版元番外地

18件の記録
- H.A.B(エイチアンドエスカンパニー)@koya_books2025年8月2日読み終わった偏屈で人見知りとも感じる文章は、しかしとても「読ませる」ものでぐいぐい引き込まれてしまう。しっかりした読書や思想が、どこからもかしこからも、どんどんと迫ってくるのにどうにもそれが心地が良いのはどうしてか。 読了後、「あれ、でもなんか、とっても「編集」の本だったな!」と思わせられるところもさすがというか……。とても好みの本でした。このような人であれ、などどいうことは著者が全文を通じて否定しているのですが、このような本であれ、ということはひとつ、心に掲げておこうというふうには。 ちょうど片手で持った際に指があたる部分に大胆な空白がある組版も良くて。良くて、というか、ギリギリ攻めてるなあ、これすごいギリギリで、でもそのギリギリさが全体で一貫しているので、中途半端にずらすものおかしくて、いやこれ、作る方もOK出す方もすごいなあ、と思いました。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年7月13日読み終わった自宅どうやって「当てた」かとか、どれほど本や読書が愛しくて素晴らしいのかとか、そういう本の本や業界の本にほとんど興味をもてない人生だったけど、この本に綴られている全く再現性のない「生きざまさらし」の記録には胸を打たれた。勇気づけられた。下平尾さんがどんな半生を歩み、どういう問いを抱えながら読み編み取っ組み合いすっ転んで(文字通り)きたか。それがさまざまなスタイルの文章を通して伝わってくる(本文設計もさることながら、文章のスタイルの多様さがすごい。途中から何の本を読んでるだっけとわからなくなる感じも面白い。何より、私は他の同業者がどういう問いと取っ組み合いながら本を編んでいるのかを知りたかったのかも、と本書を読んで気づいた)。 (当然ながら)全く異なる経緯で出版社(出版者)に流れ着いた身だけど、私は私なりの問いを引き受けながら、引き続きこの社会の片隅で(雑務をこなしつつ...)小さな火を熾していきたい。そして願わくは、書店や読者の棚をちょっとでも占拠したい。もう30代半ばなので「健康」も大事にしながら...(このあたりは反面教師にさせていただきたい) 共和国博物館が完成したら必ず行きます。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年7月13日まだ読んでるカフェ読書第Ⅲ部七まで読む。20代だったらあんまりピンとこなかったかもしれないが、自分ももう30代半ばなので「健 康」の重要性に薄々気づき始めている...
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年7月12日まだ読んでる就寝前読書お風呂読書打って変わって小説のような読み心地の文章が並ぶ第Ⅱ部も読む。でも自分も自分の「地層」を掘ればきっとこういう不思議なものが出てくるのだろうなという妙な納得感もある。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年7月12日まだ読んでる移動中カフェ読書第Ⅰ部読み終わる。同業者の書く業界本ってほとんど読まないのだけど、こういう本であれば読みたかったかも、と読みながら思う。面白いなあ。
- にわか読書家@niwakadokushoka2025年7月3日買った読み終わった@ twililight トワイライライト業界本かと思いきや、さすが普通ではなかった。 まず文字組みも気になったのだが、どんどん内容に引き込まれて一気読み。 比較的王道のはずの1部でさえ、架空インタビュー、架空講義と進むにつれ、どこか不思議な気持ちになる。 2部以降はもっと小説?か何か別のものに感じる。 下平尾さんのつかう言い回しなのか、不思議で心地良い。 私は堺出身で、高校は天王寺に通っていたので土地勘もあるのに、見える景色がまるで違う。 本を読まなかった私とは、視点が全く違う。大阪に住んでいる間に共和国と出会いたかった。 紙の本の物理的な魅力が満載だ。 外観も美しい。 そういうことも、忌憚なく書かれている。 帯の推薦文ももっともで、私も最近、人文科学系の大学院に行くか悩んだので、「考えなければ安穏と暮らすことができるのに。」には笑った。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年6月7日インタビューしますゲラをもらってますシモヒラオ氏が子どもの頃に作者不詳のまま覚えていた詩のフレーズに夕暮れというワードがあり、夕暮れといえば向井秀徳になっている私はもうそこからin the MATSURI STUDIOだった。今日も夕暮れは歪んでいる。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月31日インタビューします仕入れますゲラをもらってます東京は東久留米の独立国家「共和国」の総統であり奴隷筆頭であるシモヒラオナオシによる1冊......ただの酒飲みじゃないということがわかる、いや酒飲みであることは変わらないのだが、しかしぜったいにたのしいやろこれ、とゲラ冒頭を読みつつ思う強風強雨のin the lighthouse待ちぼうけな1日であった。「本チャンネル」にてインタビュー予定。