

トミノ
@KarmaK1061
- 2026年6月12日
ソラリススタニスワフ・レム,沼野充義読み終わった調査先の惑星で奇妙な出来事が起こり続けるファーストコンタクトSF。難解な文章を覚悟していたけど、合間合間にラブロマンスが挟まるおかげかスルッと読めた。 人間の理解を超えたソラリスの『海』。その創造物であるハリーが自己の存在について苦しむ様子を読んで「海ってやつ、神かなにかなのかよ…」と思ったのですが、最後に主人公から海を神に例える論が出てきてウケました。印象的だったのは図書館で論文の内容が紹介されるところ。数多の有識者たちが様々な論点で学説を打ち出しているわけですが、本当の意味で海とコンタクトを取れている人はいないわけで、どんな視点も形容も外部から観測した挙動に対する解釈でしかなく、海にとってはどうでもいいものなのだと考えると、人間と海のどうしようもない隔絶を感じてよかったです。そんな状況で、未知の他者を理解することを諦めずソラリスに留まる決意をしたケルヴィンの人間性が光りますわな…もうこれ第一章でしょ…という感じ。この作品はホラーSFとしても有名らしいのですが、怖いだけでない、人間の能力と枠組みの限界、それでも探究をやめない矜持を描いた名作だなぁと肌身で感じました。 - 2026年5月21日
星を継ぐもの【新版】ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿読み終わったいや〜メチャよかった…唐突に現れた謎に対して科学者たちが推論に基づいて仮説を立てる。その繰り返し。でも解明された謎がさらに謎を呼ぶ展開が物語を奥深くしているのだな。あとがきで「これこそがサイエンス・フィクションだ」というふうに銘打たれていたのですが、それも頷けてしまうくらい科学に立脚したフィクションをやってると思いました。 最後は正直唐突なひらめきか〜と思わないでもなかったのですが、まぁ『ひらめき』でもないとあの結論にはたどり着けなかったんだろうな…とも思わされるのは、それまで積み上げられてきた仮説と謎の土台があってこそだと思います。それらを筋道正しく結びつけ、かつ読者をワクワクさせる結末に落ち着かせたのは演出上手だな〜という感じ。最後の最後の大大謎(だいおおなぞ)(そんな言葉はない)はちゃんと推論で解体してくれたんでもう文句つけようがないです。ありがとう!!!!! - 2026年4月30日
月は無慈悲な夜の女王ロバート・A・ハインライン,矢野徹読み終わった地球からの搾取を良しとしない3人の月世界人と1台が巻き起こす革命の話。秘密の集会での出来事から戦争終結までの物語が一連の流れ。主人公がどの場面でも等身大で、かなり巻き込まれ型なのが印象的だった。スーパーかしこいAIのマイクも、物語が進むにつれてどんどん情緒が育っていって、そのあたりも見ていて楽しかった。人のあるところには国家が育つのだなあと、月の街ができた経緯も込み込みでつくづく感じた。 - 2026年4月10日
火星の人〔新版〕 下アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わった面白かった。一人の人間を救うために尽力してくれる人しかいないからそこまでハラハラ展開にはならないかと思ったけど、とにかく運が悪すぎてピンチになるシーンもあって楽しめました。 - 2026年3月13日
- 2026年2月27日
- 2026年2月13日
砂糖の世界史川北稔読み終わった普段我々が嗜んでいる砂糖が奴隷制に深く関わっていたということを知れる本。単一の作物だけを育てることで国家が脆弱になるという話も載っていた。イギリスにおけるお茶と砂糖の需要の変遷も興味深い。 - 2026年1月30日
- 2026年1月21日
- 2026年1月17日
モンテ・クリスト伯 2デュマ,A.(アレクサンドル),山内義雄読み終わった世界に名高いけど個人的にまだ読んでなかったことで知られるモンテ・クリスト伯。脱獄から成り上がるまでの部分のお話で、まだ復讐は出てこなかった。けどとにかくエドモンの変貌ぶりが痛々しい。無実の罪でこうなったと思うとそりゃ復讐しますわ。 - 2025年12月14日
- 2025年12月12日
フェイクドキュメンタリーQフェイクドキュメンタリーQ読み終わったYouTubeで人気のモキュメンタリー作品の書籍化。動画の内容を踏襲して追加情報を掲載していく形でした。motherの追加情報を見ると動画がより胸糞悪くなって良いです。 - 2025年12月9日
- 2025年12月6日
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