私のからだは私のもの
18件の記録
くりこ@kurikomone2025年12月13日読み終わったよみおわった 『性暴力被害の実際』では、性暴力を受けて10年以内に被害体験を話せる人の割合が30%と書かれていた。平井さんの本を読むと、いかに性被害がないものにされ、被害者を追い詰めているか知ることが出来るし、加害者がのうのうとのさばっている様子に怒りが湧く。(松本人志が「俺干されたんですけど!」と被害者ポジションを取り復帰する日本!!)最 終章には平井さんが性被害にあったことや加害者が所属していた団体との痛みを伴うやり取りについて書かれている。いじめ、DVとかあらゆる被害体験の話を聞く時いつも思うことは、加害者が悪いのになぜこんなに被害者が傷つきながら告発しないとダメなのだろうという事。私たちは被害者に担わせすぎてしまっている。 p.236 「隠していたことを表に出そうとしたとき、周囲がどういう対応をしてくれるかによって癒しがある。色んな人がそういった傷を封印しているという事がようやくわかりました。」 私も知り合いに、親からの虐待を言ってみたことがあるけど、「そんな親普通に働いてる?」とか「精神病なん?」とか、明らかに二次加害の言葉を投げられたことがあって、こういうことを言われたら言うこと自体躊躇してしまい隠すようになってしまう 人がトラウマ的傷つきを負うという事は、周囲とその人が切り離されてしまっているという事。トラウマは薬ではよくならない。その体験を他者と一緒に担えてこそ手放せる。それが傷つきを個人の問題に矮小化せず社会が変わってくれる第一歩だと思う。






くりこ@kurikomone2025年12月6日まだ読んでる〈sexwork is workの立場として書いてます、 あと私は男性が女性を買う権利は擁護してません。〉 第九章真ん中くらいまで読む。 第4章まで、実際に起こった性暴力事件が羅列してあり、かなり読みごたえがある(と同時にぎょっとする事件が沢山ある。性暴力サバイバーは読まない方がいいかも。私はレイプとまではいかないけど自分の被害体験を数日思い出してしまって気分が悪かった。)第5章からの日本軍が売春を管理して、軍の指揮を高め、日本や朝鮮半島の女性が翻弄されていく様子は、『愛と欲望のナチズム』に書かれていた、ナチ党が女性を性的に搾取しドイツ軍のみならず、強制収容所の男性たちの戦闘、労働意欲を高めていたことを思い出した。さらに、戦後も駐屯軍のために「慰安所」を作っていたところは対米従属っぷりがうかがえる。 しかし、.p.191でセックスワーカー当事者団体SWASHを引き合いに出し、「危険と隣り合わせの仕事をはたして自分の意志で主体的に選んでいるのか」という問いは、パターナリスティックではないだろうか。例えば、当事者の意見を取り入れず、AV出演者を「保護」の観点だけで作られたAV新法では、4か月ルール(撮影から最低五か月待たないと作品を公表できない)のせいで賃金の受け取りが遅れてしまい、結局AV新法を守らない裏業者に出演者が流れている。 もちろん、セックスワーカーが皆SWASHのメンバーのように自分の経験を肯定的に語れる人だけではないことを知っている。「あの時酷い被害にあった」「主体的にしていると思っていたけど、過去の性被害のトラウマの再演だった」という話もたくさん見てきたので、平井さんの言い方を借りるなら、「誇りをもって」セックスワーカーに従事していない人もいるだろう 被害をなくしたいからこそ私は、Sexwork is work(セックスワーカーに人権を)の立場を取っている。(また私はセックス=ケアと考えているので、セックスワーク=ケア労働の一種。これってマルクス主義フェミニズム的だと思うんだけど何故かセックスだけ外に持ち込まれることを「怪しからん!」と怒る人がいる。これは、女性のセックスは家の中で夫に無償でするものという暗黙の了解があって、外で女性がお金を介してセックスすることは、家制度を揺るがす許しがたい行為だと考えられているからだろう)売春防止法や買春処罰法を施行することによってセックスワーカーが地下にもぐりスティグマを強めてしまう。なのでまずは非犯罪化することによってケアを受けやすくし、続けたい人は安全な労働環境で続け、辞めたい人は違う職にスムーズにつけれるようにした方がいい。 (ちなみに買春処罰法を導入している国では、セックスワーカーたちが個人化してしまい、SNSでのやり取りが盛んになるあまり子供の性的被害がより増えているという。) 覚せい剤をはじめとする薬物も罪に問われるのは先進国では日本だけである。法で取り締まれば取り締まるほど被害は深刻化しているし、薬物使用者は刑務所に入った回数が多いほど自殺率が上がるという。諸外国が非犯罪化+ハームリダクションでケアをうけやすくしているようなアプローチをセックスワーカーにも適応するのが筋だろう。 先日話題になったタイの子供が日本人男性に性的搾取されていることを受け買春処罰法を導入しようとする人には買春処罰法がより被害を深刻化することを知ってほしい。またこの件は子供の違法労働が行われていたという事が問題であるので、セックスワーク界隈の法律を厳しくしなくても違うアプローチがあると思う(ここは今から勉強したい)








