リハビリの夜
21件の記録
ジクロロ@jirowcrew2025年12月11日かつて読んだ「排泄規範に限らずあらゆる規範というものは、「あってはならない」運動・行動の領域を設定する。しかし私の経験を通して言えることは、失禁を「あってはならないもの」とみなしているうちは、いつ攻撃してくるかわからない便意との密室的関係に怯え続けなくてはならない、ということだ。むしろ失禁を「いつでも誰にでも起こりうるもの」と捉えて、失禁してもなんとかなるという見通しを周囲の人々と共有することによって、初めて便意との密室的な緊迫感から解放されるのである。 規範を共有することだけでなく、同時に「私たちは、気をつけていても規範を踏み外すことがあるね」という隙間の領域を共有することが、一人ひとりに自由をもたらすと言えるだろう。」 p.220 「絶対にあってはならない」例外を一切許さない規範は、身体をこわばらせる。そうして身体の自由度が奪われると、行動の範囲が狭まる。「大胆さ」が発揮できなくなる。 「隙間の領域」とは、人間の寛容性の尺度。そして身体の自由度の担保。
noko@nokonoko2025年11月26日読み終わった借りてきた「セクシュアリティのことや身体性のことを中心に何か書きませんか」という編集者(白石正明氏)の話から始まった企画らしい。 ままならない身体について、当事者からこれだけ客観的に書かれたものを読んだことがなかったので(心情的なものは多いけれど)、新鮮だった。 身体と世界の緊張と弛緩(受け入れ)、受け入れの失敗が官能を生むこと、見知らぬ人に排便介助や失禁介助を頼むこと、そうして自信ができること…

藤@__fjmrmk__2025年8月26日読み終わった何も考えず当たり前に動く私たち健常者の身体。脳性麻痺の著者はままならないからこそ身体運動をしぶとくみつめる。その言語化が面白く、健常者のエゴとか考え方の見当違いさに気付かされ感心するばかり。
















