ぼくは勉強ができない
92件の記録
にし@nininishishishi2026年8月1日読み終わった好きで、何度か読み返している本。 秀美くんの、のらりくらりとして、軸が無いようで、とてもしっかりした筋があるのが、かっこいい。 そして、お母さんもおじいちゃんも、桃子さんも、桜井先生も、いい。お母さんと桃子さんの、愛嬌と度胸と色気が最高にかっこいい。 秀美くんの性格は大人からすれば反発を受けるのも想像できる。でも秀美くんは、お母さんとおじいちゃんからの愛情をずっと受けているから、強さがあるんだろうなあって思った。


おとうふだいすき@otofu2026年7月29日読み終わった(めっちゃ面白かったから、感想もめっちゃ長いです😂) 『勉強ができない』とはよく言ったもので、この高校生から学ばされることの方がよっぽど多かった。 等身大の高校生らしい悩みを抱えながらも、「当たり前」や人生の窮屈さをさらっと言語化してしまう。 その視点がどこか痛快で、何度も立ち止まって考えさせられた! (少し話は変わるけど、) あるクリエイターのポッドキャストで、「美醜や学歴みたいな一元的な価値基準にこだわるのをやめたいです」という相談に対して、 「まだ価値観の奥行きが見えていないんだね」と返していたのがずっと印象に残っていた。 それ以来「価値観の奥行き」って何なんだろう〜とぼんやり考えてたんだけど、 この本を読んで「これかも!」って腑に落ちた。 「自分とはこういう人間だ」と決めつけてしまうことで、そのイメージが揺らいだ瞬間、自分自身まで否定されてしまうこと。 社会から外れないように外れないようにと、他者が示した価値観にしがみついてしまうことの窮屈さや、どこかある、かっこ悪さ。 主人公たちは、それを「正しい・間違っている」と説教してるわけじゃなくて、問答してる感じ。だからこそ、読み手である私も「うちもそうかも…🤔」とか、気づいたら自身を省みていることもあった。 ほかにも、(主人公は母子家庭なのだが) 主人公にとっては自身が母子家庭であることも、父親がいないことも、母親が派手であることも、ただの事実にすぎない。 それなのに、「父親がいないからこうなんだ」と理由や意味を与えてしまうのは、いつも周りの人たちで。 その構図って、ニュースでも日常でも、私たちが無意識のうちにやってしまってるよね、とか。 あと「不幸ぶることって、幸せを持て余した人のやる愚かな行為なんだ」とか。 (モヤモヤ抽象的なことや不幸なことを考える行為って、美味しいご飯や身体的な痛みの前ではなんも役に立たないよね🤷♀️とか) ぽつぽつと、考えさせられる言葉や場面が散りばめられていたのが印象的だった。 そして、あとがきの 「叙情は常に遅れて来た客観視の中に存在するし、自分の内なる倫理は過去の積木の隙間に潜むものではないだろうか。」…の一文には、脳が痺れた💫 実はこの本、地元の高校の課題図書になっていて、それが理由で、手に取った一冊で。 高校生や大学生って、まだ自分というものが固まりきっていなくて、アイデンティティがゆらゆらしている時期だからこそ、「こうあるべき」という価値観に苦しくなることも多いと思うし、実際自分もそうだったなーと思う。 だからこそ、この本は自分の価値観を少し広げて「自分はこういう人間かも?」と枠組みを広げ、素直に他者との違いを認め、人生の余白を楽しませてくれるような一冊だなと感じた! ……課題図書に選んだ先生、さすがだ😳👏

才桃きいろ@kiirosaito2026年7月17日読み終わった高校生以来の再読。秀美くんの周囲で起きる出来事から、考えがあちこちと広がっていく哲学書のような小説。初めて読んだときよりも秀美くんが幼く感じた。今読んでも色褪せないけれど、現代の感覚ではアウトでしょという事もいろいろ。


PASO@ayapaso2026年6月13日読み終わった中学生の頃から何度も読んでるけど再読してみた。子どもの頃は気づかなかったけど、美しい言葉に彩られている小説だったんだな。 「やがて灰になるなら、重みある空気で火を燃やしたい」、こういう感情を小説から摂取して言語化できる瞬間、好き。特に事件が起きるわけではないけど、読んで良かったなと思える本だし、人生って感じの本だ。本編とは逸れるけど、教師という仕事の真髄を感じさせるような本でもあって好き!

青@sora-ga-aoi2026年4月20日読み終わったまた読みたい最初は主人公に対して「なんやコイツ」と思っていたが、読み進めるうちにどうやら彼には彼なりのポリシーがあることがわかる。 一風変わった思想、高校生らしいアイデンティティ。 普通の部分と普通じゃない部分があり、大人の部分と子供の部分がある。 普通とは何か、大人とは何か。 人間とはこういうものだよな、と主人公の考えにうなずく小説なのだが、説教くさくなくて読みやすい。 「大人になるとは、進歩することよりも、むしろ進歩させるべきでない領域を知ることだ。」 あとがきのこの言葉を噛みしめている。
ふぶき@efb_04072026年4月15日読み終わった何回目かの再読。やっぱり秀美くんはかっこいい男の子だ。身も心も(見た目は想像するだけだが) 黒髪ロングの清楚系美少女を作るのには"大変手が込んでいる"のだと言うことを男性諸君には知ってもらいたいですね笑



