない。生徒3人が生き残ったことが救いだが、少なくとも2人はこれからずっと蓮実の影に怯えながら暮らさなくてはならないのがかわいそうだ。あと個人的に嬉しかったのは、カウンセラーの水落聡子が蓮実の毒牙にかからずに済んだことだ。虐殺のさなか、これでカウンセリングという名目ができたので堂々と水落聡子に会いに行けると浮き浮きしている蓮実の描写を読んだときは、思わず一刻も早い彼の死を願ってしまった。それと蓮実が渡会健吾を殺すときに口にした『Oh, you were to enter …Todai? Sorry, you are going to die』というダジャレにはクスッとしてしまったのがちょっと悔しい。

riku@riku_072026年1月24日買った読み終わった2026.01.24.文庫版読了。 ある意味で松本清張の「闇を駆ける猟銃」(津山三十人殺しを描いたドキュメントミステリー。『ミステリーの系譜』に収録)を彷彿とさせる第十章はBOOM BOOM SATELLITESのアルバムを聴きながら乗り切った。16年前に単行本で読んだ時、徒労感はなかったが、今回は中々にこたえた。剥き出しの人間性を出す生徒、ハスミン信者のため思考停止に陥っている生徒の姿も痛々しいが、これもまた生身の人間なのだと思うといたたまれない。どっと疲れた。 蓮実聖司の行き当たりばったり感もある殺人行為はもはや喜劇だが、小説の〆方も本作の異常性を感じさせる。貴志祐介、なんなんだ貴方は。
記憶の本棚@kioku-no-hondana2025年10月23日読み終わった『悪の教典(下)』は一日で一気読み! (上)を読んでる時は「あれ?主人公サイコパスな割になかなか人死なないな」だったのに、(下)はこれでもかというくらいすごかった。それはそれは予想していた何倍もすごかった…笑 やはり貴志祐介の小説はどれも読みやすく、展開が面白くてどんどん読める。 怖さは『天使の囀り』のほうがすごいかな。
Hoshiduru@lilimoe2025年6月9日読み終わったぐいぐい読み進めてしまったし、ハスミンもそこまで嬲り殺すタイプじゃないから惨状の割には読みやすさを保ってくれる(そういう意味では虐殺エンタメ感は映画の方が強くて、原作はよりバトロワっぽさがある)んだけど、どっと疲れたなあ……。 昨日ちょうど色々抱えていた「なんでハスミンは…」という疑問には明確に回答があってよかった。癒されたい。
卯月@uzuki_books2023年3月3日買ったかつて読んだ感想蓮実が生徒を殺して殺して殺しまくる巻です。 上巻で明かされた過去から、蓮実にはちょっと同情の余地があるかと思っていました。が、前言撤回、全く同情できませんでした。まごうことなきサイコパスです。 ちょっと希望が見えたと思ったら、その後ベキベキにへし折られます。それでもハラハラしてページをめくる手が止まりませんでした。






