羊式型人間模擬機
89件の記録
うどん@ezm4sy2026年2月11日読み終わったなかなか一言では表せないが、とりあえずこれがデビュー作というのは凄いな。男性が羊に変わる謎の一族を見守るアンドロイドが視点、というのが珍しさではあるが、人間としての生がどうこうみたいなメッセージはあんまり感じ取れなかった。長いタイムスパンでフラットに一族を見つめられる存在であり、思考や語彙の独特さが語り手としての魅力になっているという点でアンドロイドとした采配は有効だと思ったが。 選評を読んでも力作にして怪作であることは一致するが傑作かどうかは意見が分かれていた。読み手の技術が試されるな(SUSURU的な文脈ではなく)。人が羊になり、親族に供されることで最期を迎える世界観は魅力的。キャラクターも結構良いがなんか覚えづらい。家系図があって助かったが。文体は独特で文章自体も面白い、ストーリーはまぁ…。本当に評価が難しいね。

九日@kokonoka2025年5月10日読み終わったジュンク堂藤沢店で『当店のスタッフの本です!』と特設コーナーがあった。 すごく読みにくいし全然分からん…!と思いながら読み進めるも、中盤あたり、日向と真昼の話あたりから面白く感じ始めて、結局わたしは互いの関係性を感じるところが好きなんだなあと思うなどしました。幻想文学、全然読み慣れてない。最後まで分からないまま読んだけど選評読むにそれでいいのかも。 著者の受賞インタビューか何かで、SFの懐深さと優しさがよい、みたいな言葉が好きだった。
バーナード氏@barnadoshi2025年5月2日幻想文学主人に対する服従とは、まぁ、底のほうにある君の枷ではあるのだけれど、僕たち人間の底にだって生命という枷がある。君にはその枷がないかわり、別の有限を持たせているんだ。服従がその有限だ


夜空@karashi_wasabi2025年4月28日読み終わった借りてきた男性が死の間際に「御羊」に変身する一族に仕えるアンドロイドの「わたくし」。 血族の者は「御羊」の肉を食べるしきたりがあり、そのための肉を捌くのが「わたくし」の生業。 自分の好みの作品だった。 語り手がアンドロイドで文体も独特。 幻想小説が好きな人は満足できるものだと思う。引き込まれた。



よ@h___432025年4月12日読み終わった一人称の形式なのにやけに淡々としてフラットな印象だな〜と思っていたけど、心情描写が全くなくて事実の連なりだからそう見えるんだって途中で気づいて、なるほどな〜と思った
ゐ@moon_i92025年4月2日読み終わったハヤカワSFコンテストの大賞作品。男はいずれ羊になるというとある一族に仕えるアンドロイドの視点から、その一族の、人の、その描写のみで語られていくおはなし。幻想的な雰囲気で、淡々と…。独特な文体がアンドロイドの不完全さを表しているんだなぁ。感想の抱き方がわからなくて、不思議な物語だった。


ゆづる@cocone2025年3月16日買った読み終わった気づけば一気に読み終えた アンドロイドの知性を介して読む作品世界 過去と今とが並列に、同じ鮮度で語られるので決して読みやすくはないけど、こうまで色鮮やかに覚えていてもらえる人々のことちょっと羨ましく思います

ごとー@ptk5102025年3月10日読み終わった色々な思いが浮かびつつもやもや霧散するもどかしい読後感。一族の女性陣から受ける印象が強く、里木様から日向様と真昼様の関係性が一番眩しいとは思った次第であります🐑
七瀬由惟/Yui Nanase/あーしぇ@ashe_dalmasca2025年3月8日読み終わったええ、はい、死の直前に羊になる(雄性限定)一族と、そこに仕えるアンドロイドの風変わりなお話でございました。 ええ、ええ、文体やキャラ設定の点で一度苦手意識が働くとなかなかに読み進めるのは困難でございます。 ええ、ええ。式と型が重なる違和感のある表題は、あの式が執り行われる終盤で腑に落ちたのであります。 ええ、ええ。過去の同コンテスト作品の評でもそうだったけれども、どうやらわたしは委員のAさんと感覚が似ているようでございます。 ええ、はい。
七瀬由惟/Yui Nanase/あーしぇ@ashe_dalmasca2025年3月7日読んでるこの異様な世界観に拒絶反応を来たしつつ読みはじめた。かれらは本来、人間存在なのか、それとも羊存在なのか? それが問題だ。
こじまさとし@skoji2025年1月24日読み終わったお気に入りこれはすごい小説だった。男性が死ぬ間際に「御羊」になる一族、に仕える存在の一人称でかかれている。この、すこし読みづらい文に、催眠的に取り込まれて一気に読了した。 冒頭の文章を引用する。これだけでしびれる… 以下引用 —— きょうのあさ、だから今朝、大旦那様が御羊になられた。太陽はすでにのぼっていた。大旦那様の部屋のドアーは堅く重たいものである。固く重たく太い木なので、叩くと叩いた方の体がゆれる。大旦那様は耳の聞こえないようになっているので、もとより返事はないのだった。


































































