

HIM@2416
@HIM2416
どこぞの田舎町で教員やってます。多趣味なため、読む本が安定しませんが、基本ミステリー好き。大学で哲学(古代中国哲学)研究をしていたため、その手の本も読みます。'25.7.21からの記録
- 2025年11月22日
蜜蜂と遠雷恩田陸読み終わった買った読了。 とてつもなく壮大で、良い本でした。 コンクールの2週間程度をこの密度で描き出すというのが、何というか凄まじかった。 人物の心情、音楽の描写一つ一つに想いというか配慮というか、丁寧さが感じられた。 「音楽を外に連れ出す」という、ひどく抽象的なテーマがコンクールを重ねるごとに徐々に具体化されてきて…いかんネタバレしそう。 とにかくいい本でした。また読みたいな。 - 2025年11月4日
霧のむこうのふしぎな町杉田比呂美,柏葉幸子借りてきた読み終わった読了。 学校の図書室にあって、司書の先生からお薦めされた本。 ジブリで一番好きな『千と千尋の神隠し』に影響を与えた本なだけあって、何というか、愉快でにぎやかで、最後にほんのり寂しい読後感でした。 また読みたいなぁ - 2025年11月3日
祖母姫、ロンドンへ行く!椹野道流借りてきた読み終わった読了。 修学旅行の引率で泊まったホテルにあった本。 帰ってから図書館で借りました。 良い本でした。 笑える話の中にも周囲の人の気配り心配りが散りばめられていて、お婆さんの含蓄というか、生き様が垣間見えて… 読んだ後に晴々とした気分になりました。 - 2025年10月25日
- 2025年10月17日
24人のビリー・ミリガン 下: ある多重人格者の記録ダニエル・キイス借りてきた読み終わった読了。 面白かった! 「環境が人を作る」とはよく言ったもので、ビリーはまさに環境によって分裂し、統合し、分裂しを繰り返していると感じた。 ビリーに限ったことではないけども、人は自身と異質なものを怖がる。 この恐怖を解消する手段は「不安を排除する」こと。でも、排除したところで、今度は本当に排除しきれているのかと不安になる。 受け入れればいい。理解すればいい。 難しいけれどそれが一番なんだろうなと 小難しいことを読んで感じた。 続編も気になる。 - 2025年10月13日
24人のビリー・ミリガン 上: ある多重人格者の記録ダニエル・キイス借りてきた読み終わった読了。 ずっと読みたかった本。まさか図書館にあるとは… 小説ではなく、報告書のような体裁で書かれているけれども、ものすごく丁寧に、注意を払いながら書かれているなと感じた。 面白かった。 - 2025年10月11日
- 2025年10月8日
この夏の星を見る辻村深月借りてきた読み終わった読了。 なかなか時間がかかってしまった。 面白い本でした。ただコロナ渦中で書かれた本なだけあって、常にコロナを意識させられる作品になってしまった感。 もっと星に集中したかった気もするけど、コロナ禍だからこその出会いや想いを大切にしたいと言う作者の意図も伝わったなと思います。 - 2025年10月3日
- 2025年9月26日
- 2025年9月23日
また、同じ夢を見ていた住野よる読み終わった買った読了。 素敵な話でした。 「人生とは」 授業で出されたテーマを懸命に考えるちょっとかしこい女の子。 女の子が出会う年齢が違う3人の女性。 絵の上手な男の子。 5人の想いが交差していく中で、見つかった「人生とは」の答え。 考えさせられる本でした。 読後感も良かったです。 - 2025年9月23日
薬屋のひとりごと 15しのとうこ,日向夏読み終わった買った読了。 緊迫感のある話でした。 結構面白く読み進めてしまった。 今までの巻の中で一番まとまってかつドキドキさせられた気がします。 面白かったです。 - 2025年9月22日
国宝 下 花道篇吉田修一読み終わった買った読了。 一言で言うと「凄まじい小説だった」 ただ1人歌舞伎に全てをかけた男の人生をたった2冊で駆け抜けさせられた。 特にこの下巻の後半は圧巻で、片時も目が離せなかった… そして衝撃的なラスト。虚しさ、愛しさ、辛さ、喜び、言いようのないさまざまな感情に呑まれた。 - 2025年9月17日
定食屋「雑」原田ひ香読み終わった買った読了。 いい本でした。 読み始めは主人公(?)にちょっと共感できなかったけれども、話が進むにつれて主人公とぞうさんの少しずつお互いに気を許しあっていくところがすごく良かった。個人的に旦那(元旦那?)は割と最初から最後までゴミクズでした笑 - 2025年9月16日
- 2025年9月15日
歌われなかった海賊へ逢坂冬馬借りてきた読み終わった読了。 同志少女よ敵を撃て同様、重厚感のある一冊だった。 「歌われなかった海賊へ」 タイトルの意味がわかる後半。ここが著者の最も伝えたいことなんだと理解できる。 良い一冊でした。 - 2025年9月9日
スワロウテイル岩井俊二読み終わった買った読了。 この映画がすごく好きで、いつか読んでみたいと思っていた本。 架空都市、円都(イェンタウン)で起こる希望と絶望の話。 映画とは全く違う内容でしたが、そこかしこに香るノスタルジー。 架空都市なのに、描写も少ないのに懐かしさを感じさせる文章。すごい。 映画に出てくる架空バンドYEN TOWN BAND名義で出されたcharaの「あいのうた」が好きで、これを聞きながら読むとなんとも言えない感情になった。 良い本でした。 - 2025年9月7日
オブ・ラ・ディオブ・ラ・ダ小路幸也借りてきた読み終わった読了。 夏休みが終わって少し読むペースが落ちてきた気がします。仕方ないですが。 東京バンドワゴン6作目。 今回は別れの話。 6作目ともなると、自分自身も東京バンドワゴンの常連のようなサチのようにみんなを見守る霊体のような そんな気になってきます。 しんみりしながら読み終わりました。 - 2025年9月4日
ナカスイ!海なし県の海洋実習村崎なぎこ借りてきた読み終わった読了。 前作と比べて、イベントも多く、テンポもよく読みやすかったです。 とりあえず、感想としては 「なんでそこで日和ってんだ!!!」 です。ちょっとネガティブすぎませんかねこの主人公… 面白かったです。 - 2025年9月2日
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