我が手の太陽

我が手の太陽
我が手の太陽
石田夏穂
講談社
2023年7月13日
24件の記録
  • 猯
    猯
    @647k38
    2026年9月16日
    溶接や金属加工の専門用語とかいっぱい出てきて、かっけー!って楽しかった! ティグ溶接とかスパッタとか…いろいろ! よく分かんない用語出てきてたのしいの、SFみあって好き 理解や想像がしきれてないかもだけど、火を扱う職の厳粛なさま、金属への畏怖と人間の技への矜持は、自分なりに感じ取ったつもり なぜならぼくは火や鉄がカッコイイものだと思ってるから 存分に味わえて楽しい! 実際に溶接工に従事してる方が読むとまた違う読み方になるのかもしれず、感想が聞きたいぜ 純文学よりだけど、台詞とかやり取りとかもリアリティ感じて読みやすい 自尊心と矜持は、他人と自分を線引きするもので、それは見下したりする効果もあって、見下す対象は他人から自分に代わることもあって、高みへ引き上げることもあれば凋落の弾みをつけてしまうこともある 職に関わらず覚えがある感覚で読んでて「あ! あぁ、ああ〜……」って感じで苦しくも馴染みもある感じ そういうの置いといて、現場ってこんな感じなんだとか、プラントとビル工事の感じの違いとか 監督の人によって現場がピンキリなところとか だから「監督」って言うんだわ そういうのが面白かった 謎の検査員、純文学でよくある夢現の人物って感じだ、いいね ラスト前で言ってたけど、もう一人自分だと思う 「工事現場の人」という味噌糞いっしょに扱われたくないから? ラストがちょっと分かってなくて、手が温かいこと・硬いことを肯定的好意的に書いた描写あったっけ?って読み直したけど見当たらない 牧野の手は冷たい 声は黄色い 彼の手は、もう火と鉄を扱う資格を失ったんだと思う 安全と現場を自分のいいように作り替えた、火を使って鉄は作り替える力とは全然別のやり方だ 自分の力で鉄切ってるわけじゃない のと同じで、現場作ってんのはクソみてぇな監督だとか同業や鳶や、人間とルールだから、戸田くんみたいにそれを使って変形させなきゃいけなかったのに 検査員が熱く硬い手で振り払うので、伊東のもとの手はそのようだったのだろうと思う それをもう一人の自分、自分を裁き検査し他人と自分を区別つけ、自分を指さして指摘する存在に奪われた、あるいは没収された のかな だからって人でなしになるとかそういうわけではないただの人になるだけ 溶接工でなくなるだけ
  • 溶接に関する専門用語が多く、何言ってるかわからない!ってなりながら読み終えた🤣 たぶん私がこの仕事をしない限り、一生ちゃんとはわからないんだろうな😂 自他ともに認める腕を持つ溶接工が、少しずつ自分の腕と周囲からの評価にズレを感じ始めて、「おかしい、おかしい」ってなっていく話。 ずっと自信を持っていた部分が揺らいでいく感じとか、 先輩が職業病によって「あの頃とは違う」姿になっていく感じとか。 ミスをしたっていう事実が自分の輪郭がぼかして、内面がガタガタと崩れていくのがひやひやした。 なまじ、それが命にも関わる危険な仕事だから余計に! 太陽の温度にも達するほどの高温を、お前らは扱えないくせに。 俺はほかの「現場」の奴らとは違うんだ。 …という傲慢にも見える自信は、手のひらの太陽から自分を守るための鎧でもあったんだなと、終盤の展開を読んで思った。 ラストの意味はまだ考えたい! あれは、自分の腕が衰えていることをついにちゃんと自覚したってことなのかしらん。 ほかの人の考察も読んでみたいな〜🤔! そしてこの1冊で石田夏穂の単行本読破〜❣️ あとは過去の文芸誌を集めてくぞ〜😂楽しみ❣️
  • 星鴉
    @guricco
    2026年8月12日
  • やまもと
    @yymmt
    2026年7月29日
  • renbo
    renbo
    @renbo
    2026年5月25日
  • LUCiA
    LUCiA
    @gogo
    2026年5月3日
