サメのイェニー

サメのイェニー
サメのイェニー
よこのなな
シャルロッテ・ラメル
リーサ・ルンドマルク
岩波書店
2025年3月1日
4件の記録
  • ランタナ
    ランタナ
    @lantana26
    2025年9月2日
  • ハル
    ハル
    @himetaro
    2025年9月1日
    サメは大きな声も出さなければ、手をあげて発言もしないし、群れることもない。 そういうのが好きな子もいれば、みんなと一緒にいたい子もいるし、常に賑やかな子もいる。 大きな声で話すのが良いこととする社会の中で(よく、はっきりと大きな声で話す!)というのは幼い頃も教室でよく聞いた)、そればかりが美徳としなくてもいいのにとおもっていた。といっても、小さな声で話すことはわたしなは無縁だったけど、こうでなきゃダメというのにはアレルゲンがあった。 読んでいて、主人公のイェニーを応援して。すっきりとした読後になるのが良い
  • イェニーが、大きい声で話すようになりました、という結末にならなくて嬉しかった。私も授業で手を上げるの嫌いだったし、意見を言うのも嫌だったな…
  • つたゐ
    つたゐ
    @tutai_k
    2025年4月8日
    本を読むのが大好きなイェニーは、「わたしはサメなんだ」と思っている。サメというのは、大きな声を出したりしない。一人で泳ぐのが大好きで、大きな声で「考えている」から。それでも先生やクラスメイトは、イェニーに「大きな声で喋りなさい」と言うし、「みんなで遊びなさい」と言う。 わたしにも覚えのある「みんなで遊びなさい」(それが子供としての正解)という圧力…というのかなあ、善意でもあったと思うんだが、、、「私は一人で絵/小説を書いていたいのに」「友達がいないわけじゃない」そういうもどかしさに、「イェニー!そうだよね…!」ってすごく思った。わたしは大きな声で喋りたくない子供ではなかったけど、私の友達はそうで。誰もがその子に「頑張って」大きな声を出すように応援していたこととかも思い出した。 子供の頃って「みんなと同じことをしなさい」「ひとりでいてはいけません(ひとりぼっちを作らないようにしよう、可哀想だから)」という圧迫感がすごく辛かった。私の頃にも、『サメのイェニー』があればよかったなあと思った。「ひとりでいること」「大きな声を出したくないこと」を大切にしていける本だった。今は37歳だが、小学生のわたしが救われた…
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