夢見る帝国図書館
23件の記録
- さておき@sekirei-naku2026年4月7日読み終わったタイトルに惹かれて読み始めたら、面白くて一気に読んでしまった。ほんの少し昔、本を読むことも自分らしく生きることも容易いことではなかった。そんな時代を生きた日本初の国立図書館とひとりの女性の波乱万丈の人生。 小説に描かれる戦前と今の世の中の空気に近しいものを感じて不安になる。 時代や古い偏狭な価値観に翻弄された喜和子さん。それでも諦めず、勇気ひとつで自分らしくあることを選び貫いた。 喜和子さんの血をひく紗都さんの軽やかな聡明さが頼もしく希望を感じる。


ゆずりは@setsu03122026年1月29日再読・読了上野で偶然出会った「わたし」とチャーミングな老女「喜和子さん」の物語と、明治から第二次世界大戦終戦までの図書館の物語が交互に。 喜和子さんの生い立ちの謎が、上野周辺の人々の営みや帝国図書館の歴史と絡み合って少しずつ明らかになっていく。喜和子さんにしかわからない部分は、登場人物があえて暴こうとしないでいてくれるから想像がふくらむ。 図書館が主人公の物語では、文豪達のエピソードが楽しく、図書館を守ってきた多くの人々の想いに胸熱。






たまる@tamaru_cch2025年11月9日読み終わったフリーライターの主人公が喜和子さんという不思議なおばあさんに「図書館を主人公にした小説を書いてくれないか」と頼まれるお話。 帝国図書館には宮沢賢治や谷崎潤一郎や太宰治、樋口一葉など様々な文豪たちも訪れる。帝国図書館は樋口一葉に恋をしてしまう。 そんなお話を書いて、とお願いする喜和子さんがピュアでチャーミングでとても可愛い。 帝国図書館の歴史は軍事費に予算を奪われてきた歴史。ずっと金欠で苦労してきたっていうのが人間じゃないけど人間味がある。そう思えるのも中島京子さんの文章だからだろうな…!























