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senna
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@kwsks738
  • 2026年8月26日
    永遠の記憶
    永遠の記憶
    もったいない気持ちと早く読みたい気持ちが戦っていたけど、後者が勝りました 東野圭吾先生の"ガリレオシリーズ"最新作にして遺作となってしまった作品 まずは遺作とか抜きにしての感想を… まじでやばいっす 本当にすごいよ、東野圭吾 いつからこの話を描こうって思ってたんだろ ある箇所で一度本を閉じて深呼吸したくらい、度肝抜かれた あまりにも不意打ちすぎました… ただ、これはこれまでの作品を読んできた人向けの作品ってことは間違いないね 特に、長編の化学トリックより湯川学が人の心としっかり向き合って謎を解く方の作品は全部読んでからの方がいい でも、それだけの時間をかけてからこの作品を読む価値はきっとある そして、この作品の終わり方を見ると東野圭吾は自分に残された時間がそう長くはないことを知っていてガリレオシリーズを終わらせたように思えてならない 遺作になるかはわからないけど、ガリレオシリーズはもう書けないくらいは思ってたんじゃないかって邪推をしてしまう切ないけどすっきりとした終わり方だった… とにかく、最後の最後まで素晴らしい作品を世に出し続けてくれたことに感謝しかありません
  • 2026年8月26日
    幻夜
    幻夜
    東野圭吾再読企画 "白夜行"を読んだら"幻夜"も読みたくなるのが人間の性だよね 阪神淡路大震災の混乱の最中で殺人を犯してしまった男とそれを目撃した女 秘密を共有した2人は奇妙な絆で結ばれて東京での新生活を始める 読み進めていくにつれて様々なヒントと匂わせがあり、「おいおい、この女まさか…」って思い始めるけど、最後まで作中で明言はされず "白夜行"同様、女の視点からの文章は一切なく、彼女の周りで起こる事件のどこまでが企てによるものなのか、じわじわ判明していく感じが堪らなく心地よくまた恐ろしい そして、東野圭吾先生はこのシリーズの第三作目の構想を頭の片隅には置いていたとか…… それを発表できずに亡くなってどれだけ悔しかっただろうと思うと読んでからしばらく放心してしまった🥲
  • 2026年8月16日
    十字屋敷のピエロ 新装版
    とにかく家の本棚にない東野圭吾の本をどんどん読んでいく! これが東野圭吾流の"館ミステリ" 大富豪が建てた十字形の屋敷で起こる自殺と殺人事件 現場にはいつもピエロの人形が置かれていて、なんとこいつの視点と登場人物の推理と調査で事件の真相が明らかになっていく(読者はピエロの独白を読んでいるだけで、ピエロ自体が話せる設定ではない) 二転三転する展開にトリッキーな設定 でも最後には伏線もしっかり回収されて、あースッキリと思ったら最後にドキッとさせられる 東野圭吾の描く聡明な女性には要注意…
  • 2026年8月14日
    仮面山荘殺人事件 新装版
    とにかく家の本棚にない東野圭吾の本をどんどん読んでいく! 仮面山荘か雪の山荘かどっちか忘れたけど(もしかしたら両方)、小学生の頃に従姉妹のお姉ちゃんに貸してもらって読んだ記憶があったんだけどこれだった あの衝撃…!15年ぶりくらいに味わったよ笑 東野ミステリはどうしてもヒューマンドラマがフォーカスされるけど、こういう一発逆転どんでん返しも最高に面白いんだよね ページ数も比較的少ないし、なんかミステリ読んでみたいって人に本当におすすめの一冊!
