一人称単数

25件の記録
- 離乳食@munimuni2025年5月30日かつて読んだ「謝肉祭」 はシューマンの「謝肉祭」のことだって、そんで私はこの短編を読んだ後から「謝肉祭」を聴き続けているのだ、たしかに飽きない演奏だし、その曲を挟んで、誰かといると、何か現実が妙な歪みかたをしてくる、あるいは元々あった歪みを顕在化する力がある(これはいかにも村上春樹の言い方だな) 「一人称単数」 面白すぎる、スノビッシュな男に女が「恥を知りなさい」って言うのが、なんか、春樹ファンと非・春樹ファンのメタファーのよう
- 景@lush_fennel67642025年4月7日読み終わった持ってた本@ 自宅「それでも半ば義務的に、半ば習慣的にその小説を読み続けた」。まさに、品川猿の告白までは。 ひとつ前の謝肉祭も、それまでに比べたら春樹っぽい短編というかんじでわたしの機嫌をある程度は回復させたけど、やっぱり品川猿の告白は別格だなぁ。興味深いし、面白い。春樹の「猿」について(つまり品川猿と背中に背負ってる猿について)の論文を探し出したくなった。その前に自分でレポート書いても面白いと思う。 それとなんとなく、名前を取られる女性の心境や物語になる前の様子を、少し感じ取ることができた。これは共感する女性がいるかもしれないなーって。