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- 2025年8月16日いくつもの週末江國香織読み終わった友人の薦めで📖 可愛らしい女性像と、結婚という甘い菓子のようで実はそうでないナマモノが江國香織調に描かれている。 江國さんの手にかかると、すべてが柔らかい布に包まれてハグされているようになるのが好き。
- 2025年8月1日
- 2025年7月27日宝石の国(13)特装版市川春子読み終わった
- 2025年7月22日
- 2025年7月22日宇宙人の部屋小指読み終わったページをめくる手が止められず、一気読み。 知り合いにも社会に溶け込めず苦労している人がいて、その人は何も悪くないのに、頑張っているのに人と違うだけで惨めそうにしていたのを思い出した。 コメダであやうく泣くところでした……。 器用に生きられなくても、傷つきながらも幸せに生きようとする。 強くてやさしい著者を、酒の依存と戦う彼らを好きになり、幸福がいつまでも続くようにと勝手に願ってしまう。
- 2025年5月29日女のいない男たち村上春樹読み終わった映画ドライブ・マイ・カーが村上春樹との初対面でボロ泣きし、原作が気になって読んでみた。 文字通り女のいない男による語りの短編集で、ドライブ・マイ・カーもその中に収録されている。映画よりもコンパクトで味わいが違って楽しい。 映画では「生きることの苦しさ」と「その上での希望」を軸にしていて、原作では個別具体、あくまで1人の男と女性の生き様が描かれている。 全編通して男から見た女を取り上げていて、女性の私からすると理解が追いつかないところもある。それなのに、ピュアで、不器用で、独特の儚さを持つ男たちになぜだか泣けくる。一緒に寂しくなったり、肩を抱き寄せてあげたくなるような……。 男女はこれほどまでにわかりあえず、それゆえ惹かれてしまうものなのかもしれないねと思わせるものでもあった。 自分とは男女観が違うけど、持ち合わせの価値観・倫理観をコインロッカーに入れて楽しむと良さげです。
- 2025年5月12日あしたから出版社島田潤一郎読み終わったわたしはこの著者の、素直で不器用で優しいところがすごい好きです。ふいにやさしい涙が出て、今のままの自分で真っ直ぐあしたを生きていこうと思える本。 近日映画化されるらしく、今からワクワク😸
- 2025年2月7日傷を愛せるか 増補新版宮地尚子読み終わったSNSで最近見かけて何となくうちにやってきた本。 生活の中から心をじっくりと見つめ直す、精神科医によるエッセイ。何かが解決するわけでも、傷が癒えるわけでもない。 心の複雑さを素直に向き合っているのが言葉の節々から伝わってきて、なぜか、緊張がほぐれていく。あたたかくて、心地よい。自分にも周りにも優しくなれそうな気がする。 2025年上半期、私的読んでよかった大賞受賞🎉
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