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ガネ
@ganeshiro
月1冊は読むのが目標
  • 2026年9月22日
    プレゼント
    プレゼント
    少しずつかみしめて読んだ。どの話も引き込まれた。やはり名の知れた人達の作品はすごいと思い知った。 とても贅沢な本。そしてとても大事な本になりそうだ。この本を、あげるんだ。
  • 2026年9月21日
    いい子のあくび
    やばいね、高瀬さん、好きすぎるよ…。このなんともいえない感覚、もう凄みがすごいよ。おいしいごはんが好きだから期待して読んだけど期待通り、何度もウヘーーってなりながら読んだ。みんなこんなにつらいのかい?生きることとは社会とは。張り詰めてでも自分でも無意識に、そうして作られる現実とその内側で起こっていること、もうこんなん見せられたら鈍感なウチは何を持って信用できるのかわからないけれど、分かり合えないことがわかる物語だなと思った。わかったつもりにならないことが大事だなと。 p66 心は、どうしてこんなにばらばらなんだろう。ばらばらで、全部が全部本当であるために、引き裂かれるというよりは、元々ばらばらだったものを集めてきて、心のかたちに並べたみたいだった。 p81 にぶさと優しさはすこしだけ似ている。ばかが卑怯になれないのと同じ感度で。 p133 わたしが悪かったって認めたら、それは、わたしが割に合わないことを受け入れて生きていかなきゃいけないってことになる。顔をあげて前を向いて歩いている人ばかりが、先に気付く人ばかりが、人のぶんまでよけてあげ続けなきゃいけないってことになる。 解説p194 「おれ、ぶつかられたことないよ」と疑わしげに言ってのける大地の鈍感さ-限られた視野から発せられる正しさは、透明化された痛みを抱える人びとを追い込んでしまう。直子は大地と一緒にいると、自分の抱える屈託や煩悶が否定されているような気がしてじわじわと蝕まれていくのだ。
  • 2026年8月30日
    カウンセリングとは何か 変化するということ
    かなりいい。読み終えてすごく良かったと心から思える本。 カウンセリングとはなにか。確かに本人が全て決めるための手助けをするのがカウンセラー、のような事を学んできた。だけど本当に不思議だ。聞くだけ、話すだけ、それだけで人は変わっていく。ように思える。人間は不思議だ。それをわかりたくて心理学を勉強した事を思い出した。 p198 役に立つ、このカウンセラーは使える、この感覚があってはじめてラポールは生まれる。信頼というのは、人柄とか、人徳とかから生まれるわけではないのが大事。的確なアセスメントと具体的な対応から生まれる。 p232 ひとりじゃない。月並みな言葉だがこれが作戦会議の根元にある力。共に立ち向かう。 p235 破局を生き延びる経験によって、生き方の核の部分に変化が生じる p256 高頻度で、そして長期で会う。究極的には、心を揺らすのは、他者。他者に慣れるときに、鎧は緩まる。長い付き合いをする事でいつもは外には出さない自分がふと漏れ出てしまう。その積み重ねでコミュニケーションの幅が広がる。心を揺らすというのは無理矢理行うことではない。たくさん会うことで心は自然に揺れていく p418 僕らは古い物語を背負っていて、それに執着することで行き詰まってしまう。古い物語を終わらせることには痛みがある。その痛みに持ちこたえるためには、他者とのつながりが必要。 p427 何もしないことに全力を注ぐ。すると、心の底で深いものが動き出す。 p436 ついてきてくれるなら行きましょう
  • 2026年8月15日
    魔女の体力 40歳、女性が体力をつけるべきとき
    ページターナーで三宅さんが勧めてて、ちょうどダイエットと体力つけたいと思ってたところなので借りずに思わず買った笑 いやいやいやいや!言うてこれは無理だろ、とはなったけど、そこを、いや…やれるんでは?と思える人が変わりそうだよね。 根拠のない自信というか、やればできるとは思えるけど具体的に行動を起こさないことで変わらない毎日が続いてる気がする。 夢見ているだけの時間は残されていないことに気づけ、自分笑 p161 どんな方法で到達しようと、結果的にそれを成せればみな同じという孔子の言葉 才能がなければ訓練と経験を積むほかない、それは生まれつきの天才でなくても努力と訓練が残ってるという希望の余地を与えてくれる
  • 2026年8月8日
    舟を編む
    舟を編む