- 毛糸@sUMAi_8192026年3月9日読み終わった再読入院読書入院読書一冊め。急性期病院、回復期病院を股にかけて読了。それから数日後。回復期病院の、いろいろな情報が映し出されるモニターに、体内時計(25時間)と一日の時間(24時間)の誤差についての話題が表示されている!「え!これ、"時差ぼけ回復"に出てきたやつじゃん!」とモニター前で人知れず興奮していた私でありました笑



夏しい子@natusiiko2026年2月4日読み終わった祖父と母の3人暮らしで、収入は母だけなので貧乏ということだけど、その母は編集者で稼ぎがないわけじゃなく、浪費家のなのだった。 だけどこの家族は、どこか「のほほん」としている。 主人公も祖父も母を責めない。 村上春樹の小説の主人公のように、どこか達観しているような、そして女性に優しく、敬意を持っている。 嫌な先生と、とことん言い合いしてほしかったとも思うが、停学にならない程度に逃げれるのも、この主人公の良さかもしれない。
さくらゆう@skryuh_2026年1月24日読んだ時代を感じさせない本だなと思いました。 独特なリズムの読み心地。 こういう読み心地は初めてでした。 ぬるぬるっと入り込む感じ。 「読む」よりも「視る」というような感じ。 性にあけすけ、だけどいやらしいわけではない。 純情さもあり、「生物の性」に誠実なためのあけすけ感。 父親はおらず、母と祖父と暮らす、「人好き」のするお調子者の高校生男子が主人公。 学校の成績は悪いけれど、物事の捉え方が達観していたりして、固定観念で決め付けて絡んでくる人たちをバッサリ切る話術に聞き入ってしまいます。 主人公の周りにいる、豊富な登場人物たちが、いろんな物事を勃発させて、その都度いろんなことを考える。母と祖父の曲者感や、三世代親子の会話がテンポが良く愛あるユーモアに満ちていて好きでした。 「ぼくは勉強ができない」 「あなたの高尚な悩み」 「雑音の順位」 「健全な精神」 「○をつけよ」 「時差ぼけ回復」 「賢者の皮むき」 「ぼくは勉強ができる」 「番外編・眠れる分度器」 短編それぞれのタイトルからも主人公の皮肉な感じが垣間見れて「イイネ」。 人間には余白が必要で、余白があるから魅力的になる。 そんな感じを教えてくれます。

みすず@yomimasu2025年9月23日読み終わった以前読んだ時はそこまでピンと来なかった。何年も読まずにいたのでブックオフで売ろうとして、最後にもう一度読んでみたら、すごく心に刺さる言葉だらけで、売るのをやめた。作者のあとがきに高校生ではなく大人の方にこそ読んで欲しいと書かれてあったが、本当にその通り。学生の頃読んだ時とは違う感想を持てたし、この本が好きになった。



岸川かん@kan-hayu132025年6月14日かつて読んだ再読これに似てる本知らない?って友人に聞かれたんですが知ってる人いたらよかったら教えてください めちゃ久しぶりに読み直したけどわたしもやっぱ好きだな
temachatowaltz@temari2025年4月17日読み終わった大切な人にもらった母親に高校生の時にもらった本で今まで読んでいなかったけど、大人になった今読んでとても良かった。気が楽になったかな。でも高校生の時に読んでたらもっと色んな事を考えて自分の言葉で話そうと思ったかな?あの頃の私よ… 若い頃は40代になったらもっとちゃんとした大人になっていると思っていた。もっとちゃんとしなきゃと自分に無意識に思い込ませてた時期が大人と言われる世代になった頃からあったと思う。 「ちゃんとしなくていいよ!ちゃんとしない方が面白い!」と言ってくれる人が周りにいる今。でもいつだって私は私でよしと思ってくれている人が近くに居た。それを再確認できた素敵な本。 “ぼくはぼくなりの価値判断の基準を作って行かなくてはならない。忙しいのだ。何と言っても、その基準に、世間一般の定義を持ち込むようなちゃちなことを、ぼくは決してしたくないのだから。ぼくは、自分の心にこう言う。すべてに、丸をつけよ。とりあえずは、そこから始めるのだ。そこからやがて生まれて行く沢山のばつを、ぼくは、ゆっくり選び取って行くのだ。“







temachatowaltz@temari2025年4月5日読み始めた大切な人にもらったフォローしている方がこちらの本を投稿していて ふと今が読むタイミングかも!と読み始めた。 私が高校生の時に母親が誕生日プレゼントにくれた本。当時は遊びや恋に夢中で勉強を本当にしてなかった私にあなたにぴったりな本みたいな感じでくれたような記憶が… でも何故か読む気にならずに今まできてしまったけど、私にこの本をプレゼントしてくれた時の母の年齢と同じくらいになった今、母が私に何を託そう(チ。を読んだばかりだから大袈裟な表現!) としていたのかな?と。 今は亡き母の想いも巡らせながら読んでみたい。



はな@hana-hitsuji052025年4月5日かつて読んだまさに高校生の頃読んだ本。 良い子のニーズに応えることが使命だった自分には衝撃的な本だった。 自分の心の声に気づいた記憶。自我を自我と認識したきっかけのひとつ。 山田詠美を大好きになった初めての本で、そこから読書狂いに。今読んだらどう思うんだろう。





white bird@shiawasenina__re2025年3月12日読み終わった@ 自宅理解できたりできなかったり。自分はまだまだ子供だなぁと。1、2年後に読み返したらもっと色々解る気がする。















































































