

tsuna
@Oneok691
小説が好きな27歳です。2025年は忙しくてあまり本が読めなかったので、今年こそは沢山📚
- 2026年4月8日
明け方の若者たちカツセ・マサヒコ読み終わった読了。 20代のマジックアワー、誰かを本気で好きになること、溢れ出る幸せも切なさも、全て詰め込んだ作品。それに近い経験をしたなぁ。色で言うと「群青」がぴったり当てはまるような人生の季節を濃縮した小説だと思いました。 登場する「彼女」は、おそらく自分のことが好きで、自分のアイディアや好きなアーティスト、ファッションなんかに強い意志や自信を持ってる感じがあって。きっとそこに主人公も惹かれてたんだろうと思う。けどその「彼女」はそのぶん奔放で、つまり相手より自分のことが好きなんだろうな、というのが所々で分かってしまい、自分にもそんな要素があるな…と急に身に覚えのある感じがしました… 大学時代で出会って、でもその彼女が実は既婚者だったことを知った時は、んーーー、、難しい。ハタチくらいで読んでたら共感できたのかもしれないけど、今27歳になった私は、そういう危険な行為を肯定しちゃうようで、美しいと思えなかったかな… 人を好きになるという行為がいかに儚くて、終わりがあることはどれだけ絶望の淵に立たされることか、リアルでした。 ただ、言葉選びが少しくどくて…もしかしたら映画で見た方が、雰囲気全体を真正面から楽しめたかも、、?と思いました。 - 2026年4月4日
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈読み終わった面白かった〜!! 成瀬の強烈なキャラクターとそばにいる穏やかな島崎。西武のカウントダウンに行こう、M-1に出よう。突飛なアイデアを実現していく爽快さが、読んでいる私を楽しませてくれました。成瀬の真っ直ぐに自由に生きるところ、誰とも似ていないところ、私も好きだなぁ分かるよ〜、、と思わず西浦くんに共感します笑 琵琶湖も大津も行ったことがあるけれど、ミシガンは乗ったことがないので是非乗りに大津まで行こうと思いました!今夏のやりたいことがまた一つ増えました☺️ 続編も読まなきゃ!! - 2026年3月25日
五体不満足 完全版乙武洋匡読み終わった有名だけど読んだことがなかったので、今回初めて手に取りました📖 乙武さんと、乙武さんのご両親がすごい。障害があることを負い目に感じたり、それで卑屈になったりしないところが本当にすごいというか、どんだけポジティブなんだ!と。 大学受験前、合格してもないのにマンションごと引っ越しちゃうのも面白かった。乙武さんの明るさはご両親から受け継がれているんだなぁと。 あとは乙武さんの周りにいる友達や先生たちも、愛の深い方ばかりで心温まりました。乙武さんの書かれた他の本も読んでみたいなぁと思いました😊 - 2026年3月10日
コンビニ人間村田沙耶香読み終わった最後が良かったー!! 周りがどうとかじゃなくて、自分のやりたいことがやれていればそれで幸せだと胸を張って良いんだ。と思える作品でした。ここまで強い「彼氏は?結婚は?」は私の周りからは感じないけど、今はSNSで結婚や出産報告が毎日のように目に入るので、そういう「王道ルートが幸せでしょ」みたいな同調圧力?みたいなものは、いつの時代もあり続けるんだろうな…と思ったり。 - 2026年2月23日
正欲朝井リョウ読み終わった正しいか正しくないか、欲望もそんなことで線引きされる。でも世の中誰も彼も、欲望に真っ直ぐに日々を生きている。 他者を傷つけること、脅かすこと、そういうのはどんな性欲を持つ人でもやってはいけない。八重子の言う通り。でも個人的には八重子が大也の自宅前で待ち伏せして、必死に八重子の正義を振るうところに嫌悪感を覚えた。序盤は明るくて素敵だと思っていた「ダイバーシティフェス」の内容も、その場面においてはただの綺麗事だと思ってしまったし、何より大也の家まで勝手に来て正義を振るう自分はなんで正しいん?なんで胸張ってそんなに救おうと主張してるん?何様?と。 多様性を認める、昨今よく聞く言葉だけど、分かった気になってる痛いやつ、に自分はなりたくないなぁ。でもどこにも性欲のあり方に正解はないし、、、他者との繋がりや会話の中にも気をつける部分がきっと沢山あって。難しいね。 救いを感じたのは、後半の夏月と佐々木のくだり。同じ欲望を持つもの同士手を組む、っていうビジネス的でドライな関係だと初めは思ったけど、徐々にお互いの存在に支えられて、明日死なないこと、生きることに前向きになっていく姿が良かった。結局人は人との関わりの中で生かされているんだ、と感じました。命は命で生かされている。 - 2026年1月13日
ベルリンは晴れているか深緑野分読み終わったベルリンの、戦争の歴史に初めて触れた一冊です。 序盤は物語に入り込むのに苦戦するも、150ページを超えたあたりからぐんぐん読み進めることができました。 物語の展開に何度もため息をつき、心が苦しくなり、小休憩を挟まずにはいられませんでした。 両親やホルン、助けてくれた女性、ジギ、トーリャ、、彼らから人間的な一面が感じられる度に、お願いだからその人間としての心を持ち続けてほしい…と、気付いたら願っていました。人の心こそ希望なのかもしれません… 主人公アウグステの真っ直ぐな気持ちは、真っ直ぐな両親譲りであり、そんな愛のある幸せな家庭をも無慈悲に壊す戦争。日本もドイツも、戦後100年も経っていないことに驚きます。 そしていつか、ドイツに行ってみたいです。
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