

榛原
@haibara
日本語教師(子ども担)/生徒と読んでいる本も記録したいと思いアカウント作ってみました/読書会したい
- 2025年12月31日
ミトンとふびん吉本ばなな読み終わった2025年65冊目。大切な誰かを亡くしたふつうの人たちの短編集。読み納めに相応しい一冊でした。 著者の恋愛にまつわる主人公の描き方のワンパターン(めっちゃカッコいい/女に人気のある男に求められる私)さに古さを感じ恥ずかしくなってしまうのだが、それを除けば無駄のない文章というものを久々に読んで、純文学に平伏の気持ち。 表題作の新婚夫婦が、そのたった二人さが、なぜか風景としてすごく心に残っている。 こんな言い方バカみたいだけど、改めて本当に文章がうまい。で、それが「凄み」になっていないところが、すごい。 大切な人を亡くす物語のハイライトを、慟哭などの涙にもってくる作品がとても多い中、この作品集ではどれも、何度も何度も涙を滲ませ、落とし、声を上げ、泣き笑い、涙を流すことを特別視していない。本当はそういうことなのに、作品となると映画の予告に切り取られるみたいに、津波のような、いわばハレの泣き方を描きがちだ。しかし本作は、涙の出るタイミングが自然でリアルで、泣いてばかりいる事がふつうで、同じように死も、特別ではなく自然で強い哀しみで、乗り越えていってしまう事もまた自然なのだというところが、よかった。 あと装丁がめちゃかわいい。 - 2025年12月30日
サイコパスから見た世界デイヴィッド・ギレスピー,栗木さつき読み終わった2025年64冊目。 なんかちょっと眉唾な感じだった。 チームワークを強いられる社会がデフォルトな日本にいるせいか、あんまり現実味がなかった。唯一のサイコパスへの対処法というのがとても日本的なチームの作り方だったし。 「見た世界」が読めるのかと思ったら全然そうではなかった。 昔のイヌイットのサイコパスへの対処法が「誰にも見られていない時に、氷の端から突き落とす」て、身も蓋もない。 - 2025年12月30日
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- 1900年1月1日
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