完全版 ブラック・マシン・ミュージック 下
18件の記録
阿部義彦@xtc1961ymo2025年11月9日読み終わった野田努さんのデトロイト・テクノに関する覚え書き、後編を読了。ここからが自分が割とよく聴いた、UR(アンダーグランド・レジスタンス)界隈の話題でその次世代への話題へと実に面白かった。しかし、現在は肝心なデリック・メイの諸作品とくにストリングスオブライフが入手困難になっている諸事情を詳しくしる、『イノベイター』は昔持ってて手放したので今でも中古CD市で探しても中々見つからないのは、そう言うわけだったのか、こりゃ持ってる人手放さないわな!デトロイト・テクノの原点にはゲイカルチャーが深く関わっていたのも見逃せない点でした。
DN/HP@DN_HP2025年9月16日「黒人女流SF作家、オクタヴィア・バトラーの『キンドレッド』は現代に生まれた女性が奴隷制時代にタイムスリップする話だ。なんども過去に引き戻されるその事態そのものが、歴史的なトラウマを表現している。忌まわしい過去を消去したら自分自身もいなくなる。Pファンクは、奴隷船に拉致されたアフリカ人を今度は宇宙船で拉致して銀河に向かった。ミルズがURを離れる頃、デトロイトではその歴史的トラウマを直視した音楽が産声を上げた。音楽を作ったのはアフリカから奴隷商人に拉致され、新大陸に向かう途中病気になったために奴隷船から海に捨てられた妊婦の子孫で、海のなかで変異した生命体だった。」 drexciyaを流しながら『キンドレッド』も再読してみたくなった。

DN/HP@DN_HP2025年9月16日「アンダーグラウンド・レイルロードの発達によって、デトロイトが面しているエリー湖にはいくつかのターミナルが設立された。一八三〇年から一八六〇年のあいだ、六万人の奴隷がアンダーグラウンド・レイルロードを通過して“約束の地”カナダに逃れた。すべてはデトロイト経由。デトロイト行きを意味する暗号は“ミッドナイト”。」 おれがおまえを約束の地に連れていこう UR ” Nannytown“ https://youtu.be/MXy6hcJ2yjM?si=a42XSlYMEB9igeBT



DN/HP@DN_HP2025年9月13日買った『ブラック・マシーン・ミュージック』は最初の版で読んで大変感動したのだけど、『ゼーロンの背中』というこの前聞いたPodcastで、大好きな漫画家の川勝徳重さんが「電車で読んでいて駅乗り過ごした本はあれだけですね」と仰っていて、たしかにあれはそういう本ですよね、読み直したいな、と思っていたところでの文庫化だったので買うしかなかったのだった。











