サメのイェニー

サメのイェニー
サメのイェニー
よこのなな
シャルロッテ・ラメル
リーサ・ルンドマルク
岩波書店
2025年3月1日
12件の記録
  • さくら
    さくら
    @saku_kamo_ne
    2025年10月27日
    Readsで見かけて、気になった
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2025年10月25日
    最初は海外のコミックぽい絵本かな?と思っていたけど、児童文学寄りだった。 最近の本だからなのか訳文がとても読みやすい。 スウェーデンのお話。 誰と誰が結婚したらいいと思っているのかとても自然に描かれていて、改めて子どもの読む本でこのことが当たり前に表現されているのすごく素敵だなと思った。 ちょいちょい目の止まる言葉にバッタリ出会い慌ててメモを取る。 作者の思わく通り、自分やあの子のことが書かれていると思えることは本当に大切。 1人で静かに過ごすことが楽しくて落ち着く人もいる。そういう人を見てひとりぼっちで可哀想って感じるのは、その人のことをしっかり観察してない気がする。 大人って本当に子どものことわかってないというか、大人が見えてるものと子どもの感じていることの隔たりについて考える。 心配してくれてる気持ちは「悪」じゃない、のだと思うけど…的外れになってしまう。 自分もそういう大人になっていくことしか出来ないのだろうか。 p10 でもね、私は、もっともっとおとなしくて、もっともっとおこっているんだ。サメみたいに。 p45 大きな声でしゃべるのではなく、かわりにみんなが、もっとよく聞くようになれないんですか? p85 大きな声で話したくないって話せるようになるには、大きな声で話さなくちゃいけない。そんなのは本当におかしいし、ばかみたい。 p95 アミーナは喋りながら考えるのが得意。私は静かにしながら考えるのが得意。
  • あつこ
    あつこ
    @atsuko_books
    2025年10月25日
  • 山茶花
    山茶花
    @5656coco
    2025年10月20日
  • コトリ
    コトリ
    @kotoribooks
    2025年10月20日
    これは良い、好きな一冊。シンプルに面白くするする読む間に、皆きっとイェニーのことが好きになる。 イェニーは大きな声で話すのは苦手だけど、周りのことをよく見ていて、よく考えて、そして行動を起こせる勇気ある子どもだと、先生も親も分かってくれている、けど「大きな声で話そう」とか「友だちと一緒に遊ぼう」とか、大人は言っちゃうよなぁ。それができた方が、社会では生活しやすいから。本人のためにと思って。 イェニーみたいな子、ということではなく、すべての子どもに「私はこうしたいけど、なぜ大人はそうさせるのか?」と思うタイミングはあるかも(自分もあったかも?)。そういう時、自分は何を言ってあげられるんだろうなあ…
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年10月20日
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2025年10月20日
    以前どこかの投稿で見かけて気になっていたけど、タイトルを確認しようとしたら流れていった本。
  • ランタナ
    ランタナ
    @lantana26
    2025年9月2日
  • ハル
    ハル
    @himetaro
    2025年9月1日
    サメは大きな声も出さなければ、手をあげて発言もしないし、群れることもない。 そういうのが好きな子もいれば、みんなと一緒にいたい子もいるし、常に賑やかな子もいる。 大きな声で話すのが良いこととする社会の中で(よく、はっきりと大きな声で話す!)というのは幼い頃も教室でよく聞いた)、そればかりが美徳としなくてもいいのにとおもっていた。といっても、小さな声で話すことはわたしなは無縁だったけど、こうでなきゃダメというのにはアレルゲンがあった。 読んでいて、主人公のイェニーを応援して。すっきりとした読後になるのが良い
  • イェニーが、大きい声で話すようになりました、という結末にならなくて嬉しかった。私も授業で手を上げるの嫌いだったし、意見を言うのも嫌だったな…
  • つたゐ
    つたゐ
    @tutai_k
    2025年4月8日
    本を読むのが大好きなイェニーは、「わたしはサメなんだ」と思っている。サメというのは、大きな声を出したりしない。一人で泳ぐのが大好きで、大きな声で「考えている」から。それでも先生やクラスメイトは、イェニーに「大きな声で喋りなさい」と言うし、「みんなで遊びなさい」と言う。 わたしにも覚えのある「みんなで遊びなさい」(それが子供としての正解)という圧力…というのかなあ、善意でもあったと思うんだが、、、「私は一人で絵/小説を書いていたいのに」「友達がいないわけじゃない」そういうもどかしさに、「イェニー!そうだよね…!」ってすごく思った。わたしは大きな声で喋りたくない子供ではなかったけど、私の友達はそうで。誰もがその子に「頑張って」大きな声を出すように応援していたこととかも思い出した。 子供の頃って「みんなと同じことをしなさい」「ひとりでいてはいけません(ひとりぼっちを作らないようにしよう、可哀想だから)」という圧迫感がすごく辛かった。私の頃にも、『サメのイェニー』があればよかったなあと思った。「ひとりでいること」「大きな声を出したくないこと」を大切にしていける本だった。今は37歳だが、小学生のわたしが救われた…
  • *読書で見つけた「読書(する人)」* 《「ねえ、おじょうさん、ほんとに、ここでひとりぼっちでいるつもり?」 「わたし、本を読んでるから」 「そんなことしてないで、出てきて、わたしたちとおしゃべりしない?」 「わたしは本が読みたいんだよ」 「ちょっとアミーナのところへいってきたら、楽しいかもよ? ハッサンに電話してあげてもいいよ」 (中略) 「こんなにひとりぼっちで」ママがつぶやく。 「すきなんだよ。ひとりで本を読むのが、わたしはだいすきなの」》 — リーサ・ルンドマルク作/シャルロッテ・ラメル絵/よこのなな訳『サメのイェニー』(2025年2月、岩波書店)
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