文庫 星の子
73件の記録
もくとき@mokutoki2026年5月22日読み始めた宗教二世当事者なので、ああ~大変よく身に覚えがありますね、と謎にしみじみしてしまう。 まあうちはここまでアレじゃなかったけどな、親戚と表立ってトラブルになったこともないし。と思ったところで、そういえばその昔、インフルエンザに罹った私と妹を連れて祈りの会に行こうとする母と、それを止めようとする祖母とで泣くわ叫ぶわの大喧嘩があったことを思い出した。ちなみに母自身もインフルエンザでフラフラしていた。なおその会は遠方で開かれるため、参加するにはその状態で8時間の移動をしなければならない。しかも夜行バスで。あれですね、うちも十分アレっすね。 という風に、今になって改めて振り返るとそこそこ異常なのだが、逆に言うと改めて振り返らない限り、そんなに異常な思い出としては記憶に残ってないんだよな。だから主人公の妙に淡々とした感じもわかる気がする。リアルだなー。
- MoroN@MoroN2026年5月20日読み終わったやっぱり好きと思う気持ちが強いが個人的には少し残念でもあった。解釈とか、政治的な話とか、文化的な話ではなく、懐かしい切ない記憶とか、なんか既視感ある感情とか、そういう世界観が素敵だから、宗教が少しバイアス入るし、意味や解釈が強すぎて僕が好きな今村さんを感じにくかった。 でもやっぱまた読みたいし、次に期待しちゃう。ほんとに不思議な作家。

kiho@k_i_01012026年4月24日読み終わったこの本は私に重なり過ぎて、 読むのが辛いような、読んでたいような 不思議なきもちになる。 大切な人が大切にしてることを 自分も大切にするのが1番のいいことだと思って生きてきて、 でも、それは間違いだと大人になって知った。 生きていくための術だったからしかたなかった、けど、 離れてわかったのは、 その人を否定しなくてもいいけど、もっと早く自分の大切にしたいものを見つけないといけなかったってこと。

山田三平@Yamada3P2026年4月19日読み終わったうまく説明できないけど今村夏子ってすごいと思います。 これで今村夏子4冊目読了なんですが、全て圧倒されています。 うまく言葉にできません。すみません。



キズ@kotodama2026年4月5日読み終わった付箋つけたところはなかった。 衝撃的だったのは、南先生が教室で、ちーちゃんに 怒鳴るところ。 のみ。 ─── こういうものを信じてる人は、 この世界に少ないと思う。 実際に、この目で見たことはないけど。 まぁ、私はその人が信じてるなにかを、 否定も肯定もしない。 私には何の関係ない。 こちらの領域に入って来るのなら 話は別だけど。
うに@hm_052026年4月4日読み終わったなにを信仰するかは個人の自由だと 思うから信仰すること自体を悪いとは思わないけど、子どもを悲しい目にあわせる信仰は ダメじゃないかと感じた。 両親はちひろに対してちゃんと愛があることは わかるけど、信仰に全てを持っていかれすぎて ちひろの学校生活のことまで考えられて ないのは残念だったな。 ちひろは今後もしかしたら両親と離れて暮らすのかもしれない。それが分かってたから最後両親は少しでもちひろと長くいて、そして流れ星を一緒に見たかったのかもしれない。 そう思うと、両親を心からひどい人たちだとは 思えなかった、、、。 うまく言語化できないけど、なんだか 切なくなる物語だった。


蔭山@kie_doors2026年2月7日読み終わった終わり方が、最初「イマイチだな」と思った。いや、でもしかし、じゃあ私はどんな終わり方を期待していたんだ?と自問し、新興宗教にハマってる両親に愛されている主人公の書かれなかった将来を考えたりして、こう読者を考えさせるということは良いラストだったのか?と思い直したり。

六花@rikka-momohana2025年12月30日読み終わったこの信仰・宗教のテーマも、今、読んでおくべきと思う。最後をどう考えるのか。親子の睦まじい場面のようにも、最後の思い出のようにも……。作品は明確に示さない。ちひろは両親を慕い、教団の集会も楽しい。でも、ちひろは、そこから離れるのかもしれない。いや、もう抜け出すことはできないのかも。家出をした姉は行方不明のまま。同じ星を見つけることは難しい。




ちはごん@chihachiha432025年3月6日かつて読んだ新興宗教にハマってしまった両親と その事実を受け入れられない姉と、 両親を疑いつつ素直に受け入れる主人公のお話。 普通の日常を淡々と描きつつも、宗教に関する描写が上手く取り入れられていて良い意味で奇妙かつ不気味でした。 映画も観に行きましたが映像だとよりリアルに奇妙さを体感でき、面白い作品としてだなと思いました。
haku@itllme2022年10月3日読み終わった「••••••ぼくは、ぼくの好きな人が信じるものを、一緒に信じたいです。••••••それがどんなものなのかまだ全然わからないけれど、ここに来ればわかるんっていうんなら、おれ来年もここにきます。わかるまでおれはここにきま、えー、くることを、おれは、おれはの好きな人に約束します。」 この言葉を読んだとき はっとました。ちひろもひろゆきくんもはるちゃんの彼氏も自分という周りの人に言われるような違和感を持っているけれど、家族、彼女というなにを信じていようと、信じてまいと、本当に大切なかけがえないのないものであるとき人はそれでも大切な人の信じることを選ぶのだと思いました。 「星の子」という作品は、自分の全てを振り切って目の前にあるものを信じる人ただ自分にとって大切な人の信じることを信じる人、何かを誰かを信じて、縋って、自分の弱さと強さを抱えて生きていく人間を繊細に描いた作品でした。
きいこ@kiikokko2020年2月11日読み終わった読みにくさを感じさせない、やわらかい文体で書かれた話だったけれど、ところどころに潜んでいる棘がものすごく痛い、そんな読後感だった。巻末の対談がものすごく面白かった。
- 記録@tottoko_31900年1月1日読み終わった宗教に染まる家族の話。 主人公の女の子は、その状況をおかしいと思うでもなく、また悲観することもない。たまに周りから心配されるが、本人は大丈夫だとその手を離す。 宗教に染まれば破滅が待っているはずだ、宗教は悪なんだという先入観。そうかもしれないし、そうではないのかもしれない。事件や大きな転換点などもなく、淡々と物語が進んでいく中で、読み進めながらずっと、無自覚に女の子の不幸を望んでいたことに気がついた時、背筋が凍った。バッドエンドを想像するのも、宗教にはまれば最後、必ず不幸になるという偏見からだろうか。 幸せな人間を不幸だと決めつけ可哀想だと思う、そう思いたい、己の無意識な暴力性に気がつく面白い読書体験だった。



















