    面白かった!2ページ目から惹き込まれた!言葉とはを考えるのは興味深くて楽しい。辞書編纂など知らないことを知ることができるのも楽しい。それぞれがそれぞれの立場で最後まで向き合い同じ舟を編む、かっこいい! 一方、辞書や言葉の話を延々続けてもらって充分なのになぜそこに色恋を絡めるのか…?いいんだよそういうのは、と思ってしまうので、恋愛小説でないものは最後まで突き進んでほしいタイプなのだなと思った笑知的好奇心がムクムクと湧いてくるときは新書のようなものを読むのが自分は好きなのかもと思ったのでした。 と思いつつ人生には付き物かぁとも思ったり笑 この話の中では驚くほど突然上手く進んでるから余計気になるのかもしれない🫣
  • 2026年8月2日
    夜と霧
    夜と霧
    p73 人間の苦悩は気体の塊のようなもの、ある空間に注入された一定量の気体のようなものだ。苦悩は大きくても小さくても人間の魂に、人間の意識にいきわたる。人間の苦悩の「大きさ」はとことんどうでもよく、だから逆に、ほんの小さなことも大きな喜びとなりうるのだ。 p112-3 まっとうに苦しむことは、それだけでもう精神的になにごとかをなしとげることだ 生きることそのものに意味があるとすれば、苦しむことにも意味があるはずだ。 苦しむことに意味がなければ生きしのぐ事に意味はない。抜け出せるかどうかに意味がある生など偶然に左右されるわけでそんな生はもともと生きるに値しない。 p129 「生きていることにもうなんにも期待がもてない」こんな言葉にたいして、いったいどう応えたらいいのだろう。 ここで必要なのは、生きる意味についての問いを180度方向転換することだ。わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。哲学用語を使えば、コペルニクス的転回が必要なのであり、もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。 淡々と記述されてるので読みやすかった。これが小説形式だったら多分読めなかった。ものすごい事が起こっていた事は知ることができたが、最後筆者が言う、なぜ耐え忍べたのかはわからないという言葉も重かった。この話に対する感想は、書けない。そのまま受けとめて何かを考えたり感じたりするのはもう少し経ってからかもしれない。今は難しい。
  • 2026年7月26日
    ボトルネック
    ボトルネック
    重。重〜〜! 初めのうちは、どうなってんの〜?だったのに、最後にかけて、どうなってんの、、、に変わっちゃった。 何もしないのがだめなのか、何も思わないのがだめなのか、何かしら動くことが大事なのか、でも幼少期の環境からくるものがまずあるのだから、リョウを責められないじゃないか…!これこそ親ガチャじゃないか…!と思ってしまった。 こんな仄暗い気持ちにさせられて…最後も…ちゃんと自分で決められてたらいいなと思うけども…どうなったんだろうね。 伏線回収されないものも感じ(結局フミカとはどういう存在だったのか)、はじめてこう、イヤなミステリーを感じた。今まで読んだイヤミスは、イヤミスだなク〜!ってなる読後感が好きだったけど本作は心から…なんかいやだ笑
  • 2026年7月25日
    満願
    満願
    万灯が一番好き。柘榴も好き。1話目から読んであまり刺さらず、満願読んでうーん?となったあと、残りの話が面白かった笑 ミステリーを最近読み始めたから楽しみ方とか学び方とか考えたけど、これきっとそのまままっすぐエンターテイメントで受けとめるのが自分にはいいんだなと思った。最後にうわー!ってなりたくて読む、みたいな。でもあんまり人死ぬ話得意じゃないかもなぁ、怖いから笑
  • 2026年7月20日
    BUTTER
    BUTTER
    いや長、ほんと長。心折れるかと思った。 平成29年からこんなにルッキズムや女性はこうあれみたいな感じだったっけ…?と思いながら読んだ。 結局梶井が何をしたのか、何をしなかったのか、何を求めていたのか自分にはわからなかった。 伝統だけではなくオリジナルが大事だということ、それが伝播されていくことがよしとするならば… 人が人に対して考える決められた枠を、一人一人が少しずつ自分の色を出して変えていく事が必要なんじゃないか、それが世界が広がることなのではないか。 男だから女だからという固定観念を、自分ならこうだと言える世界になればいいのではないか。 のようなものを感じたけれど…どう解釈するか難しいな、とにかくうまそうだった!は間違いないのだけれど!
