

榛原
@haibara
日本語教師(子ども担)/生徒と読んでいる本や教材研究も記録/
- 2026年6月29日
- 2026年5月31日
- 2026年5月23日
ブロッコリーパンチイ・ユリ,山口さやか読み終わった韓国の女流作家らしい、背景が白い漫画を読んでいるような短編集。すべて奇怪な話。 なぜか、読んでいて何十年も前に読んだ山田詠美の「色彩の息子」を思い出した、全然ちがうのに。 石の話以降が好き。 それはそうと、韓国では人間が植物になることに共感するなにかがあるのだろうか?しばしば読むので気になる。 - 2026年5月22日
猫社会学、はじめます出口剛司,斎藤環,新島典子,柄本三代子,秦美香子,赤川学読み終わったほんとに「はじめます」状態の、学者たちの書く全部が「はじめに」みたいな、研究前の「作文」で、サブタイトルからしてもう少し研究内容が書いてあると思っていたので残念だった。 エッセイ猫漫画について「グーグーだって猫である」も「シッポがともだち」も記載がなくて驚いた。 - 2026年5月21日
変な心理学山田祐樹読み終わった読みやすく、面白かった。私も御多分に洩れずアカデミックな心理学と巷に溢れている流行りの"心理学"を一緒くたにしていたので、巷のあれらがこんなに論拠のないものとは思っていなかった。 著者が「民俗学」として捉えたのも面白い。 簡単に言い切るものは疑えなのは、どの学問も一緒なのだなぁ。 - 2026年5月18日
エステルの手紙教室セシル・ピヴォ,田中裕子読み終わった殆どを手紙のやり取りで構成されたフランスの小説。 「手紙教室」という響きがもうわくわくしてしまうし、重たい人生も涙しつつもサクサク読めた。 日本があちこちに出てきて驚いた。 (日本人てそんなに蒸発しているの?というか、他の国は全然蒸ないもの?) ところでフランスで人のパン屋利用が半数にまで落ち込んでいるって本当なのだとしたらかなりショック! - 2026年5月17日
- 2026年5月12日
満月が欠けている穂村弘読み終わったいつものエッセイのつもりで買って、読んですぐおや?口述筆記??となって、あとがきを読んで、そのようなものだと知った。 だからいつもの凝縮感は全然なくて、なんだか読感が謎な一冊だった。 - 2026年5月10日
本物の読書家乗代雄介読み終わった表題作は引用が難解だったが華があった。 同時収録の「未熟な同感者」はそれを遥かに上回る難解さで、薄目から濃いものまで様々なメタファーと思われる事象が重なり、教授の講義も物語に絡み合ってるのかどうなのかわからなかった。 乗代雄介のつけるタイトルはいつも素晴らしい。そして、もしかして筆力に対して物語を畳むのが、あまり上手くないのか?と思い始めている。 - 2026年5月6日
地図で読むアメリカJames M.Vardaman,ジェームス・M・バーダマン/森本,森本豊富読み終わった地理に弱い私にとって、あまりにも社会の教科書みたいでなかなか頭に入らず、Googleマップでいちいち場所を確認しながら読むようにしてからはようやく理解が進んだ。 読みながら、貧しい地域が多いことに驚いた。 点でしか知らなかったアメリカ全土を一通り読んだあとは、こんなに広く、ルーツも宗派も全然違う人たちが一つの国ということにクラクラしたし、国としてどうしたいという人は1人もいないのではないかと感じた。 そして、日本が抱える問題が拡大されひどくなったようなものだと思い、今まで漠然と頭にあった大国感が薄れた。 けれどインターネットの出現で、各州の若者たちが作っていくアメリカという国がどうなるのか、とても楽しみだとも思った。 - 2026年4月30日
大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件カーク・ウォレス・ジョンソン,矢野真千子読み終わったタイトルに惹かれてルポだと思わずに購入したが、タイトルと同じぐらい、めちゃくちゃ面白かった。 前半の、鳥の羽にまつわる人々の歴史も、犯罪者の来歴も、後半のインタビュー集も、終わり方(終わらせ方)も。 出てくる鳥の名前に付箋を貼って、図鑑でその美しさを確かめるなどして二度楽しんだ。 愛好家(偏愛)と依存症は、脳の部分でどう違うのか気になる。 - 2026年4月23日
ハウスメイドフリーダ・マクファデン,高橋知子読み終わった2026このミスで3位、ミステリが読みたいで1位の作品。 登場人物の誰のことも好きになれず、半分読み進めたところで辞めようかと思った。ここからどんでん返していくのだろうとわかっていたが、閉所恐怖症もあって、流し読みする箇所もあった。 欧米のbooktuberがこぞって絶賛していたのを思い出すと闇深い。 ところでこれはミステリーなのか??? - 2026年4月21日
- 2026年4月19日
ひきこもり図書館頭木弘樹読み終わっためちゃくちゃいいタイトル!と思ってまた何も見ずに買ってしまって思ってたのと全然違って選書だった。もっとひきこもりの話だと思ったのだけど、ひきこもりとも言える、といった感じだった。 ハン・ガンを初めて読んだけどとても良かった!選者のカフカの本も読んでみようと思った。 - 2026年4月14日
- 2026年4月13日
杉森くんを殺すにはおさつ,長谷川 まりる読み終わった教材研究中高生向けのいわゆるYA本。 タイトルで気になっていたところ、中学生が良かったと言っていたので。 すごくよかった。 キャラクターもいいし(特に良子さん)、会話も良く、全部納得できる。 小さな仕掛けがあちこちにあり、そうしないと読んでもらえないのかな〜とは思ったが、あざとさは感じなかった。 達観しているキャラクターが多いのに、どうして瑞々しさを感じるのだろう? 様々なことからずっとショボショボ泣きながら読んでいた。 - 2026年4月10日
- 2026年4月6日
ルワンダでタイ料理屋をひらく唐渡千紗読み終わったタイトルに惹かれてジャケ買い。 タイ料理の需要がアフリカにあるの!とワクワクしたら、駐在している外国人が主な顧客だった。。 しかも経営していたのは約5年で、現在は日本で暮らしているとのことで、やっぱりなと思った。 - 2026年4月5日
旅する練習乗代雄介読み終わった構造が入れ子になっていることに段々気がついて、読むこと自体が面白い本だった。 引用文とサッカーの中継、風景などが、現在進行形(だけど過去)の背景の重なりとして美しい。 コロナ禍という設定も、あの誰もいない感覚が呼び起こされて良かった。 でも私は、旅が終わるところで終えたら良かったと強く思う。ラストは余計。本当に、そうなのだとしても、そんなことを書く必要はない。そうだとしてもそうじゃなかったとしても、旅の眩しさは、同じ価値を持って伝わっていたのに! - 2026年4月3日
教養としての落語立川談慶読み終わったとても読みやすくてわかりやすい入門書だった。落語の歴史と、他の伝統芸能の違いの説明もありがたかった。笑いの品に関するちらりとした言及は余計だなと思ったし、youtubeをそんなに両手をあげて薦めて大丈夫…?とは思ったけれど、サクッと過不足なく網羅できた感じと癖のない文章が心地よかった。外国人にも薦めやすいと思う。
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