

間宮
@mmy-06
本と記憶の備忘録📚
- 2026年5月23日
(P[こ]2-2)ガラスの森小手鞠るいかつて読んだ昔、「ろびおちゃん」という友人がいた。 多分、わたしよりも少しだけ年上で、けれど日々を懸命に生きている友人だった。 年相応の相談をしたことがきっかけで仲良くなり、文通をする友人になった。会ったことはない。会いたかった。 けれど、きっともう、会えない。 そんな友人に、「間宮さんにぜひ読んでもらいたい小説があるの」と、教えてもらったのが、『ガラスの森』だった。 まだ若かったわたしは「なんでこんなに切なくなる、苦しくなるような小説を薦めるんだろう」と不思議だった。 それきりこの作品はなんだか怖くて、読み返していない。 でも、年齢を重ねた今なら、もっと別の気持ちで読み直すことが出来るのかな、と思っている。 - 2026年5月23日
くらげホテル尾崎英子かつて読んだ下北沢とフィンランドが繋がっている。 なんだか不思議なお話だった。 でも、わたしにとっては下北沢もフィンランドも身近な場所だからこそ、 とても面白く読めた。 読んだのはもう数年前だけれど、もう一度読みたいな。 嫌いじゃない作品だった。 - 2026年5月23日
かもめ食堂群ようこかつて読んだ映画で何度も観た話の原作。 群ようこ先生の、温かい作品のひとつ。 映画よりも少しだけ細かな描写と、そこで生きる人々の優しさが伝わってくる。 映画も、原作も、どちらもとても好きな作品。 かもめ食堂に出会ったから、フィンランドという国を旅することが出来た。 - 2026年5月22日
あなたがブラックホールについて知っていることはほぼすべて間違っているベッキー・スメサースト,梶山あゆみかつて読んだとっても難しい。わたしにとっては、とっても。 わたしは、理系でもなければ本を読むスピードもとっても遅い。 しかもバリバリの文系。 物理も苦手。(そもそも学んだことすらない) けれどこの本は、足繁く通う図書館の予約図書コーナーで、 わたしの借りた本の隣にたまたま置いてあった誰かの予約本。 タイトルが面白そうで、わたしも予約をして読んでみた。 けれど、前提知識も無いわたしにとっては至極難しく、 理解するにはあと5回は読み直さないといけない本。 けれど、図書館の予約本にもあったように、 こんなにも難しい本でも、借りる人が後を絶たない。 誰かの知識になっているのなら、万事おっけーですね。 - 2026年5月22日
天使遠藤周作かつて読んだ天使という短篇集の中にある、「嘘」という作品。 物語にしてみればたった数十ページの作品だけれど、わたしにとっては思い出深い作品の一つ。 遠藤周作の話を初めて読んだのは、高校生時代の現代文の教科書だった。 分厚い教科書の作品の一つに、「嘘」はあった。 50代のサラリーマンと、女子高生の手紙交換の話。 足長おじさんを思わせるような作品とは裏腹に、 「なんて仄暗い作品を書く人なんだろう」と、高校生ながらに思っていた。 後味と歯切れの悪い結末を迎える小説。 でも、だからこそ、余計に遠藤周作とはどんな人なのか、ほかにどんな作品を書く人なのか、気になって読んだのが天使だった。 - 2026年5月22日
エンキョリレンアイ (新潮文庫)小手鞠るいかつて読んだ今はもう、連絡すら取れなくなってしまった友人から教えてもらった小手鞠るいの、エンキョリレンアイ。 この作品を読んだのは高校生の頃だった。 当時わたしは、叶わない恋をしていた。 けれど、あの頃はただ、ただただ、無我夢中で、 この人生のすべてをこの人に捧げたいと本気で思っていた。 そんな時に読んだこの作品は、まるで自分を慰めてくれるような物語だった。 どんなに悲しくても、どんなに辛くても、 いつかその願いは報われると。 いつか、夢は叶うのだと、そう言われているような気がした。 小手鞠るいのエンキョリレンアイは、 わたしにとっての救いのような作品だった。 - 2026年5月22日
四月になれば彼女は川村元気かつて読んだこの作品を読んだのは、いつだっただろうか。 思い出せないのだけれど、人を愛すること、 今を生きること、そのすべてを、 自分の中に落とし込めるような、そんな作品。 写真とカメラを持つ彼女を、 わたしはまるで自分に投影しているような気がする。 カメラを初めて触った時、 夢中になって、世界のすべてを写真に収めていたとき、 わたしは彼女のように生きていたのかもしれない。 「ただ、きみを愛してる」とは違うけれど、 少しだけ似たものを感じる。 作品の持つ温かさ、その中で生きる人々、 大人になった今だからこそ感じられるものがある。 - 2026年5月22日
ナラタージュ島本理生かつて読んだ高校生の頃、初めて読んだ作品。今から、15年前くらい。 当時、ネットの掲示板で「初恋の先生と結婚した」というスレッドが話題になっていた。その時に、学校の先生との恋愛という観点から、知ったのが、このナラタージュだった。 高校生ながらに夢中になって読んだ。 先生との恋愛ってこんなに苦しいんだ、と。 もちろん、こんなのはフィクションだけれど、わたしは幼心にこういう恋愛に憧れていたのだと思う。 ネットの掲示板の話は、ハッピーエンドだった。 それに比べると、ナラタージュはあまり幸せとは言えない終わりだったかもしれない。 そこから数年後、わたしが大学生になった頃、ナラタージュは映画化された。 ネットの掲示板のほうの先生は、俳優の「堺雅人さん」のような人だったので、ナラタージュもわたしの中では勝手に堺雅人さんで想像していたけれど。 でも、映画館には3回ほど足を運んでしまった。 何度観ても、とても良かった。「良かった」と、簡単に言うのは憚られるくらい、素敵な作品だった。 ナラタージュは、多感な高校時代に読んだ作品のひとつ。巡り巡って、今のわたしの一部でもあると思う。 - 2026年5月22日
新世界より貴志祐介かつて読んだ上巻だけでなく、下巻もかなりのボリュームを誇っている。だからこそ、読み応えがある。 個人的には、アニメ→小説→アニメと言った形で、何度も見直し、読み直してほしい作品。 優生思想を推奨するつもりはないけれど、生きるために、必要となってしまった時代の話を間近に感じられる作品として、とても楽しく読んでいた。 貴志祐介という作家の凄さを まざまざと感じさせられる面白い作品です。 とてもおすすめです。 - 2026年5月22日
新世界より貴志祐介かつて読んだSFというジャンルにハマったきっかけは、おそらくこの作品と出会ったから。 今からもう10年以上も前、深夜アニメで、初めて新世界よりを知った。 作品を読んだ今、改めて、アニメの完成度の高さに驚かされる。けれど、この作品は、小説(原作)を読んで、初めてその全てがわかるものだとも思う。 今から遠い未来、こんな世の中が到来したらどうなるのだろうか。 - 2026年5月22日
夏みかんの午後永井宏かつて読んだ今は亡き、永井宏先生の作品。エッセイのようでもあり、小説のようでもある。 この作品を読むたびに、わたしは葉山に行きたくなる。葉山の海を見たくなる。 昔の恋人と、葉山に行った思い出。 今でも鮮明に思い出せる記憶。 かつての恋人を忘れられないからなのか、 それとも葉山の海が恋しいからなのか。 この作品を読むたびに、わたしは遠いあの頃を思い出してしまう。 - 2026年5月22日
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