  • 2026年7月6日
    斜め45度の処世術
    小川さんの顔が好きだ。たぶん髭が好きなんだ。顔のパーツもあっさり目で主張が強くなく、私はそういう顔が好きだ。 君のクイズが面白かった。それ以降、小川さんが好きだ。 ただ、近くにいたらめんどくさい。この人は遠くにいるので十分だ、とこの本を読んで思った笑 人間にできて、AIにできないこと 隙のない能力を持った生成AIの登場は、相対的に僕たち人間の弱さや愚かさの価値を上げてくれるかもしれない。手痛い失敗や大きなミスはAIにできない経験をしたと考えられる。間違えるのは人間だからだ。 部屋を綺麗に保つ方法は2つしかない 広い部屋に住む、ものを大量に捨てる 仕事術などにも言える。頭の中が散らかった状態では自由に思考するスペースがない。頭のゆとりを増やす、思考の邪魔をする存在を捨てる。ゆとりを増やすために小説を読む。 難しく頭を使っているイメージで、対照的に自分はそうなんだ〜みたいに物事を見ているので小川さんの生き方はできない。でも傲慢にならないことや、自分には理解できなくても相手には相手の合理性があるという前提に立つ事は大事と思えているのは、自分も人と違う違和感を持ってるからであり、小川さん、あなたと変わらないのかもしれない。そう伝えるとニコニコしながら「んなわけねぇ」と思われるんだろうな笑
  • 2026年7月2日
    成瀬は都を駆け抜ける
    1話完結になっていて、少し物足りなさを感じたけれど最後はしっかりもってかれてしまった。やっぱり成瀬にはハッピーエンドが似合うよ…!! わたしも二百歳まで生きようと思うの 病気をした時に漂う不安な気持ち、決して口にしなくても、しないからこそ島崎には伝わっていたのかな。こんな心強い言葉はないよなぁ、と思いつつも、「二百歳まで生きるってなかなか長いんだね」という島崎の言葉に黙り込んだのは、実は二百歳じゃ足りないと思っていたからなのかな?その答えはわからないけれど、想像できる余白が残された物語っていいな。 みんな成瀬に照らされていると島崎は言うけど、気づいてないのか?島崎が成瀬を照らし続けているということに!!
  • 2026年6月20日
    夜の道標
    夜の道標
    しんどい。これはしんどい。読んでる途中で手を止めてしまうこと多数。芦沢さん好きだけど短編じゃないと心が無理かも…?と思った最後でなぜか泣けた。 いろんなものを見て、しまっておけよ。 ミステリーのどんでん返しとかよくあるけれど、それが現実に起こった事ならどうなるのだろう。昨日まで良しとされてきたことが今日から否となる世界。自分の身に起きるなんて思いもしなかったのに、それが本当に起こったとしたら。48年良しとされたことがいきなりダメだと言われたら。そして無きものとされたら。されるのではなく、私がしているとしたら。 正しいことではなかったのです。それはおかしなことでありえないことだったのです。もう日本は変わったのです。それは、過去のごく一部のことです。 誰が救えるんだろう、誰が許されるんだろう 歴史から学ぶことは、今も起こりえるでしょう? そのとき、その当事者となったとき、自分を保つことはできないかもね?ましてその根源を見つけたらどうするだろうね?
