ヒルマ・アフ・クリント

22件の記録
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年4月16日展示みてきた本で読んだなかで覚えているいくつかの要素を意識しながら見れたおかげで、ほんのすこし楽しめた度合いが高まった気がする。目の前にある絵が、実際にアフクリントによって描かれて、死後数十年も眠っていたものなのだと思うと、なんというか、モノとしての強さのようなもの、フィジカルの強さを感じた。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月29日読み終わったヒルマ・アフ・クリントは自分が生きているあいだは作品が理解されれことはないということを理解していて、実際に死後何十年も経ってから世に出てきた。『三体』に通ずる読後感がある。数日中に現代アートに関する本のゲラを無謀にも読むことになったので、よい準備運動になったかもしれない。読書とは無謀である。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月29日読んでるまだ読んでる自然を記述する言葉が自然科学の言葉そして数式へと集約されてゆく時代に、ヒルマと仲間たちはそれだけでは足りないと感じていたのかもしれない。それは近代の人間が後ろに置いてきた知識をあえて掘り起こして、前へ進むようなカタツムリの方法論である。(p.228-9) カタツムリの方法論。本を読む、売る、ということもカタツムリの方法論かもしれない。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月27日読んでるまだ読んでる基礎知識がないので、鳩がモチーフに採用されてる絵があることを知って「鳩だ!」とよろこぶ鳩好きの挙動しかできない。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月25日読んでるまだ読んでるわからん、ほとんどわからん、しかしだからこそわかりたいという欲求がおのれを駆動する......!!(前提となる基礎知識がなさすぎるね〜)
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月23日読み始めたヒルマ・アフ・クリントどころかアート方面の基礎的な知識がないのだが、だからこそ勢いで読む必要があり、あるいはその無謀さを受け入れてくれるのが本でもある。ということでわくわくしながら読み始めると、「一八九〇年代になると憧れの男性や女性の写真を手にしたいと思うのは、ごく当たり前の気持ちでもあった。そうした例としてよく知られているのはマルセル・プルーストである」(p.16)とあり、どこにでもいるプルーストとまたも再会した。ヒルマとプルーストは同時期にパリで学生時代を送っていたらしく、どこかで邂逅していたかもしれない。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月23日読んでるひたすらに未知の世界の情報を浴びている。決して理解できているとは言いがたいが、文章自体が読みやすいからか、離脱せずに読み進めることができる。6月まで開催中の展覧会に行けばもう少しわかることが増えるはず。こういうとき、東京(や都市部)にアクセス可能な地域に住んでいることの特権性を感じる。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年3月20日読めということか先週入荷したのに今日もまた入荷した。定期的にある問屋のダブり納品だが、昨日DIC河村記念美術館に行きアート欲が高まっている私に対する、見えざる手の差配かもしれない。なお、ハン・ガン『回復する人間』も1冊発注で2冊届いた。読めということだ。