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モヘンジョ・パロ
モヘンジョ・パロ
モヘンジョ・パロ
@mohenjoparo
我が家にある本は一生をかけてもすべてを読み終えることができないことがすでにわかっている
  • 2026年7月8日
    よかれと思ってやったのに  男たちの「失敗学」入門 (双葉文庫 き 37-01)
    自分は気をつけているから大丈夫 などと思って読みはじめ、数分でそれが完全なる慢心だったことを痛烈に突きつけられた 結婚・子育てを経て、さまざまな失敗を犯し、そのたびに反省して行動を改めてきたつもりだが、これは直したら終わりというものではなく、常に意識し続けなければならないのだと自覚できた これは自分は無いな……と思ったエピソードも、ほかのエピソードとあわせて読んでいるうちに、あ、やっぱりあれも無意識にやらかしているのかもと、全てが身につまされる思いとなった あるいは近い将来にやらかす可能性も視野に入れなくてはいけない またこういう価値観は時代次第で次々に変わっていく。絶対的な正しさではなく、相手がいて、自分がいる。そのことを忘れずに生きていきたい
  • 2026年6月21日
    あなたはなぜ雑談が苦手なのか
    中年男性の孤独問題が取り沙汰されてる昨今だが、中年男性に近づきつつある自分には他人事でない問題だ。なぜなら気軽に雑談できる相手が身近にいない。予定を合わせて会って、ほとんどがアルコールが伴って、その時は楽しくても、空虚感を味わうことの方が多くなってきた だからこそ、昼間にふらっと頻繁に会って、他愛もない会話ができる相手の存在か欲しいと思ってしまう 歳をとってからであっても、いやだからこそ行動し続けないといけないなと思った
  • 2026年6月21日
    火星に住むつもりかい?
    本棚に長年眠っていたのを思い立って読んだ 伊坂作品は「オーデュボン」以来 前半の胸糞展開は真骨頂という感じ 後半、伏線が回収されていってだんだん展開が読めてきたところで「あれ?ここで?」というところでスパッと終わる。体感あと 20 ページくらいはあるのかと思ったが、それが一番やられた感があったかも 巻末作者あとがきで、タイトルを勘違いして読んだ人にお詫びをしていたが、 SF だと思って手に取ったのは私です。それも伏線かなにかでしたか?
  • 2026年6月15日
    数学の世界地図
    数学好きを拗らせて YouTube で日々数学系チャンネルを見ている。古賀先生のチャンネルは必要なことをシンプルに伝えてくれてとても好き 本書は大学数学の各分野を網羅的に解説してくれる本。自分は数学は専門ではなかったけれど理系学部で工学系の数学を中心に学んでいたから、どんな分野があるかはある程度知っていた。しかし、本書ではそこをもう少し踏み込んで具体例や簡単な証明なども紹介してくれている。自分のような、もうちょっと知りたかったんだよなと思っていたものにはちょうど良い歯応えのある内容だった。しかし難しい概念もそこそこあり、いくつかは飛ばしてしまった。また興味が出てきたときに見返すのがいいかも知れない 数学の得意な高校生、理系大学に進んだ一年生、過去に数学にハマったけれど数学に愛されなかった大人の人 ( 自分のような ) たちには楽しめそうな内容だと思う
  • 2026年6月12日
    21 Lessons
    21 Lessons
    サピエンス全史 ( 過去 ) → ホモ・デウス ( 未来 ) → 21 Lessons ( 現代・本書 ) と読んできた 自分のごく限られた周辺のできごとに追われて生きていて、ニュースを通して世界の様子を伝え聞く。だけどそれを知っても「それで?」となってしまいがちだ。もちろんそれは自分自身の無知からそうなる 本書では現代の世界で起こっている事象とその根底にある関係性を一から説明してくれて、そうだから自分にもつながってるんだよもっと考えていこうぜと教えてくれる 過去二作は人間そのものの性質についての話だったが、今回は社会にフォーカスし、人間たちの作り出したものがどうなっているのかを見せてくれる 日本で生きていて気にも留めないような世界の動きがもう少しよく見えるようになるかも知れない
  • 2026年6月3日
    ホモ・デウス 下
    ホモ・デウス 下
    ようやく読了。上巻の内容はほとんど忘れてしまったが、それも終盤のデータ至上主義にすべて持っていかれてしまったがためだろう これが 10 年前の本だったのか、つい最近出されて世の中を考察しているのかと錯覚するほどの予測精度だ このままいけば人間は人間ではなくなるわけで、筆者はその予測が外れて欲しいと願っているとも窺える。だがどうやら今のところ筆者の予想の通りの 10 年後が今だろうか……? あと 5 年先はまた違った価値観が生まれていると考えれば、今読んでおけて良かったかもしれない
  • 2026年5月26日
    ナショナリズムとは何か