  • 2026年6月13日
    ニュー日本文学史
    面白かった!やっぱ三宅さんの語り方好きなのかも!好きなものを好きだーって溢れんばかりに伝えてくる感じがかなり好きだ笑 そして古典なんか全く読んだことがないわけだが、これは読まずにはいられないよね。そうか、1000年前からずーっと同じ事をみんな考えてるんだね。そうか、だとしたら今の自分の悩みや考えもこのままでいいのかもしれないな。そうか、みんな抱えながらもなんとか生きてこうな!と思える。 なんだか歴史が応援団になってくれたような気持ちになった。
  • 2026年6月9日
    汚れた手をそこで拭かない
    芦沢さん、、好きだー! このなんとも言えない、すごい気持ち悪い感じ!好きだー! どうすればよかったのだろうか、いやこれはわからなくはない、少しでも自分に隙ができたらその選択を選ばないと言い切れるだろうか、いざと言うときにそんな強い意志を持ち続けられるだろうか、、、自分を守るために人を犠牲にしないだろうか、、、。 こんなはずじゃなかったのに、をやらせたらこの人の右にでる者はいないと思う。 しかし、タイトルの作品があると思ったけど、ないよね?これってじゃあどんな意味があるの、、?どんな意味をもたせるためにこのタイトルとなったの、、?汚れた手をそこで拭かない、すごい、、、
  • 2026年6月7日
    チョコレート・ピース
    あれ?今回はこんな感じ? って思いながら読んだけど、そんなわけないですわなって事です。 今回の話で一番好きだったのは、あとがき。 これは本当に本当にいい話だ。こういう経験、ものすごくたくさんあるよ。言えない切なさも、それでいいんだよ、と青山さんが優しく包んでくれたようで涙が出そうになった。 失ってどこも痛くないなんて、そんな恋じゃなくてよかった。 好きだと言えないぐらい、好きだった。
  • 2026年6月7日
    成瀬は信じた道をいく
    いいよねーやっぱり!この清々しさ!なんでもできそうな成瀬がいい!でもちゃんとなんでもできるように自分がしっかり動いてるんだよな。最後の章のニヤニヤ感!こんなん楽しいしかない😁有言実行!どんな形でも!かっこいいよ成瀬!!
  • 2026年5月4日
    許されようとは思いません
    1作目が1番好き。この主人公には誰しもなる可能性がある。誰しもというか自分ならしっかり選択を誤らないことができるだろうかと考えた。ひとつを隠そうとした時、思いもよらぬ2つ目の事件が起きる、ありえない展開ではない。その時、正しく生きることが果たしてできるだろうか。そしてそれができなかった時どうなるのだろうか。 実体験として起こしてはいけないことを小説ではやってのけてくれる。ここで考える。想像することができる。だから小説はすごい。 2作目もウワーってなったし、4作目もウエーってなった。3作目は悲しいし、5作目ははじめて少し温かかった。 のめり込んで読むことができる小説に出会えてとても嬉しい。
  • 2026年5月4日
    許されようとは思いません
  • 2026年4月12日
    本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問
    本がなくても死ぬわけじゃないけど、本があったから生きてこられた 青山さんの本は装丁がすごく美しい。もちろん話もとても美しい。 何冊か読んでると、こんなうまいこといくかいな、と思うこともあるけれど、誰も死ななくて必ずハッピーエンドであることを意識していると言ってるのを聞くとなるほど納得がいく。p78「私は究極のSFを書いていると思っている」なんてかっこよすぎるよ。自分のことかもしれないと思わせるようなどこにでもありそうな話を紡いでくれるけどSFだ、なんてかっこよすぎる!! p81 私の作品と出会ってくれる「あなた」は100年後の人かもしれない、一冊の本が何百万部出版されたとしても、読者と作家は本を通じてマンツーマン これはどんな仕事でも通じる考え方、自分の中にも落とし込みたい 小川哲さんの本を読んでも思ったのだけど、小説家の人は一から十まで頭の中で決めたことを文字にしてるのではなく、ある種登場人物に導かれるように物語を書いていて思いもよらない方向に行くこともあるようで、なんだかそれが面白いなと思った。p208「書くことは何かに動かされているという感覚」というのは小説家にとってあるあるなのかな、と思った。
  • 2026年4月11日
    本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問
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