読み終わりました。 5人の話が心に染みます。 自分自身も一歩がなかなかふみだせなかったり、自分こんなに頑張ったのにと不公平を感じたりと登場人物と似たような感情を抱くことがあります。 でも、こうやって1冊の本で自分が変わるきっかけになり前向きになれるのは本当にすてきだなと。 私もそんな1冊に出会いたいなと思うし、日常で落ち込んだときはまたこの本を読みたいと思いました。

学生時代に読んでおきたかったなと思う。 現代では忙しさに忘れてそうなことがつまってますね。 お婆ちゃんのもとで、数々の学びを得て価値ある時間を過ごしたけど、衝突しモヤモヤしたまま別れる。現実でもあるよなと。でも主人公はお婆ちゃんの教えは忘れず、素敵に成長して。 心あたたまると同時に、切なさもあって、感情って不思議だなと実感しました。 次回はもっとじっくり噛み締めて読みたいなと思います。

書店と作家の繋がりとか温かいものがあって、読んでいてほっこりしました。 いつもは電子書籍ばかりのわたしですが、紙の本もやっぱり素敵と再確認しました。