くりこ@kurikomone2025年12月4日まだ読んでる第三章まで読む。平井先生が幼少期受けた性被害のことを読んでいたら、私も男子学生から勝手に体を触られたり、卑猥な言葉を投げかけられたりしたことを思い出した。こういう被害体験を当時学校の先生に行っても「ちょっかいかけているだけ」「〇〇君は〇〇さん(私)のことが好きだから」と全く取り合ってくれなかった。今の子供はちゃんと、先生から「それは被害です」と教えてもらえてるのか心配になった。 ポリタスで宗教虐待の動画を見た時も、信じられない教義を教え込まれてる宗教があるとびっくりしたのだけど、当事者にとっては、「何が自分を抑圧しているか」という事自体わからないから、性被害、虐待、DV、ハラスメントは具体的にどういうものが当てはまるのかできるだけ沢山書いた資料やパンフが役所のような公共機関に合ったらいいなと思う。 最近の高校生は、プレコンという「産めよ増やせよ」という価値観を押し付けるような教育を受けているという。また、性教育のはどめ規定で受精や妊娠の経過を取り扱わないという。こんなんじゃ私の体は私のものであり、体を雑に扱われることにNoと言えるような子供は育たないと思う。心配だ





nyannyaway@nyannyaway2025年11月19日買った読み終わった平井美津子さんの研究と被害が膨大な事例と共に立ち上がってきます。本邦の男性社会が女性を性的に搾取する歴史は、安土桃山時代にまで遡って存在していた。そして軍隊が存在する地でそれが加速していた、ということ。 搾取も人権侵害もうんざりだ。 手をとって、私にできるところから、できるところで、闘う所存です。


はな@hana-hitsuji052025年10月9日読み終わった図書館本図書館で借りた著者の言葉がなぜこんなにも自分の心の近くに迫ってくるのか、最後の最後で理由がわかった。 ここに書かれた全ての事件や隠蔽、暴力の数々、それらに対して女性たちの起こした行動はひとつ残らず自分の人生と共に社会で起きていたことで、私たちはみんな当事者だと思う。 自分の経験をやっとの思いで言葉にする時、相手の反応でどんな経験を「してこなかったのか」がわかる瞬間すぐに沈黙して隠してしまうだろう。 逆に自分もそんな反応を誰かに無意識のうちにしていることがあったのかもしれないと怖くなる。知らないこと、無頓着に生きることが大罪に思える。 私はこの本に記された声を上げることの出来なかった多くの女性や子どもたちに特に連帯する。そして著者とその周囲の協力者、理解者に敬意を感じている。 どんなことであろうとも、あったことをなかったことにだけは、それだけは出来ない。みんなや誰かの傷が自分の存在如きで癒せるはずもないが、私はそれを知ってるし、あなたに起きたことを知ったし、なかったことには絶対にしないと決意する気持ち。 一人ひとりに伝えるすべはないけれど、彼女たちを案ずる瞬間が日常にある。 そしてこの社会構造をどうやって変えていけるのかをずっと考えてる。 改めてこの本が本になって良かった。 図書館で借りたけど、支持を表明するために購入する。そして著者に手紙を書こう。










はな@hana-hitsuji052025年10月6日まだ読んでる図書館本図書館で借りた文体はとても柔らかいのに切れ味は鋭く知的な印象で、最初はグイグイと読める予感がした。 章を追うごとにあまりの深刻な事実と、自分がこれまで低関心だったり深く追求することの出来なかった胸のざわつく事件などが時代と併せて書かれており、その頃の自分のことも思い出すなどする。 1人の少女、1人の女性の心の中に抱えておけるものではない。 でもいつか死ぬまでそれを秘めて生きるしかなかった多くの語られていない人生が山のようにある。 植民地主義、本当に…そして沖縄の苦しみを自分がこんなに知らずに生きてきたことに対して本当に言葉が出てこない。 知れば知るほどここまで全てが繋がっているとは驚愕。無知な自分に対しても驚愕。 この本が出版されて良かったと心から思う。 語られる人の痛みの数ミリを感じるだけでも、読み進めるたびに顔が歪む。 でも知らないといけないことだったと思う。
