    この人の本を読むのは3冊目になるのかな。そうか、1冊ごとに舞台というか、世界というか、業界というか、丸ごとイチから作っていく人なんやね。 この本の業界は溶接のプロが主人公だ。専門用語はよく分からなかったが、分からなくても十分その危険さとか特殊さのようなものは伝わってきた。『プロジェクト ヘイル メアリー』のような感覚。工事現場、建設現場と言っても、建設物や場所、請負業者によって、作業員の人たちのモチベーションが変わるんだなーと、当たり前と言えば当たり前のことに新鮮な発見があった。最寄駅から私の職場までの道すがら、もうずっと長く工事している現場があるのだが、その長さにも理由のあるのが分かった。連休明けからは工事現場への関心具合も変わりそうだ。 それにしても、この本は最初から最後まで、ずーっと心臓がぎゅーっとしたまま、超特急で読み終えた!危険物を取り扱っている描写、危険な現場でさらに危険な行為に及ぶ主人公、集中力の必要な作業中に思考が逸れていく、、、もうっっ!次何が起こるんだろう!馴染みのない業界なだけに、予想がつかず、余計にハラハラした。この石田さんの本はこれからも追い続けよう。
  • にこ
    にこ
    @lalecture823
    2026年4月30日
    職人" 溶接工 "の話 「俺の仕事は誰にでもできるお前のとは違う」 「俺はただ工場現場の人ではない」 「高温を扱う溶接工は花形なんだ」 「自分の仕事を知らない奴が偉そうに語るな」 「じゃあお前が溶接してみろ、出来ないだろ」 自信が揺らぎスランプに落ちかけてる時、人はこんな言葉が出てくるのかもしれない この後味の悪い苦しい言葉の裏には 大丈夫か、俺 このままではまずいのではないか この俺が、ミス…? こんな不安が隠れている 何かを極めた人の心の葛藤が見えました 自分の能力を誇りに思い、懸命に磨いてきたからこそだと思いました
  • 創
    創
    @hajime_8
    2026年3月28日
  • 創
    創
    @hajime_8
    2026年3月28日
    「自分が仕事で相手にするものは、そのまま自分のことだ。それは自分の力量で、自分の職能で、自分の価値のことだ。」p42
  • ゆゆゆ
    @yuyuyu55
    2026年3月18日
    どんな仕事もバカにしちゃいけないよなあ、自分を過信していけないよなー
  • めぐ
    @karoyakastep
    2026年3月3日
  • おでん
    おでん
    @momonosuke
    2026年2月23日
  • equusferus
    equusferus
    @sakaima96
    2026年1月29日
  • あさだ
    あさだ
    @asadadane
    2026年1月10日
    溶接会社の品質管理部門に勤めていたことがあるので「品管に溶接工の気持ちはわからない」という言葉にぐさぐさ刺された、正にそのどうしようもない軋轢みたいなものが辛かったのが退職理由のひとつでもある… あらゆる界隈に言えることだけど、抗えない衰えにより矜持が変貌してしまうのは哀しい
  • マリ
    マリ
    @marri12345
    2025年11月16日
  • 石田夏穂作品にしては珍しい、いわゆる一般的な会社員小説ではなくむしろ正反対(?)の職人小説だった。溶接まわりの専門用語が飛び交っていてなんのこっちゃ?と思いつつ読み進めていたが、いつのまにかのめり込んでいたよ。それどころか今の自分の境遇への悩みをザクザク切り開いていくような手捌きだった。肉体および能力が歳とともに枯れていくのは仕方ないにしても、これとどう向き合えるか、そしてどう対応するべきか……その極端を痛々しいまでに表現した傑作でした。アイデンティティの置き場所は自ら決めることができない、そのやるせなさたるや。
  • ばるーん
    ばるーん
    @ballo____on
    2025年5月10日
    石田作品で1番好き。
  • ね
    ね
    @notsasaki
    2025年4月4日
    溶接やら工事現場に関しての知識不足だったせいで半分くらい頭に入ってこなかった、、
  • 凪
    凪
    @nagi
    2024年1月31日
    共感できる部分もあり、よくわからなかった部分もあり。
  • yam 2
    yam 2
    @moon_99hak
    2023年8月30日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved