我が手の太陽

我が手の太陽
我が手の太陽
石田夏穂
講談社
2023年7月13日
5件の記録
  • 石田夏穂作品にしては珍しい、いわゆる一般的な会社員小説ではなくむしろ正反対(?)の職人小説だった。溶接まわりの専門用語が飛び交っていてなんのこっちゃ?と思いつつ読み進めていたが、いつのまにかのめり込んでいたよ。それどころか今の自分の境遇への悩みをザクザク切り開いていくような手捌きだった。肉体および能力が歳とともに枯れていくのは仕方ないにしても、これとどう向き合えるか、そしてどう対応するべきか……その極端を痛々しいまでに表現した傑作でした。アイデンティティの置き場所は自ら決めることができない、そのやるせなさたるや。
  • ばるーん
    ばるーん
    @ballo____on
    2025年5月10日
    石田作品で1番好き。
  • ね
    @notsasaki
    2025年4月4日
    溶接やら工事現場に関しての知識不足だったせいで半分くらい頭に入ってこなかった、、
  • 凪
    @nagi
    2024年1月31日
    共感できる部分もあり、よくわからなかった部分もあり。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved