からゆきさん 異国に売られた少女たち
22件の記録
プキ@pooky2026年8月23日読み終わった大傑作をようやく。 江戸時代から諸外国にドン引きされている我が国の買売春。戦後も続いた日本の公娼制度に衝撃を受ける。歴史的な事実は大変興味深く勉強になる。そしてこの日本の感覚は脈々と現代まで続いていると思う。 しかし森崎和江の女性の人生の書き方よ…事実の羅列の中にも、その凄まじさが滲み出る。「まっくら」でも思ったけど、対象との距離感の取り方に逡巡や知性を感じる。
鍋の底@nabebosoko08292026年2月23日読み終わった@ カフェ貧しさは人から居場所を奪って移動へと駆り立てる。一見論理だったように見える、さかしらな権力者の建前がよわいひとを打ち捨て、殺す。この世界で常々起こってきたことを克明に記してあばく。起きてしまったことをなんとか生きて死んだ、ひとりひとりの女の人たちの尊厳を、その人たちの顔を回復しようと、燃えるようにもがきながら綴られた本だと思った。 この本が刊行当時からプレゼンスを持ち、今もなお読み継がれているとするならば、なぜ今なおこの社会は、たとえばセックスワークに従事する人、あるいは移民として生きる人の生活世界への想像力が、これほどに乏しいままなのか、わからない。