  • 2026年8月10日
    ヴァンプドッグは叫ばない
    市川憂人先生の"マリア&漣シリーズ"最新作が待望の文庫化! このシリーズは「特定の分野が著しく発達した1980年代のアメリカ」が舞台なんだけど、今作は1番特殊設定度合いが強かった やっぱあの設定はスリルがマシマシで読む手が止まらなくなります笑 この方のこのシリーズがミステリとして最高なのは言わずもがななんだけど、前回の短編集でマリアと漣の過去の話を読んだことによって、さらに探偵役の2人に味が出てきた このシリーズ、まだまだ面白くなる予感! 終わり方も初めて次回を匂わせる感じだったし、最新作、首を長くしてお待ちしております
  • 2026年8月4日
    白夜行
    白夜行
    東野圭吾再読企画 言わずと知れた大傑作、「白夜行」 大阪で起きた一つの殺人事件 結局この事件は迷宮入りし、その後はこの事件の被害者の息子と容疑者の娘の物語になっていく この物語のすごいところは主人公(って言い方が正しいのかわからないけど)の2人の視点からの文章ってのが一切なくて、2人の行動は全て周りの人間の視点からしか描かれていないこと だから、2人の考えとか感情っていうのが一切明言されずに、物語が完結する… 故に何度読んでも大傑作なのです やっぱ、寝食を忘れるほど物語の世界に引き込んでくる力が東野圭吾は圧倒的 もっと色々な作品を読みたかった… 亡くなってしまったことで、残念なことにゴールが設定されたので刊行された106作品、必ず全て読みます…!
  • 2026年7月31日
    水上都市の冒険
    島田荘司先生の"御手洗潔シリーズ"、待望の新作! 今回は久しぶりの短編集 そして久しぶりの激レア少年時代 御手洗潔が中学校の同級生と共に事件に挑む 石岡視点の時は"御手洗"、ハインリッヒ視点の時は"キヨシ"だけど、今回は"御手洗くん"で統一されてるのが新鮮 少年時代の話だけあって、御手洗シリーズならではの超奇想冒険譚としての面白さはないけど、中学生時代から次元の違う天才っぷりが最高 御手洗くんを悩ませるのは、事件の謎や犯人ではなく、真相を見抜いて教えても信じてくれない警察への対応なのである…笑 私のおすすめは登場人物の少年少女の優しさや成長が見られる「火事マニア」
  • 2026年7月27日
    楽園
    楽園
    夕木春央の「方舟」、「十戒」に次ぐ最新長編 今作の謳い文句は  殺人犯にならなければ脱出できない 失踪した知人を探す手掛かりを求めてとある場所までやってきた1組のカップル しかしそこの"住民"に捕まってしまい、出るためにはここの"住民"の中の1人を殺して、その様子を撮影したビデオを証拠として残りのメンバに預けなければいけないという状況に陥ってしまう ここでいう"住民"とは何なのか、またこのような"ルール"が定められたのはなぜなのかは読んでからのお楽しみ このただでさえ異常な状況下でさらに"ルール外"の殺人まで起きて、もう本当にどういう結末を迎えるのか全くわからないまま読み進めてたら見事に最後やられました… 個人的には「方舟」並の衝撃と絶望感…笑 主人公の気持ちを考えると何が真実で何が嘘かわからなさすぎて発狂したくなるけど、1つだけ確かなことがある… ??「秘密を共有することで男と女の仲は深くなる」
  • 2026年7月20日
    御手洗潔のダンス
    "御手洗シリーズ"短編集再読企画第二弾 第一話として収録されてて、表紙のモチーフにもなっている「山高帽のイカロス」はまじで短編長編の垣根を越えた御手洗シリーズの傑作の一つだと思っている。 空を飛んでるかのような格好で電線に引っかかって死んでいた男、その男が死んだ日に発狂しているところを保護された男の妻、その男が死んだ日にロープに巻かれた人間の右腕を引きずっていた電車…… こんなカオスな事象の数々も、御手洗潔の手にかかれば一つの理路整然とした物語として組み立てられていく 短編ならではのスペード感も相まって、御手洗潔の天才っぷりが際立つ 他の収録作も良作揃いだけどファンとしては「近況報告」は欠かせない。 御手洗潔が事件に関わっていない時に何を考えているかが詳細に描かれているレアな話。 こういうのもっと読みたいな〜
