〈食べ方〉の文化史: 宮廷の作法が社会のマナーとなるまで

〈食べ方〉の文化史: 宮廷の作法が社会のマナーとなるまで
〈食べ方〉の文化史: 宮廷の作法が社会のマナーとなるまで
治部千波
教育評論社
2025年7月14日
10件の記録
  • 柿内正午
    柿内正午
    @kakisiesta
    2025年8月23日
    社交への関心も止まらない。
  • たべっ子どうぶつランド@横浜への行き帰りに。 宴の開始時間には「パリ時間」というものがあり、「四時と書かれていれば五時」、「四時ちょうどとあれば四時半」、そして、「四時きっかりというのが四時」とのことで、この解釈どおりに訪ねて行くのがマナーであった。(p.172) いかにもプルーストの「私」が言及してああだこうだと悩んだりうんちくを垂れたりしそうなテーマである。
    〈食べ方〉の文化史: 宮廷の作法が社会のマナーとなるまで
  • 人類は火と道具を使って調理をするようになり、他の動物たちにはない文明を獲得した。手ではなく道具を使って食べることは、文明的で洗練された振る舞いであるとみなされているが、一方で、世界には手食の文化が続いている国がある。筆者はいま「今なお」と書きかけてやめたが、インドやアラブ諸国のような国々では、宗教上の習慣に基づき、指を使って食事をしているのである。このことを文明の発達が遅れているためだとするのは、偏った考え方ではないだろうか。(p.92) 信頼できる姿勢である。私がこれを読む姿勢(物理)は今日も悪い。
  • 修二
    修二
    @shu_2
    2025年8月2日
  • ずっとプルーストの気配を感じていたのだが、ついに現れた。正確にはプルーストではなく、プルーストのなかで言及されていたヴァテルという給仕長についての話。以下はプルーストを読んでたときの記録。 家政婦フランソワーズの料理の腕を褒めちぎるノルポワ氏。その比類なき感嘆のなかに出てくるヴァテルという実在料理長の注に「ルイ十四世を招いた三日間の大宴会で予定した魚が到着せずに自殺」(p.81)とあり、ぎょえ〜、という声を出してしまった。
  • お客さんがまったく来ないので、少し早めの夜ごはんを食べながら読む。食べながら読むのはマナー違反なのだろうけど、本中心の生活を営む者にとってはむしろマナー遵守であろう。私はおふとん中心の生活を営みたい族の所属なので、おふとんに入りながら本を読むのが正統。古代ローマ帝国での饗宴は寝転がって食べるスタイルだったらしいので、おそらくこの血筋。
  • 誤配に次ぐ誤配ですでに在庫がある本がさらに増えていく。小さいお店に面陳を増やす余裕はなく、もうこれはお前が読めということか、という何度目かもわからない啓示を今日も受ける。たしかに気になってた本ではある。本チャンネルのインタビュー候補に脳内で入れたくらいには気になっていた。わかりました。
  • 閑谷閑
    閑谷閑
    @nyomugen
    2025年7月30日
  • Negishi
    @negishi
    2025年7月13日
  • 鷹緒
    鷹緒
    @takao_tanka
    2025年7月4日
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