    図書館で借りて、返却日に再び借りてを繰り返して約半年かけて何とか読み切った。自分には馴染みのない分野だったため、なかなかすらすらとはいかず、内容もどこまで理解できたか定かではない しかし、徹底して実態とデータに基づき淡々と冷静に分析した上での考察を展開する筆者の姿勢には終始感銘を受けた ナショナリズムという大きなテーマは、おそらく新書の中で語るにはあまりにも断片的にならざるを得ないと思えるほどに複雑で混乱に満ちていることが窺えた 単に国籍や宗教、地域や言葉の違い、あるいは身近なところでの、いわゆる仲間と敵、についても同じことが言えるだろうが、目に見えているラベルだけで線引きをすることがいかに愚かなことであるか、ということをこの本で学べた
  • 2026年5月14日
    ルポ 「トランプ信者」潜入一年
    2020 年のアメリカ大統領選挙の最中、筆者はトランプ陣営のボランティアとして潜入し、「トランプ信者」たちへの取材を敢行した。この選挙ではバイデンの勝利に終わったが、選挙期間中ではトランプは巧みに大衆を扇動している様子が伝わってきた トランプの生い立ちを詳しく解説してくれる章があり、日本人にはわからないコンテクストを補強してくれて助かった。確かにトランプに夢中になる人が出てくるだろうというのはさもありなんと言えそうだ エピローグで 「トランプは自分の発言を、本当だと証明しない。トランプ自身が証明できないことを知っており、証明するつもりもないからだ。ウソを証明するのは、敵対する陣営の仕事だとして放棄している。だから何度、事実確認 ( ファクトチェック ) で、間違いを指摘されようとも平気なのだ ( 『歴史修正主義』 ) 。」 とあり、これは一筋縄ではいかないな……と改めて実感した
  • 2026年5月5日
    デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上
    デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上
    映画を観て不思議な魅力に取り憑かれて読み始めた 何とか上巻を読み終えた。映画で言うとまだまだ全然序盤のところだな……何という重厚な物語か 隙間時間で読んでいて登場人物の相関図が曖昧なままだ ワームはまだまだ息を潜めている……
  • 2026年5月5日
    資本主義と、生きていく。
    資本主義に翻弄される私たち。でもその仕組みを理解してうまく付き合っていければ、お互いハッピーだよねと教えてくれる 何より私たちは数値や競争が当たり前だと刷り込まれて育ってきてしまっている。その前提を疑うとまでは言わないまでも、なぜそういう考え方になってしまっているのか?を知ることは大事。その上で、資本主義の良いところは大いに取り入れて、辛さを感じるならうまく距離を取ろう。相手をよく知り、自分の立場と考えを伝える。これもコミュケーション論なのだろう
  • 2026年4月28日
    三体0 球状閃電
    三体0 球状閃電
    謎の現象「球電」に翻弄される主人公たちを描く、三体の前日譚 前日譚といっても、三体に完全につながる話というわけではなく、ここで書かれた話が三体へのインスピレーションとなっている、というのは大森望先生の解説パートより。尾田栄一郎先生の WANTED の ROMANCE DAWN みたいなものだろうか 球電はリアルな世界にもごく稀に起こりうる自然現象だが、この話では SF の文脈で肉付けされ、その裏付けの設定もリアリティがあって引き込まれていった 三体で活躍する物理学者 丁儀 のファンは必見!
  • 2026年4月26日
    華氏451度〔新訳版〕
    華氏451度〔新訳版〕
    「おお….、おお…」という感じで本を焼かれていく様を嘆きながら読み進めていったが、中盤自分の予想を超えた展開に戸惑いを隠せない ベイティー隊長の過去が気になりすぎる。もう少し掘り下げて欲しい……! 余談だが、口論の際に古典をすらすらと引用できる大人になりたい
  • 2026年3月24日
    ビジネスの結果が変わるN1分析
    図書館で借りて読んだ 顧客のインサイトを理解することは多くの場で語られているが、その顧客の粒度についてはこれまで意識させられることがなかった 身近な人に喜んで使ってもらえることを考えるのが何より大事だと頭ではわかってはいても、それが組織にとっての利益につながるかどうかを説明できない この本はその視点を変えて見てみることを教えてくれた 分析手法はあちこちで言われているやり方と変わらない。だがそれらを、どういうタイミングでどのように使うかというところを、本書の中で言う「帰納的」に考えることで、その分析手法の意義を改めて納得感を持って取り入れることができそうだと思った
  • 2026年2月20日
    NEXUS 情報の人類史 上
    NEXUS 情報の人類史 上
    上巻を読み終わった。情報とは何か?から、一貫したテーマである「物語」を軸にしたホモ・サピエンスの繁栄。文章、官僚制、宗教と科学、民主主義と全体主義といった切り口で議論が展開された 後半のスターリン政権の歴史についての話は、直前まで読んでいたこともあり、また、現代史に明るくないこともあり衝撃を受けた。人類の歴史においては全体主義は敗れたが、人類 vs デジタルの行為者の構図になったときに果たして同じことが成り立つだろうか?という問題提起をして下巻へ続く……
  • 2026年2月15日
    子どものおしゃれにどう向き合う?
