

tsuna
@Oneok691
小説が好きな27歳です。2025年は忙しくてあまり本が読めなかったので、今年こそは沢山📚
- 2026年2月23日
正欲朝井リョウ読み終わった正しいか正しくないか、欲望もそんなことで線引きされる。でも世の中誰も彼も、欲望に真っ直ぐに日々を生きている。 他者を傷つけること、脅かすこと、そういうのはどんな性欲を持つ人でもやってはいけない。八重子の言う通り。でも個人的には八重子が大也の自宅前で待ち伏せして、必死に八重子の正義を振るうところに嫌悪感を覚えた。序盤は明るくて素敵だと思っていた「ダイバーシティフェス」の内容も、その場面においてはただの綺麗事だと思ってしまったし、何より大也の家まで勝手に来て正義を振るう自分はなんで正しいん?なんで胸張ってそんなに救おうと主張してるん?何様?と。 多様性を認める、昨今よく聞く言葉だけど、分かった気になってる痛いやつ、に自分はなりたくないなぁ。でもどこにも性欲のあり方に正解はないし、、、他者との繋がりや会話の中にも気をつける部分がきっと沢山あって。難しいね。 救いを感じたのは、後半の夏月と佐々木のくだり。同じ欲望を持つもの同士手を組む、っていうビジネス的でドライな関係だと初めは思ったけど、徐々にお互いの存在に支えられて、明日死なないこと、生きることに前向きになっていく姿が良かった。結局人は人との関わりの中で生かされているんだ、と感じました。命は命で生かされている。 - 2026年1月13日
ベルリンは晴れているか深緑野分読み終わったベルリンの、戦争の歴史に初めて触れた一冊です。 序盤は物語に入り込むのに苦戦するも、150ページを超えたあたりからぐんぐん読み進めることができました。 物語の展開に何度もため息をつき、心が苦しくなり、小休憩を挟まずにはいられませんでした。 両親やホルン、助けてくれた女性、ジギ、トーリャ、、彼らから人間的な一面が感じられる度に、お願いだからその人間としての心を持ち続けてほしい…と、気付いたら願っていました。人の心こそ希望なのかもしれません… 主人公アウグステの真っ直ぐな気持ちは、真っ直ぐな両親譲りであり、そんな愛のある幸せな家庭をも無慈悲に壊す戦争。日本もドイツも、戦後100年も経っていないことに驚きます。 そしていつか、ドイツに行ってみたいです。
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