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モヘンジョ・パロ
モヘンジョ・パロ
モヘンジョ・パロ
@mohenjoparo
我が家にある本は一生をかけてもすべてを読み終えることができないことがすでにわかっている
  • 2025年9月23日
    バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) (言ってはいけない)
    Kindle でちびちび読んでようやく読み終わった 人間の陥りがちな思考の落とし穴を、そこまで言っちゃう?の部分まで含めて考察していく。無知に自覚的になれるか、それを受け入れてうまくやるのかを考えるきっかけになったかも
  • 2025年9月17日
    結局、人生最後に残る趣味は何か
    若い頃は自分の趣味に、おかしな話だが、誇りを持てなかったことに劣等感を抱いていた。他人に自慢げに話せるような趣味を始めてそこそこ身についてきた頃に周りに話しては賞賛の言葉をもらって悦に浸っていた 今思えば顔から火が出る思いだ ここ数年で身の回りの環境が変わり、広く浅い関係性の知人と関わることもなくなり、そういった趣味も目的が変わった きっかけは不純なものかもしれないが、趣味それ自体は突き詰めれば魅力的なものばかり。なので純粋に自分自身のために趣味を楽しむようになった。今は成長していくことそれ自体が楽しい そんな中でこの本に出会い、とても元気をもらった どうせ趣味を続けるのなら「上手な素人」ではなく「下手な玄人」を目指せ、と筆者は言い、それがどんな景色かを教えてくれる 筆者と同じような方向を向いているとは思ってはいたが、筆者はさらに上位概念に到達していた。素人から玄人の域に踏み込むにはまだ自分には何かもう一歩踏み込む必要があるなと思った。そしてそうするだけの価値は十分にあると感じられた きっと「上手な素人」止まりなら、天井がある。成長が止まるのだろう。下手なりにでも玄人の域に入り込みさえすれば、そこから先は死ぬまでワクワクする世界が待っているはずだ
  • 2025年9月1日
    「ついやってしまう」体験のつくりかた
    ゲームはユーザーエクスペリエンスの最高到達地点だと思っている 名作ゲームの中に散りばめられた「夢中になる仕掛け」を丁寧に紐解いて解説してくれている。そしてそのノウハウをジャンル問わず仕事や日常生活へどう活かすかのロールモデルまで ページの構成にも夢中にする仕掛けが施されていて最後まで楽しく読めた
  • 2025年7月23日
    自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか
    2 年前の夏に体調を崩した。医者は自律神経がおかしくなってのことだという。自律神経由来の体調不良は話には良く聞いていたものの、自分が被ることはこれまでなかった。だから自律神経が何なのかもはっきりわかっていなかった。良い機会だから勉強しようと思って手に取ってみた 自律神経を見出すまでに至った道のりから説明されていて興味深く読んだ。また薬がどのように身体に作用するのか、副作用とは何かといったところも知識を得られた 結論としては健康の秘訣は栄養を取って早寝早起きという当たり前のことに帰結する。だがそれがどれだけ大事かということの解像度が高まったといえる
  • 2025年7月17日
    円
    「三体」→「流浪地球」→「円」と来た すっかり劉慈欣 SF に浸かっている デビュー当時の短篇たちということもあり、やや設定を理解するのに苦労し読み切るのに時間のかかった作品もあったが、著者のエッセンスは十分に感じられる。相変わらず「その金どっから出てくんねん」というスケールのデカさで描く世界にわくわくさせられる 表題にもなっている「円」は、「三体」のあのシーンが短編用にアレンジされて一つの作品に仕上がっている。夢中で「三体」を読んでいたあの頃を思い出し、一気に読み切った
  • 2025年7月9日
    進化しすぎた脳
    脳科学者池谷裕二先生と中高生との数日間におよぶディスカッションの記録 ブルーバックス版には東大大学院の学生たちとのディスカッションも収録されている 脳神経の仕組みからアルツハイマー、意識とは?心とは?の脳科学的な観点からのアプローチは、昨今においても人工知能との関わり方を考える上で示唆に富んでいる 身体性のくだりは興味深かった 後半、大学院生との議論は専門性が高く、どこまで理解できたかわからないが、最後に研究に向き合う姿勢についてのやり取りは、仕事や勉強をする上でとても励みになった
  • 2025年7月5日
