父の革命日誌

8件の記録
- 空尾@0s0ra02025年4月25日読み終わった元パルチザンの父との関係を題材にしているけれど、軽いタッチでスルスルと読める。韓国ドラマ的なシーンがたくさんで、出てくる人たちみんなキャラが立っている。それだけ紋切り型になっているとも言えるけれど、「アカ」というレッテルの向こう側にある父の姿を、その死後に葬儀にやってきた様々な人との出会いから娘である「私」が見つけていくストーリーには、王道ながら結構グッときてしまう。「よほどの事情があるんだろ」という父の口癖、いいなあ。