  • 2026年7月13日
    御手洗潔の挨拶
    もうすぐ発売される"御手洗潔シリーズ"の最新作が短編集ということで、過去作の短編集を読んで気持ちを高めていく! 御手洗シリーズの短編集にハズレなしと相場は決まっているので、早く発売されないかな〜 今作に収録されていれる話でミステリとしてシンプルに一番面白いのは恐らく「疾走する死者」 衆人環視の状況下でさっきまで生きていた人間が、瞬間移動したとしか思えない場所で死体となって発見される 魅力的な謎と御手洗のスピード解決が気持ちいい でも、個人的に好きなのはやっぱり「数字錠」 権力者には務めて横柄に、弱者には寄り添う御手洗の探偵としてではなく人間としての魅力が詰まった話 もちろん、ミステリとしても面白い 東京タワーから夜景を見た際の御手洗の 「この光の底に、何千という孤独な魂が棲んでいる」 というセリフがお気に入り
  • 2026年7月5日
    改訂完全版 出雲伝説7/8の殺人
    島田荘司先生の"吉敷竹史シリーズ"第二弾 山陰地方のローカル線の六つの終着駅に殺害された女性の死体の一部がそれぞれ流れ着く しかし頭部だけは見つからず、遺体の身元が確定されないまま物語が進んでいくというトリッキーでスリリングな設定 犯人はいつどうやって死体をばら撒いたのかという謎、最も怪しい容疑者の鉄壁のアリバイの謎を吉敷竹史が解き明かす 今回もトラベルミステリの皮を被って全力で読者を島田荘司ワールドに引き摺り込む作品でした笑 吉敷竹史には御手洗潔とはまた違う魅力がある さあ、完全改訂版で復活した作品をどんどん読み進めよう
  • 2026年6月26日
    改訂完全版 寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁
    遂に島田荘司先生の"吉敷竹史シリーズ"に手を出す もちろん存在は知ってたけど、本屋で見たことなかったから完全改訂版での復活ありがたや〜 アパートの浴室で顔の皮膚を削がれた女の死体が発見される。 しかし、その女は死亡推定時刻に何故か寝台列車で目撃されていて、あろうことか写真まで撮られていた。 何故顔の皮膚を削いだのか、寝台列車で目撃された女の正体は… この奇怪な謎に吉敷竹史が挑む! 鉄道ミステリとして定番の時刻表を利用したトリックと同時に、島田先生らしい顔の皮膚を削ぐという猟奇的な謎、本格度合いマックスのどんでん返しが楽しめる これは完全改訂版で再販されたやつだけでも一気読みしちゃいたいシリーズに出会ってしまった
  • 2026年6月21日
    ババヤガの夜
    イギリスの権威あるミステリ文学賞"タガー賞"の翻訳部門を受賞した作品を読む ちなみにババヤガってのはスラヴ民話に登場する森の魔女らしい まあ、なんでこれがタイトルに用いられたかは読めばわかる笑 絡んできたヤクザを返り討ちにした女がヤクザの組長の一人娘のボディガード兼運転手を務めさせられることになるところから物語が展開していく あらすじ読んでる感じミステリ感なくて、どの辺で何が仕掛けられてるのかなって思いながら読み進めてたけど…ああなるとはね…… 怒涛の展開、大胆な仕掛けに魅せられました 素晴らしい読書体験ができました🥳 でも一つだけ注意点が グロい描写、暴力、圧倒的女性軽視なセリフの数々…苦手な人は本当に読破不能かも
  • 2026年6月12日
    ちぎれた鎖と光の切れ端
    結論から言おう、まじで最高です! 男女グループでお馴染みの孤島でのクローズドサークルか〜って思いながら読み進めると、開始早々グループ内の他の連中を殺したいと思ってるやつの視点で物語が始まっていることに気付く そして孤島での連続殺人は全体の半分いかないくらいで幕を閉じる(もちろんこれ単体でも面白い) 第二部は急に大阪の警察小説っぽい感じになる 当然、どこかで第一部の孤島の連続殺人と繋がってるんだろうなとは思いながら読むんだけど… やられました ミステリとしては鮮やかに、ヒューマンドラマとしもいい余韻を与えながらオチる 前作の「此の世の果ての殺人」もそうだけど、登場人物そのもの、また彼らが抱える過去の苦悩や葛藤がミステリだけでも十分面白い作品をさらに魅力的にしている 次作以降も楽しみ
