
かにまる
@kanimaruko
読書中の睡魔と闘いながら、マイペースに本を読んでいます。紙の本が好きです。(過去に読んだ本は2025.1.1にまとめて投稿。)
- 2025年5月17日八本脚の蝶二階堂奥歯読んでる記録 「私はときに世界がこのように存在していることに対しておそろしささえ感じる。存在しないかもしれないことに対してではない。存在をやめてしまうかもしれないことに対してでもない。存在している、し続けているというありえない奇跡が今この瞬間にもおこっているということがおそろしいのだ。」 「恋い焦がれる人にくちづけをしてその罪で殺されるなんてそんな幸せはまたとない。 人間が、いやむしろ私が、幸せの絶頂で死んでしまうくらい弱いいきものだったらよかったのに。」
- 2025年5月8日長い読書島田潤一郎読み終わった「人はこれから先に時間があると思うから、本を買うのであって、今後の人生において時間がないのであれば、人は本を買わない、ということだ。」 うまくいかなかったり、漠然とした不安に襲われたり、この先どうなるんだろうとボーっと考えてしまう時でも本を買って積み続けてしまうということは、それでも自分には明日があると思っているからだろう。
- 2025年5月3日湯気を食べるくどうれいん読み終わったまた読みたい「人生に余裕があるから自炊をたのしんでいるのではない。余裕がない人生のなかで、自分の人生に納得するためのその手段が自炊だった。」 やはり一番印象に残ったのは『自炊は調律』だった。 「本を読む」というと、「頭がいい」と言われることがある。しかし私は、ただ本を読むことが好きなだけで、誰かの物語に飛び込むのが好きなだけで、賢さを求めているわけではない。結果的に知識として身につくものはあるが、本が好きじゃなければ、本にお金を使うことも、時間を使う必要もない。それでも、好きだから読む。読んでいないと頭がぼんやりして回らなくなってしまうから、自分を保つために読む。そして自分の頭の中を整理するために、感想を書く。 『渡したいわたし』 手土産を考えているときや、会いにいく(渡す)時の高揚感が好き。「そもそも、限りある忙しい人生の大事な時間を使うのだから、顔色を窺ってどの手土産が最善かびくびく考えるような相手とは会わなくていい」という言葉を大切に覚えておきたい。
- 2025年4月26日パリ行ったことないの山内マリコ読み終わった女性たちの物語ではあるが、「自分の人生はこのままでいいのだろうか?」という誰しもが抱えることのある漠然とした不安から抜け出す、ほんの少し解放されるヒントや勇気を与えてくれる作品。
- 2025年4月17日本の読める場所を求めて阿久津隆読み終わったフヅクエの値段設定の話がとても興味深かった。案内書きを読んだだけでは「ちょっと高い」と感じてしまったが、その「ちょっと高い」が特別な時間を生み出すこと、自分へのご褒美になること、自分の価値を高めることに繋がるところまで考えられている。 圧倒的に自宅で本を読むことが多いけれど、たまには外に出て安心して読める環境に行ってみるのもアリだなと思った。
- 2025年4月16日本なら売るほど 2児島青読み終わった買った中野さんの言葉がとても素敵で何度かメモを取った。 近場に古本屋がないので、基本は新刊を手にすることが多いが、本を買った帰り道は満足感だけでなく、本の重みや匂いを感じながら、本のことを考えて帰宅する。
- 2025年4月12日
- 2025年3月24日短歌のガチャポン穂村弘読み終わった本、というか文章を読みたいが時間や心にゆとりがない時に数ページ読むのにちょうどいい。しみじみとする短歌もあればクスッとしてしまうものもあり、限られた字数の中に言葉を収める難しさと、言葉が持つ表現の奥深さを知る。
- 2025年3月22日文にあたる牟田都子読み終わった
- 2025年3月21日死ぬまで生きる日記土門蘭読み終わったまた読みたいReadsで今作が流れてきたとき、「きっと今、私にはこの本が必要だ」と思い、すぐに購入。 カウンセリングの中でRさんから発される言葉はあまりにも私自身の言葉のようで苦しくなった。強くなったり弱くなったりして現れる漠然とした不安や恐怖心が嫌で、いっそ死んでしまえたら楽なのに、と思っていることを誰にも言えないまま何年も生きている。 この本を読み始めた時、同じだ、救いだ、と思うと同時にその状況をなんとかして変えたいと動くことが出来たことを羨ましくも思った。けれど読み進めていくうちに、一緒にカウンセリングを受けているような気持ちになり、羨ましいと思う気持ちは薄くなっていった。「死にたい」という気持ちを別の言葉で言い換えるなら?という問いが印象に残っている。きっと私の中での「死にたい」は「安心したい」なのだろう。不安や恐怖を感じない、安心して生活したい。それに気が付けたことが私はとても嬉しかった。 またどうしようもない不安に襲われてしまった時は、この本を読もう。私にはまだまだ読みたい本があって、こうして感想を書いている時間は安心していられるから。
- 2025年3月15日死ぬまで生きる日記土門蘭買った読み始めた
- 2025年3月14日前進する日もしない日も益田ミリ読んでる
- 2025年3月5日
- 2025年3月5日
- 2025年2月24日妻が椎茸だったころ中島京子読み終わった書店でこの本を見つけた時、タイトルに強く惹かれ、買わずにはいられないと思い購入。 なんとも言えぬ後味の悪さを感じる物語もあれば、「偏愛」というひとつ言葉では片づけきれない、どこかで共感してしまいそうな物語もある作品だった。
- 2025年2月18日対岸の彼女角田光代買った積読中
- 2025年2月15日
- 2025年1月1日
- 2025年1月1日女の園の星(3)和山やま読み終わったまた読みたい
- 2025年1月1日女の園の星 2和山やま読み終わったまた読みたい
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