ヘクタール
20件の記録
r@teihakutou2025年12月21日読み始めただいぶ積んでたけど、ふと開いてみたら、わかるかもと思える歌もあった。大森静佳さんの短歌はすごいのだけど、今のわたしにはすごいということしかわからなくて、何がどうなっていてすごいのかはわからず、ただ圧倒されるばかり。たぶんわたしの知らない種類の感情、知らないスケールの感情が詠まれた歌が多い気がする。これから少しずつわかるように、わたしもいろんな感情を知りたい。


Ryu@dododokado2025年10月25日読み終わったはなびらは光の領土とおもいつつ奪いたし目を閉じれば奪う 木々はみな即身仏であることをいっぽんいっぽん光って無言 呼吸するような、ものに吸いつくような阿修羅の臍の深き切れ込み ふかぶかとコートを羽織るこのひとのたましいは面長であろうよ 前のめりにパスタを啜っているひとの暗黒の耳のなかへ落ちたし 紫陽花の奥へ奥へとさしこんだ手はふれるだれかの晩年の手に さびしいと手の大きさがちぢむひと光のなかでゆでたまご剝く 雨だよ、と告げてあなたに降りかかるわたしに雨の才能ありぬ 傘の骨、と言うときのわがくちびるに傘の肉赤黒くふくらむ 席ひとつ空けて映画を観る五月ふたりに透明な子のあるごとく ひらくたび頁が濡れているような『コレラ時代の愛』という本
茉莉@matsuri_hon2023年8月30日読み終わった何度も読みたい余韻のしんとした感じに何度も浸る。さみしさは、ぽっかりしていて大きい。抱きしめきれない。 じっとり暑い夕方のベランダから涼しくなってきた風がすべり込んできた、そんな読書だった。





















