真夜中の果物 (幻冬舎文庫)

24件の記録
結@yi_books2026年6月5日読み終わった主に恋愛や友人関係に纏わる掌編と、それに連なる短歌がセットでたくさん入っていて、掌編が短歌の良さを、短歌が掌編の良さをそれぞれ引き立てているような作風がとっても好きだった。 心当たりがありすぎてグサグサ刺さるものも、自分とは違うけどそういうこともあるよねとか、そういう人っているよねとか思うものも、身近に落ちている日々の人間関係の欠片がギュッと詰まっているようで読むのが楽しかった。 人との交わりの中に、食べ物の記憶が紐づいているのって、これまで全然意識したことなかった気がする。 私にも、ある。あの人と〇〇で食べた××とか、忘れられない記憶と食べ物。 それから、あとがきがとても良かった。 「まっすぐに歩いてきたはずだったのに、振り返って確認すると、直線だと思っていた道は、ゆるやかなカーブだった。(中略)曲がったつもりはないのに曲がっていくのは、選んだつもりはないのにいろんなものを選んでいる日々そのものだ。」




乖離@karu2026年4月13日読み終わった恋愛短編小説と短歌がセットになった連作集。 小説の具体と短歌の抽象が織り交ぜられて、個人的な経験と結びつけて共感できる、とても親しみやすい構成。 個人的な好き度合いは打率2割くらい。 中高生の頃は思春期こじらせていて恋愛映画冷笑してるタイプの恥ずかしい奴だったんですが、年々柔らかくなって恋バナにキュンキュンできるようになってきた。 でも、この短さで恋バナ畳み掛けられるとそれはそれで冷める。 人対人の関係性をありふれた複製可能なものとして描かないでほしい。もっとちゃんと描いてって思ってしまった。切り取られた一瞬の描写で分かった気になったら失礼だろみたいな笑 むしろ私が一編一編大切に読めよって話かもですが…… あと、添えられた短歌が、情景のうちの情しかないものが多くて、短編小説に添えるという用法としては効果的だけど、短歌単体としてはあんまり好みじゃなかった。 執拗に細部を描写するような歌が好きです。



🫧@fis2_0o2026年1月29日読み終わった読了! いろんな形の恋愛があって それぞれにいろんな気持ちがあって これわかるなぁってものとわからないなぁってものがあって わかるなぁってものには感情移入しちゃったりして 恋愛ってほんとに心が揺さぶられるなって思うと同時に 安心できるのっていいなって思った 本の感想というより感情の感想になっちゃいましたが たまに読み返したくなるような本だったな

ほんね。@Honne_03302025年7月31日読み終わった昨日途中でやめたところを境目に身に覚えのある感情のオンパレード。 短いし読みやすいし、短編のあとにそれぞれキャッチコピー?短歌?みたいなのが付いてるのも好き。 どの話が好きだったかで結構盛り上がれそう。 なんで、実った恋より失くしたものばかり思い出してしまうんだろう、とは思うけど。 全然別の作品だけど、『試着室で思い出したら本気の恋だと思う』が好きな人はこっちもハマれそう。 「確実に時間は流れ あの頃の君の知らない大人になった」⦿カシスオレンジ 「好きなことを 好きなだけする生活に 一番好きなあなたがいない」⦿CO2
ほんね。@Honne_03302025年7月30日読んでる短いから、ふんふんって読み進めてたけど途中で身に覚えのありすぎる感情にぶち当たって普通に声出た。えぐい。 「思いきり悲しむこともできなくて 中途半端に傷ついている」⦿彼女からの電話
cの本棚@chiirice2025年7月2日読み終わった@ カフェいろんな恋愛の形 共感できるエピソードと、 私はそう思わんかも〜というエピソード 解説を読んで、 自分の恋愛観を思い浮かべながら 読んでいたんだな〜とおもしろいと思った 人生はまっすぐ進んでいるんじゃなくて いつ曲がっているかもわからないカーブを描きながら進む 正解なのかどうなのか迷いながら ゆるやかに