    子どもも大きくなってきてそろそろおしゃれに興味を持ち出すだろうというときの心構えとして読んでおこうと思った おしゃれにまつわるさまざまな親の心配事と実態を有効なアンケート調査、インタビュー調査によって明らかにしている 印象通りのこともあるし意外なこともあるが、定量的な結果として吟味できるのが本書の価値と言える また、心構えについても有益なアドバイスを得られた。こういう調査を続けている筆者からのメッセージも説得力がある 子どもがおしゃれに夢中になる頃には自分の常識はいったん伏せ、今の社会や子どもの周囲の環境とその関わり方にしっかり向き合って対話をしていけるような関係性を作っていきたい
  • 2026年1月15日
    スマホはどこへ向かうのか? 41の視点で読み解くスマホの現在と未来
    西田宗千佳氏の最近の著書ということで購入して読んでみた 著者はガジェットやインターネットコンテンツに関するわかりやすいコラムを日々執筆しており、そういった各種メディアや X などの発信もいつもチェックしている この本も、そういったオンラインの情報を見ていれば大体が知っている内容ではあるが、タイムラインを眺めて流れていってしまうものは知識として定着しづらい。こういった体系的なまとめをさらっておくのも時には重要だ 自分はスマホのテクノロジーには興味はあるが、マーケティングやキャリアとの関係性といったところはあまり追っていない。だからここで知ることができて良かった また、なぜ日本のティーンズはここまで iPhone のシェアが高いのがなどの筆者の考えも、切り口が面白いなと思って読んだ
  • 2026年1月10日
    三軒茶屋星座館4 秋のアンドロメダ
    長く積読していた三軒茶屋星座館シリーズ。ついに最後まで読めた シリーズ序盤は星座の物語を楽しむゆるふわエンタメ小説だと思っていたのだけれど、だんだん物騒な事件に巻き込まれて行ってこの最終巻はドキドキしながら読んだ でも最後の最後にはいろいろあった伏線を全部回収して、すっきり終わってとても晴れやかな気持ちになった 家族のあり方に決まりはないからこそ、お互いが納得できる形で生きていくには、自分たちで悩んで話し合って、自分たちだけの答えを探っていかないといけないなあと思った
  • 2026年1月5日
    SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか
    SF でよくある設定、たとえばコールドスリープだとか電脳化だとか脳機能の拡張だとかを、 SF 好きの医師が考察する空想科学読本 もちろんこの手の言説は、条件付きで可能とか、近い将来ボトルネックが解消されるようなことがあれば可能とか、そういう話になってしまうのだが、ここから学べることもかなりある SF の世界がもう実現できる、なんて眉唾物の噂話なんかは一度立ち止まって考えられるようになるかも知れない。それっぽいこと言っているけど人間の脳のつくり的におかしいよな、とか、その技術はこの技術が無いと成立しないのにそれについては何も言ってないのはおかしいな、とか、その辺の肌感覚がわかるだけでもこの本を読んだ価値はあった また、種本として面白い SF 作品がたくさん紹介されている。古典から映画・漫画・アニメまで。まだまだ読んだり観たりしていない作品もあったので、それを見る楽しみも増えた
  • 2026年1月5日
    モヤモヤそうだんクリニック
    モヤモヤそうだんクリニック
    小学生からの素朴な疑問に脳科学者の池谷裕二先生が脳のしくみの観点から一緒に考えてこたえてくれる本 どうして勉強しなければいけないの? どうしたら自分に自信がもてるの? 死ぬって何? ゲームってやっぱりよくないの? といった、子供からいきなり質問されて答えに窮する問題に寄り添ってくれる。大人になった自分もそれを見てすっきりしたりまたモヤモヤしたり ヨシタケシンスケさんがかわいい挿絵でさらにモヤモヤを広げてくれて ( もちろん良い意味で ) 、やっぱり考え続けることが大事だよなと思ったり 低学年の子どもがいるが、もう少し大きくなったらまた一緒に読もうと思う
  • 2026年1月2日
    ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
    ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)
    やっと読み切った!初めてのギブスン。フルボディな SF だった これがギブスンか……一年ちかくかけて隙間時間に読んできた。もはや全体像はまるで把握できず 特有の用語と表現、神出鬼没のキャラクターたち。これらが複雑に絡み合って序盤からストーリー理解の指針を失う しかし何だろう。ずっと読み続けていた。この独特の筆致を目で追っているだけで、いつの間にかこの世界へ “ジャックイン” してしまうんだ。話は理解できていない、でも自分はこの世界のあるがままをただただ目の当たりにしている、そんな錯覚に陥っていたように思える まるで壮大な叙事詩を読んでいるような、そんな感覚。それが初見のこの本を完走した正直な感想だ 面白いかつまらないかは現時点では判断できない だが今度はストーリーをちゃんと追っていきたい。用語集と人物相関図 ( 人物でないものもいるが ) と地図が必要だ
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