Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
藤
藤
@__fjmrmk__
  • 2026年5月14日
    増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険
    激しく同意ばかりの内容。気付いたら時間を溶かす、その割になにも得られない虚無感を抱くスマホとの距離にモヤモヤしていたけれど、そこに著者は〜すべきと上から言い切るのではなく、隣で並走しながら一緒にどうしたらいいか考えてみようと目線を合わせてくれる語り口が非常に好印象。
  • 2026年5月10日
    め生える
    め生える
    読むごとに、普通であることに囚われていたりみんなと一緒であることに安心感をもつことへの違和感を突きつけられる鋭さと、自分の思っていることをずばり言ってくれる安堵と、感情ごちゃ混ぜにされながらも最後はあたたかい気持ちになる高瀬隼子作品好きすぎる。
  • 2026年5月7日
    母という呪縛 娘という牢獄
    よかれと思って、あなたのため、悪気のない善意は一歩間違うと支配になり相手を苦しめる。これは母娘の話だが、自分ごとに置き換えることは十分にできる。
  • 2026年5月7日
    体の贈り物
    体の贈り物
    死と生のはざまで揺れ動くエイズ患者をケアする「私」は淡々と静かに語る。数多くの患者を看取る経験を繰り返す仕事であること、しかしひとりひとりの生き方を尊重し丸ごと受け止める誠実さが文章に滲み出ていたので読後は穏やかな気持ちになる。
  • 2026年4月19日
    ナチュラルボーンチキン
    主人公の置かれている状況に似たものがあるのもあって、正反対の性格の同僚から言われる発言は自分にもかなり響くものはあったし、その発言を受けてどうしてこういう考えになったのか、これから自分はどうしたいのか、自己との対話を繰り返して行ったり来たりする描き方に金原節炸裂。夏の甲子園9回裏の逆転ホームランくらいからっと気持ちよくなる読後感。
  • 2026年4月9日
    わたしたちが光の速さで進めないなら
    わたしたちが光の速さで進めないなら
    過去でも現在でも地球以外の惑星で暮らせたり文明が進んだ未来だとしても人は間違うし傷つけあうし寂しい。だからと言って諦めずに声を拾ってわかろうとする作者の優しさが伝わる短編集だった。
  • 2026年4月6日
    声の地層: 災禍と痛みを語ること
    東日本大震災から15年という節目を機に読み始めた。当事者において節目など関係なく地続きであることを考えながらも被害を受けなかった第三者としてできることは語りを聞きその出来事を思い出すことではないかと。 この本を通じて、被災の当事者の中でも被災の程度によって気遣いからくる語らなさがあることを知った。語られたことだけが全てではない。その側には語れなかったこともある。この両方の存在を認めてどう受け取るのか考え続ける。
  • 2026年2月26日
    わたしの言ってること、わかりますか。
    言葉によってどれだけ差別され傷つけられてもその言葉を持って人に優しくありたいと真摯に向き合う亜和さんの姿勢が伝わるエッセイ。亜和さんが発する言葉は愛しく信じられる。
  • 2026年2月21日
    菜食主義者
    菜食主義者
    生きるという行為の不自由さ、他者への無力感、自分でもコントロールできない揺れ動く心、ハンガンのしなやかで鋭い表現は自分の奥底にある感情をざらりと撫でる。
  • 2026年2月15日
    その落とし物は誰かの形見かもしれない
    手袋ひとつ、テープひとつ道端に落ちていただけで、せきしろさんの想像力にかかれば物語ができ、落とし物たちは息を吹き返す。そんなことあるはずがないと鼻で笑うより、もしかしたらこんなことがあるかもとほくそ笑む方が人生たのしいかも。
  • 2026年2月14日
    火星の女王
    初SF小説。SFって宇宙とか実際に存在しない設定を使って話が進むから話にのめり込めるのか?と読まず嫌いしていた。 実際、理論の難しさ、火星と地球というスケールの壮大さはあるものの、今まさに起こっている格差や分断、人権という普遍的なテーマが軸としてあるから自分ごととして読めた。設定として人類が火星に移住して40年後の話ではあるがそれでもこの問題は続いているという皮肉も効いている。
  • 2026年1月31日
    彼女の名前は
    彼女の名前は
    女であることのしんどさを改めて突きつけられる。痛くて冷たい。その現状に対して韓国はデモやスト、文筆などで行動を起こしているのに、日本はあまりにも傍観しすぎているのでは。
  • 2026年1月15日
    言語化するための小説思考
  • 2026年1月5日
    OUT
    OUT
    実写化するなら、雅子:江口のり子、ヨシエ:余貴美子、弥生:西田尚美、邦子:寺島しのぶかな
  • 2025年12月26日
    ベル・ジャー
    ベル・ジャー
    シルヴィア・プラスの比喩表現が好きだった。著者自身の等身大な姿が主人公に投影されている切実さが刺さる。
  • 2025年12月25日
    春の庭
    春の庭
    人の営みを街や植物に絡めて描くことで映像が思い浮かびやすく、生活をGoogleEarthやストリートビューみたいに眺めている感覚になる。
  • 2025年12月19日
    精選女性随筆集 幸田文
    精選女性随筆集 幸田文
    威厳ある父から教えられた暮らしや在り方、学生時代、結婚、離婚、親の死。様々な出来事は幸田文のさっぱりした小気味いい文章で語られるとくすっと笑えて、じんわりと沁みる。
  • 2025年11月20日
    嫌いなら呼ぶなよ
    笑っちゃうくらい清々しいパンク!出てくる人物のキャラの濃さ、細かい描写のしつこさったらないのにその描写の解像度が高いもんだから胃もたれしない。登場人物に全く感情移入できないのに自分の中にある何かに触れているのか他人事の気がしない。
  • 2025年11月3日
    「いきり」の構造
    最近の「いきる」人たちの臭い物に蓋をする行動はあまりにも稚拙で何も考えてなさすぎるのを隠すように声がデカい。いきらないためには、考え、問い続ける砂鉄マインドを持って見定めること。
  • 2025年10月19日
    犬のかたちをしているもの
    女性が抱くしこりみたいなものをいろんな感情ごちゃまぜにして考えて考えて考えて、正解がない中で決断しなければならないことの揺らぎを捉えた文章がリアルで仕方がない。
読み込み中...