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こいのすけ
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@koi695
アマチュアで落語をやらせていただいています。山形小説家・ライター講座受講生。筆名:小井野丞
  • 2026年2月23日
    高宮麻綾の引継書
    高宮麻綾の引継書
  • 2026年2月21日
    イン・ザ・メガチャーチ
    如何に「熱狂」させ「依存」させるか。仕掛ける側と仕掛けられる側のファンダム経済を舞台とした、現代推し活文化の構造をとことん言語化した小説。 「これ、私だ…」のセリフにいちいちハッとさせられる。主人公の久保田、娘の澄香、どちらにも。途中、ふとMBTI診断をやってみたら結果に愕然とした。 読み進めるうちに、読書会で聞いたあの感想やあの感想が頭の中でバチバチと結びついていくこれまでにない読書体験。ラストシーンでは、真昼間のタリーズで何か変な声を出してしまった。
  • 2026年2月20日
    夢に迷ってタクシーを呼んだ
    燃え殻さんのエッセイを読んで救われた人がたくさんいるんだろうなぁと思う。 恥や弱さを適度に開示してくれていて、読者の恥や弱さも包んでくれそうな気がする。 「すべて忘れてしまうから」よりもエモさやや減の笑い増、せつなさはそのまま。いつまでも読んでいられる。
  • 2026年2月19日
    イクサガミ 天
    なんとなく「令和版バジリスク」的なのを想像していたが、今のところ妖術や異形のキャラや恋愛要素は出て来ず剣術戦の、謎のデスゲームが繰り広げられている。計4冊の本の厚さからして、まだ全体の20%も進んでないと思うのだけれど、面白さが加速していく予感しかしない。 RehacQの今村翔吾さん出演回を見て、「作家で食っていく方法」を読み氏のことが好きになり、出演されているYouTubeを見漁る毎日。最新のエンタメトレンドを研究し尽くして、最初からネトフリ化を目論んで執筆されているためページを捲る手が止まらない。著者の手の上で転がされている。これからも転がされる。
  • 2026年2月15日
    むかしのはなし
    むかしのはなし
    今、「昔話」が作られるとしたらをテーマに、実在の昔話を下地にして綴られる物語。太宰の御伽草子的なのをイメージして手に取ったら全くの別ジャンルで、ほぼ原型を留めていない花咲か爺、浦島太郎、桃太郎などがパラレルワールドで展開していく。共通項は「3ヶ月後に巨大隕石が落ちて滅びるのが確定している世界」。読み手に余白を持たせているが、世界が滅んだ後に(地球を脱出した民により)語られる「昔話」という解釈で良いのかな?
  • 2026年2月11日
    本屋さんで待ちあわせ
    本や漫画に対する執着、もとい愛が溢れまくる書評集。日本国内外新旧様々な、著者の身体を通り抜けてきた本の数々。 しをん先生が落語に造詣が深い(愛がある)のと、ゲッツ板谷さんのエッセイを「読まずに生きるのは、山椒を振らずに鰻丼を食い、サビ抜きの寿司をつまむのに等しい」と評しているのが嬉しい。
  • 2026年2月11日
    天国旅行
    天国旅行
    華やかな装丁だけれども「心中」をテーマにした短編集。きみはポラリスで恋愛の形がいくつも存在していたように、本書では様々な死の形が描かれる。生を終わらせるための凄まじい覚悟が描かれている。
  • 2026年2月11日
    舟を編む
    舟を編む
    辞書の編纂に人生を賭ける物語。アツい。 キャラが皆愛くるしく、主人公のまじめ、ヒロインのかぐや、タケおばあさんの下宿メンバーも、出版社の同僚も、皆キャラが立っていてモブキャラがひとりも存在しない。 同僚の西岡は出だしマイナス評価からの好感度爆上げタイプ。 主人公のまじめの言葉に対する感度と拘りがずっと熱を帯びていて、ちょいちょい出てくる用例採集のシーンがとても楽しい。
  • 2026年2月11日
    きみはポラリス
    きみはポラリス
    再読。さまざまな形の恋愛をテーマにした11の短編。文庫の解説読まないマンだった頃と違い、今は解説までしゃぶり尽くすため各々のストーリーの解像度が以前よりも増した。 なんとも黒白の振れ幅の大きい恋愛小説集。一見、恋愛小説であることを忘れてしまうほど、読み手に解釈が委ねられる。「ペーパークラフト」と「冬の一等星」が特にお気に入り。
  • 2026年2月8日
    これはただの夏
    4人の登場人物が絶妙な距離感で絡み合いながら過ぎ去る夏の物語。燃え殻さんのエモさは前作に引き続き健在で、各章のタイトルが読み終わりの余韻を倍増させる。湿度の高い小説。
  • 2026年2月7日
    作家で食っていく方法