    美の構成学
    美の構成学
    「構成学」という学問についてその歴史と事例の解説 美しいとは何か?何を持って美しいといえるのか?がわかる本かなと期待はしていたが、そこについて知るにはもう少し専門的な書物に当たった方が良さそう
  • 2025年6月30日
    自己肯定感ハラスメント
    「自己肯定感」という言葉が好きでない。自己肯定感を高めようというムーブメントに日頃から違和感を感じてきた。その正体をこの本からいくらか学び取れた 自己肯定感を高めようとするのではなく「自己存在感」を大事にしようというのがこの本で一貫して主張されるメッセージ。この二つはまったく違う 世の中ではこの二つが混同されて語られているように思える。だから混乱して違和感を感じる 言葉の定義を明らかにした上でそれぞれの特徴と向き合い方を考えていく必要がある
  • 2025年6月29日
    傷のあわい
    傷のあわい
    三宅香帆さんが紹介していて手にとった。おそらく自分からは選ばないだろうなあというテーマではあった。ただ、最近アメリカの人とリモートで仕事のやり取りをするようになり、海外で働くって?生活って?自分の場合はどうなるのかな?とぼんやり考えたり考えなかったりしていた時期だったというのがこの本を読む小さな接点にはなったのかもしれない 著者のエッセイという形だが、登場人物が、情景がありありと浮かんで来て、まるで自分に関係のないような人たちなのに不思議と当事者のような気持ちになってそのやり取りの輪の中に入っていける、そんなお話たちとの出会いがあった
  • 2025年5月18日
    日本の珈琲
    日本の珈琲
    ニッカのウイスキーのラベルの版画でお馴染み奥山儀八郎先生は日本でも指折りの珈琲研究家だったとのこと 本書は古代のコーヒーの興りから昭和の初期に至るまでのわが国とコーヒーとの関わりが記されている コーヒーそのものの解説というより当時の文化・風俗にスポットをあてて当時の文献とともに紹介していくというスタイルなので、特に江戸時代、鎖国以降の歴史に明るいともっと有意義に読めたかもしれないかなと思った
  • 2025年5月16日
    時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙
    ついに最後まで読み終えた 壮大な宇宙の物語。文字通り、壮大な宇宙の物語だ 人間なんてただの粒子の集合体に過ぎないわけだが、私たちは意識を持っていて心を持っていて考えることができる。それはこの宇宙の法則に照らし合わせたら何を意味するのか?を宇宙物理学者である筆者の専門分野から愚直にアプローチし、考察を進める 内容は硬派に宇宙論を真面目に語りつつもどこか詩的でユーモアがあふれる彼のセンスにはいつも夢中にさせられる
  • 2025年4月11日
    ダーウィンの呪い
    「ダーウィンが言っているから」と大義名分を掲げて人々を扇動することの愚かしさを追求している “ダーウィンはそんなことは言ってない” そして後半の大部分を、優生学を事例に挙げてその批判に割き、筆者の主張が補強されている われわれ人間は、いかに不完全で矛盾に満ちた存在であるかということを認め、その中でおかした過ちを修正していきながら少しずつ、自分たちにとっての善を積み上げていくことを続けていくのみである
  • 2025年3月31日
    暇と退屈の倫理学
    事物に対する解像度が高まるほど、退屈という状態を有意義な時間に変えられると思えた。だからこそ勉強することが大事なんだ。死ぬまで勉強し続けられるなら、それが一番幸せだ
  • 2025年3月5日
    精霊を統べる者
    精霊を統べる者
    文庫化待ちきれず買った 文庫化なんて期待してもわからんし
  • 2025年3月5日
    透明都市
    透明都市
    文庫が出たタイミングで読みたいな〜
  • 2025年3月5日
    異常【アノマリー】
    異常【アノマリー】
    帯が気になって…
    異常【アノマリー】
  • 2025年3月5日
    異常【アノマリー】
    異常【アノマリー】
    帯が気になって…
  • 2025年3月5日
    超軽工業へ
    超軽工業へ
  • 2025年3月5日
    データ と デザイン
  • 2025年3月5日
    ミッキー7
    ミッキー7
    重めの設定なのに「ふふっ」てなってしまう軽快さ。なんか好き
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