旅行者の朝食
49件の記録
みゆこ.~.@miUiko2026年7月5日読み終わった元ロシア語通訳の著者によるグルメエッセイ集。食にまつわる歴史や文化を知れて面白かった。 実は現代のフランス式給仕(前菜から順に一皿ずつ)はロシアでの伝統的な食べ方を取り入れたものであるとか、 ちびくろサンボの舞台は実はインドで、虎のバター入りホットケーキは原作では虎からできたギーのたっぷり入ったナンだとか。 食べ物が出てくる童話の解説も兼ねていることもあり、民俗学本ぽいところもあって、知識もつく良本。 (おむすびコロリンから、水田稲作の伝統と日本人の根強い横並び意識につなげていたり、など。) 日本のレストランも出てくる。グルメな人の情報は信頼できるのですべてメモした。 -------------以下自分用メモ イラン、アフガニスタン、トルコのいずれかで、職人の手で直に作られるハルヴァ(ヌガーの上位互換のようなお菓子)を食べてみたい。 トマトやじゃがいもが日本の常食になるのは戦後、豚や牛の肉は明治以降。 味覚は保守的なはずだが、飢餓や生命の危機、好奇心などをきっかけに、おいしさに気づくと馴染みのない食材もあっという間に普及していく歴史がある。 ロシアでは、じゃがいもは悪魔の申し子だという噂から、食べたら死んでから地獄に落ちるかもしれないと恐れてられていた歴史があるそう。 見た目や、種から発芽するのではなくクローン型の増殖をする様子から気味悪がられていたのだとか。 コロンブス交換による食文化への影響は凄まじい。
三毛猫ななこ@mikeneko_nanako2026年6月4日読み終わった日常的な食べものから、缶詰「旅行者の朝食」や絶品菓子ハルヴァといった聞いたことのない食べものまで、食いしん坊な作者(ロシア語翻訳者)の美味探究エッセイ。美味しいものもそうでないものも、試しに一口食べたくなった



あるる@aru_booklog2026年5月25日読み終わった食いしんぼうな作家を好きになることが多いです。ロシアでの食生活、郷土の食べ物に恋焦がれる様子、そして食い意地。どれもこれも軽やかに読めるけど、知らないことが散りばめられていて面白かった。大きなかぶってロシアのお話なんですね?!そしてロシアってカブたくさん食べるの? たまたま今日が米原さんの命日だそうで。何という偶然。








呉林抱月@kurebayashi10192026年2月13日読み終わったaudibleオーディブル版チャプター3のハルヴァというお菓子のことを述べている部分がおもしろい。幼少期プラハで友人イーラにもらって一口食べたハルヴァが忘れられず、米原さんは時間・空間を超えてそれを追求した。問いを立てること、それを解決するプロセスでは、一見関係なさそうなところから思わぬヒントをもらっている。地域の歴史や文化に関する幅広い背景知識、友人たちの助言など。米原さんがこの追求プロセスを楽しみつつ行動できる「知性の人」であったことは、彼女自身と私たち読者にとって何よりの幸運であった。



kasa@tool2025年3月29日かつて読んだロシアを身近に感じる一冊。 「人間を故郷と結び付ける糸には文化、国民、歴史..一番丈夫なのは魂に、いや胃に繋がっている。これはもう糸ではなく綱である」 ロシア語通訳、海外在住経験のある方の食にまつわるエッセイ
みどりこ@midorikko_032016年11月10日読み終わった借りてきた「ソ連」とか「ソビエト」とかいっぱい出てくるので昔かと思いきや、出版は2002年だし、そもそもペレストロイカは1980年代で全然最近のことなんだなぁ。




