    食べられるプロ作家になるための指南書。今村さんご出演のYouTubeReHacQも併せて観るのがおすすめ。 今村翔吾さんがこんなに人間的魅力に溢れている人だったとは。作家として必須のステータスは人間力に尽きるのではと思わされる。ビジネスマインド本としてもオススメ。 先週、生まれて初めて小説を一本書き切りました(原稿用紙換算25枚程度の)。その直後なので解像度が高まったのではとも思います。プロの作家さんへの畏敬の念も深まりました。
  • 2026年2月4日
    それでも日々はつづくから
    燃え殻さんの文章から漂う東京の風が好きだ。
  • 2026年2月3日
    嵐のピクニック (講談社文庫)
    シュールでブラック、奇想天外(裏表紙より) 美しくも狂気的な妄想から派生したようなSFの世界の数々。普通の主婦がある日突然ボディービルダーを目指し始め、夫との絆を深める「哀しみのウェイトトレーニー」が特に好き。
  • 2026年1月28日
    方舟
    方舟
    地下施設に閉じ込められた一行。誰か1人を犠牲にしなければここから出ることはできない。命の選択ミステリー。 2025年に一番売れた文庫本のようです。東京旅行中電車で向かいに座ってたイケメンが読んでて、各種メディアでも絶賛されてるのをみて購入し、しばらく積んでようやく読了。 そもそも犠牲者を決めるのに◯◯をした人を◯◯必要があったのか?が最初からずっと疑問だったのと、自分の頭では物理的な、力学的な描写がよく理解できなかったのですが、最後に衝撃が走るネタバレ禁止の万人受けするミステリーだと思います。
  • 2026年1月26日
    風と共にゆとりぬ
    朝井リョウさんご自身の痔瘻手術体験を綴った「肛門記」を読みたくて買ったのだが、それ以外の日常エッセイもとにかく面白かった。この手の「人生に何の役にも立たない爆笑エッセイ」が大好き。 痔の手術は人それぞれ。それでも、あの苦難を乗り越えた人間としてシンパシーを感じます。痔に悩んでいる方がいたら、間違いなく人生のQOLが爆上がりするので勇気を出して病院へGO!
  • 2026年1月21日
    君のクイズ
    優勝賞金1000万円をかけたクイズ番組「Q-1グランプリ」。最終問題を同点で迎え、あと1問正答すれば優勝の場面で主人公の対戦相手がまさかの問題を読み上げる前に回答する「ゼロ文字回答」で優勝する。何故、彼は回答できたのか?その謎に迫る。 今更感半端ないですが、これは面白いですぞ! 戦略が求められる賞レースの緊張感は「スポーツ小説」でもあり、更にクイズアクターの頭の中を窺い知れる「お仕事小説」としても秀逸。また、山形県民なら他の地域の人とは違う読書体験が出来ると思います。映画の公式サイトに30秒の予告編がアップされているので、まずは(音声有りで)是非見てみてください。 #読書記録 #読了 #君のクイズ #小川哲
  • 2026年1月15日
    夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション2024
    2024年に発表された、人気作家陣による短編集。創作のアイディアを拾いに。 特に三浦しをんさんの「夢見る家族」の家族が次第に崩壊して行く不穏な世界観、武石勝義さんの「煙景の彼方」煙草の煙の向こうに見たいと思う情景を描く幻想的なストーリーの2作が良かったです。 装丁の青色が、昨年カレー蕎麦にして食べた「富士山カレー」と色味が一緒。この色は食欲が失われます(本来は、ご飯をルーの真ん中に置いて富士山に見立てるのが正解なのですが、ロカボ的観点から蕎麦にして失敗しました)。
  • 2026年1月12日
    ふがいない僕は空を見た
    連作第一話の「ミクマリ」がR-18文学賞をとってて、他のを足して山本周五郎賞になった作品。どうりで、ミクマリと他の作風が全然違うわけだ。 江國香織さんの東京タワー的な恋愛小説を期待して読み始めたのだけれど、貧困だったりネットリンチだったりといった社会問題からそれぞれの世代が感じる「ふがいなさ」を描いた社会派小説でした。 #読書記録 #読了 #ふがいない僕は空を見た #窪美澄
  • 2026年1月12日
    愛の夢とか
    愛の夢とか
    川上未映子さんの句点の少ない独特なリズムで綴られる7人の女性の物語で、「十三月階段」が特に好みで若くして亡くなった女性の思念が温かくもあり切なくもある何度も読み返したくなる作品。このぐらい少ない。
  • 2026年1月11日
    螢・納屋を焼く・その他の短編
    村上春樹の初期作品は高3〜大1あたりに夢中で読んでいたがなぜかこの短編集には手を付けていなかったことに気づく。 「蛍」から漂う喪失感と、なにより情景描写が美しいです。「ノルウェイの森」の前身となる作品らしいですね。
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