  • 2026年6月4日
    切り裂きジャック・百年の孤独 [改訂完全版]
    初めての御手洗潔シリーズじゃない島田荘司さんの作品。 切り裂きジャック事件の100年後、ベルリンでそっくりな事件が起こる。 実際にロンドンで起こった切り裂きジャックの描写と、フィクションのベルリンでの切り裂きジャック模倣事件が並行して描かれていく中で、実際に起こった切り裂きジャックの事件の真相に新解釈を与えるという離れ業… やっぱ「水晶のピラミッド」とかもそうだけど、"島田荘司×歴史の謎"は最強 最後にはファンに嬉しいサプライズも 素晴らしい作品が改訂完全版で甦ってくれたことに感謝🫡
  • 2026年5月26日
    此の世の果ての殺人
    単行本発売された時からずっと気になってたやつが文庫化されたのでやっと購入 2ヶ月後に小惑星が地球に墜落し人類がほとんど滅亡してしまうという世界で起こる殺人事件 なぜ今殺すのか、なぜ今犯人を明かそうとするのか 犯人解明のロジックも素晴らしいけど、この作品の設定ならではのwhyダニットもたくさん楽しめる また、人類滅亡が迫る中で人々が取りうる様々な行動の描写がとても鮮明で、ヒューマンドラマとしてもかなりハイクオリティ さすが史上最年少で江戸川乱歩賞(しかも満場一致)を獲得しただけはある… 今後の作品も要チェック👀
  • 2026年5月18日
    新装版 殺しの双曲線
    初めての西村京太郎作品 物語が始まる前に「双生児を利用したトリックが用いられている」と明記されていて、そこから描かれる東京で双子が起こす強盗事件と宮城の山奥の館で起こる連続殺人事件 二つの事件がどこでどう繋がるのか……連続殺人の真相は…… 圧倒的展開力と双生児トリックの使用を明記してもなおギリ気付かないくらい絶妙に張り巡らされている伏線 久しぶりにシンプルにめっちゃ面白い本格 ミステリを読んだ 十津川警部シリーズで有名な西村さん、今年は何作か手を出してみよう
  • 2026年5月15日
    迷宮百年の睡魔 LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS
    森博嗣先生の"百年シリーズ"第二作 今回も森博嗣ならでは、というか森博嗣の世界じゃなければ成立不能のミステリ いい意味でもはやミステリなのか?とすら感じる笑 ミステリであると同時にかなり哲学的なことを問いかけてくるのも森ミステリの特徴だと思ってるけど、このシリーズは特にそれが顕著で味わい深いのです… こんだけウォーカロンが活躍する話を読んじゃうと"Wシリーズ"と"WWシリーズ"も読みたくなる 森博嗣の世界の冒険はまだまだ終わらない
  • 2026年5月3日
    新装版 虚無への供物(下)
    自分が読んだ中で最古の日本ミステリ作品 作者は本作品を"アンチミステリ"と位置付けていて、トリックのロジックはめちゃくちゃ本格ものだけど、一般的なそれとは違うおもしろさがある 特に犯人の動機は個人的には難しい部分だったかなぁ なんか、現代文の試験の文章読んでる感じ?笑 読めばわかってくれるはず…! とはいえ、現実に起こった事件に巻き込まれた設定の一家に追い討ちをかけるように起こる連続密室殺人事件、謎を解こうとするものの前に現れる暗示めいた符号の数々、ラストの犯人の動機も含めてかなり引き込まれる世界観なのは間違いなし!
  • 2026年4月26日
    新装版 虚無への供物(上)
    日本ミステリ三大奇書の1つに手を出す 氷沼家で起こる連続死は密室殺人なのか、ただの事故なのか、或いは…… すぐさま下巻へ!
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